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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

教育と福祉の連携 2

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先日も書きましたが・・・

教育と福祉の連携・・・から

「一緒にやろうよ」へ・・・

って昨日から・・・

学校の先生が投稿しているのであろう?

記事を読みながら・・・なかみを考えています。

昨日の続きを読んでいくと・・・

 

支援の世界は面白くて・・・

有料サービスを提供する専門家/スペシャリストや理論を

展開する学者より、無資格無償のボランティアの方が

有効な支援ができちゃったりすることがあります。

逆に基礎基本を知らずにボランティアして

支援する側もされる側も不幸になることも・・・

 

どっちにしろリスクがあるなら・・・リスクを覚悟で

支援にみんなの力をかりるのはどうなのでしょうか?

「個人情報」「専門性」とか心配したり難しく考えたり

したらきりがない・・・ 

そもそも一昔前なら「ご近所」が「個人情報」も「専門性」も

お構いなしに・・・それが・・・

ボランティア活動だという意識もなしに困っている身近な人が

助けていたはず・・・

ご近所が喪失してしまった今・・・

教育や福祉関係者にしわ寄せがきてしまっているようにも感じる。

しかし・・・

少ない教育機関や福祉関係者だけで「家族支援」を担うのは限界です。

 

「家族支援学」の前提は

「対等で親しい関係の上に支援は成り立つ」

ということを・・・もう一度かみしめ「専門性」「役割」を超え・・・

そばにいる人みんなで何とかならないのでしょうか??

 

教員と子ども家庭支援センターだけでなく・・・

PTAもクラスメートも「家族支援」に巻き込めたらいい・・・

「教育と福祉の連携」を言うだけの人も・・・

こっちから誘ってしまえばいい・・・

散歩のついでに、帰宅途中に・・・

それぞれがちょっと心配な子の家の周りの様子を見てくれるだけで

いいから・・・

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そう締めくくっている・・・

 

そうなんですよ・・・

きっと・・・誰も気にしてないわけではない・・・

もちろん・・・人のことなんて・・・何にも気にしない・・・

気にならないし・・・関心もない・・・

そんな人もいるだろうけど・・・

私の周りには・・・そんな人は少なくとも少ない・・・

・・・で本当に心から心配もしてる・・・

 

だけど・・・やはり・・・「行動」ができない人が

ほとんどなのだ・・・

「行動しない」というより・・・たぶん・・・

何からどう取り組んでいったらいいのか?

わからないという方が。。。しっくりくるのかもしれない。

 

世の中に「おせっかい」と呼ばれるような方が・・・

皆無になったのか??

きっと・・・そんなこともない・・・

活躍する場がなくなってしまってる・・・(笑)

それだけの気がする・・・

 

この方の言うように・・・

高齢化対策、社会の働き方改革、少子化対策

他もろもろ・・・

そんなことも・・少しセッティングできる人がいたとしたら

きっと・・・

少しづつでもよくなっていく・・・

この方も・・・結びの最後には

 

みんなでなんとかしようってシンプルな話にすればいい・・・

今となっては夢物語なのかな??

でも諦めないで・・・できる範囲でやってみようと思うって

書いてた。

 

うんうん・・・そうそう・・・

大きなことでなくていいから・・・夢物語のように

たいそなことでなくてもいいから

「できる範囲」を1人1人が意識し動いていったら

少しづつ解決の糸口が見えてくるのかもしれない・・・

 

 

 

 

 

教育と福祉の連携 1

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教育と福祉の連携が必要って人は言うけど・・・

って投稿を読んでいた。

学校の先生なのかな?

 

学校は子どもにまつわる悲しい出来事の種を見つけ

それを防ぐことのできる格好の場所

けれど学校には家族支援の機能はありません。

 

本来学校は、子どもに教え育む場所だから・・・

支援が必要な家族があれば、教育は速やかに

福祉と連携すべきと思っている。

 

でもメディアやSNSでそんな論調にふれると

靄っとしてしまう・・・

 

「教育と福祉の連携を」

ってみんな主張するけど、実際に

それを地道に手伝ってくれるわけではない・・・

教員や福祉関係者だけではマンパワーが足りない。

 

子育て支援先進国には、

コーディネーターという仕事があって・・・

 

教育機関、福祉機関、家庭を絶えず周り、

連絡を取りそこのニーズをとり、

必要な機関同士をつなぐということを専門にやっている。

いわば「連携」の専門職。

 

かつて、特別支援コーディネーターという仕事が

学校に導入されると聞いたときには

感動しましたが、

それは・・・

養護教諭や学級担任が兼務すると

聞き倒れそうになりました(笑)

 

コーディネーターという仕事は本来、

片手間でできる仕事ではない。

 

全ては教育福祉予算が他の先進国に

比べて著しく少ないことが原因・・・

しかし、予算がない・・・

マンパワーが足りない。

と嘆いていても

現場は、すぐには変わらない。

スクールソーシャルワーカーが常駐してない

となかなか・・・

だから・・・結局この国では忙しい教員が

主になって

「教育と福祉の連携」

を引き受けるしかない。

 

「連携」なんて簡単には言うけれど・・・

支援したい家族について子ども家庭支援センターと

連絡を取り合って

お互いのできることを話し合い、

対策を練り、それぞれにやっていって

それを報告し合いながら・・・また次の手を考える。

その繰り返し・・・

という時間の取られる地道な作業・・・

地道な積み重ね・・・

 

教員も福祉担当も未熟であればさらに学びも必要・・・

丁寧な管理職への報告も必要になります。

 

勤務時間に無理なので・・・

休憩時間や、退勤後・・・をつかってやる。

でも・・・

時間をかけていくらやっても思った通りに

動けなかったり、

学校が期待するようなシステムがなかったり

あるはずの地域リソースがなかったり

あるいは保護者自体が支援を受けることに

ネガティブだったり

タイミングや声掛けがとても難しい。

 

よかれと思ってが・・・

上手くいかなかったり

骨折り損のくたびれ儲け・・・

なんて考えてしまう・・・

 

そうなると

「教育と福祉の連携」

に後ろ向きな気持ちにだってなります。

 

でも・・・

 

やらなかったら・・・

しんどい子は・・・そのままで・・・😢

 

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投稿の半分は・・・そんな苦悩が書かれていた・・・

 

そうなの・・・

うちのǸPOも・・・

その「連携」に一部を担っている・・・

 

私たちの会は先生方が多いのですが・・・

やはり・・・悩みながらも・・・

「できない」「やれない」「わからない」

に悩んでいるようです・・・

 

でも学校という現場にいる以上・・・

何だか・・・

周りと大きく違うこともできないし・・・

 

何だか・・・

民間を利用する社会資源を上手に使う・・・も

何だかわかってないし・・・

 

やっていいのか?どうなのかも・・・

話し合うことも

相談することも・・・

何だか・・・ないようで・・・

狭い空間の中で・・・

右往左往しているだけで・・・

 

「学校を出たら福祉制度使ってるし・・・」

「さして・・・今本人たちは困ってないから・・・」

 

なんて・・・

家族の気持ちを察したかのようなことを言うけど・・・

それってホントに聞いたの?

不安や困ったことって1つもないの?

そう思ってるだけじゃあない?

そう思おうとしてるだけじゃあない?

って思ってしまう。(忙しいからね)

 

「学校の中では困ってないか?」

 

そう尋ねると・・・

たくさんの困りごとがあって・・・

それは・・・きっと・・・

将来その家族のためにはならない・・・

そんな現状があるのに・・・

手をこまねいている・・・

 

「大きくなって・・・今こんな状態なんです・・・」

 

小さなころから・・・

その部分をどう考え、どうやって来たのか?

今の現状が・・・物語っているように思います。

 

情報を上手に処理できない・・・

相談できる相手もいない

本音を語り合えない・・・

 

そんな人が増えてるなーーーって

今・・・ずーーーーーーっと思いながら・・・

その課題をどう解決できるのか??

日々考えることばかりです・・・

 

 

 

 

引き出し屋って知ってました??

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ひきこもり・精神疾患・・・

訪問支援充実へ 全国組織4月に設立

 

全国組織・・・これができると助かる方・・・

今の8050問題・・・それより若い世代にも

朗報ではないでしょうか??

 

ひきこもりや精神疾患がある人達の訪問支援

「アウトリーチ」

に取り組む団体が医療や就労など各分野で

培ったノウハウを共有して支援の質向上を目指す

一般社団法人

「コミュニティーメンタルヘルス・アウトリーチ協会」

を4月に設立するそう・・・

 

訪問支援の分野の横断的な全国組織は初。

 

ひきこもりが長期化し80代の親と

50代の子が社会で孤立する

「8050問題」では・・・

「引き出しや」・・・と

呼ばれる悪質業者が問題となっている。

「引き出しや」とは・・・

「ひきこもり自立支援」をうたう

民間業者などで・・・

ホームページなどもあるらしい・・・

 

ある事例では・・・

相談に行くと“早い対応が必要”と言われ

提示された金額は900万円ごえ・・・

自宅を売却する

段取りまでして準備された方もいるらしい・・・

(本来は月15万から25まんくらいらしい)

 

スタッフが自宅に面談にやってきて・・・

話を聴き

「必ず自立させます」

と自宅から連れ出し県外へ・・・

その後・・・

「自立を妨げては・・・」

と連絡を取らずにいた所・・・

最終的に彼は命を落として自宅に戻ることになった。

 

警察署でやせこけたいたいと対面、

ひげは伸び、足は骨と皮だけに

なっていたという。

遺体が見つかったアパートでは

ごみやペットボトルが散乱

冷蔵庫はカラ。

 

「元気で仕事をしていますか?」

と書かれた手紙は

知のついた状態だった・・・

 

死亡推定は1~2週間前・・・

「食べるものがなく・・・

餓死したのでしょうか??一体なぜ??」

金融機関口座をみると2017年12月に介護職につき

翌年7月には離職。

その後・・・8か月後辺りから

家賃や公共料金の引き落としが滞っていた。

母親は出ていく前・・・

別に400万も追加で払っている。

 

「もっと業者がちゃんとしてくれていれば・・・」

 

と嘆く・・・

 

入所施設がある所では地元住民のところや役場に

過去に何度も助けを求めに来た人もいるとか・・・

中には自殺した人もいるという。

 

過去に入所していた人の話では

1日5時間の農作業をさせられ、「作業体験代」

として1日1000円受け取り、

あとは監視カメラ付きの部屋で過ごす。

 

「低賃金で労働させられ、

他に自立プログラムはない・・・」

 

他にも被害は後を絶たないようだ・・・

 

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内閣府の推計によるとひきこもりの40~64歳は

61万3千人。

 

他に頼る先もなく、孤立した親と子がいることを

物語る。

 

「大金を払ってでも何とかしてほしい。」

そう願う親がいる。

 

ちゃんとやっている業者もいる・・・

 

全てが・・・ってコトではないけど・・・

こうやって「人」の弱み、辛さ、きつさ、苦しみに

寄り添うふりをして・・・

近づいてくる悪徳業者もいる・・・

 

この法人が第三者の積極的で質が高い関わりが

期待される。

新法人は重い精神疾患の人でも地域で暮らせるよう

「ACT全国ネットワーク」が企画

若者支援の

ǸPOスチューデント・サポートフェイス(SSF)

などが賛同し設立が決まった。

 

6月には東京で設立総会を予定。

初年度は50団体500人ほどの参加を見込む。

 

「アウトリーチのスキルを集結し、質の高い取り組みを

増やしたい」

 

と意気込んでいる・・・

 

さまざまな情報を集めるとき・・・

ホントに正しいか?自分だけで判断しないこと

相談できる機関を数個は持っていること・・・

大切なことです・・・

 

自分が若いうちから・・・

様々なリスクマネジメントをしながら

いざ・・・という時に備えておく・・・

そんなことを痛感させられるような・・・

実態が世の中には・・・たくさん存在する・・・

命の危険さえも・・・すぐそばにあるんだ・・・

そう考えさせられる・・・実態でした・・・

 

 

 

 

 

 

 

ハイリーセンシティブ「チャイルド」「パーソン」

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「ハイリーセンシティブチャイルド」

「ハイリーセンシティブパーソン」

 

って言葉を聞いたことがあるでしょうか??

 

これは・・・

「人一倍敏感な子ども」

という意味・・・

 

感受性が豊か、他人の気持ちによく気が付く

 

一方で・・

周囲の刺激に敏感で傷つきやすい・・・

 

この・・・

 

大人バージョンが・・・

「パーソン」の方・・・

 

私も昨年この言葉を・・・

ある相談に来た保護者の方の口からきいて・・・

「はあーーーそういうことなんだーーー」

って知ったんだけど・・・

 

これは「障害」ではなくって・・・

「気質」みたいなモノなんですが・・・

 

報告を読んでいると・・・

子どもの結構、

ひどい状況の報告なんかも上がっていて・・・

これを読み進めていくと・・・

 

「うーーーん・・・うちの子も・・・

きっとこれだったなーーー」

 

って感じることが多く書かれていた・・・

 

昨年末に、子どもと・・・ご相談者の話をする中で

この話題について話すことがあり・・・

 

「あーーーそうだねーーーそうかも・・・」

 

なんて・・・子どもも納得していました・・・

 

小学校のときには・・・学級崩壊の中・・・

毎回発熱し・・・

早退したら・・・熱が下がる・・・

そこから学校というところへの

不適応が始まりました。

行ってるんだけど・・・感受性が強すぎて・・・

しっくりこなかったんだ・・・

と今になれば・・・わかりますが

 

当時は・・・

ずーーーーっと私自身も

深い悩みの中にいました。

でもそんなそぶりは・・・

見せはしなかったですが・・・

そんなことでずーーーっと

動かずにいるってことが

できる立場でもなかったんで・・・

でもそれが・・・

私の『活力』だったのかもしれません。

(私の話を聴いてくれる人もたくさんいたので・・・)

 

 もうその子も20歳ですが・・・ね・・・

 

生きにくさや「気質」は・・・年齢と共に

また、出会いやつき合い方を学びながら

何とかなっていくものなのだな・・・

つき合い方がわかっていくものだな・・・

っていうのを実感もしています。

 

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アメリカのエレイン・アーロン博士(心理学)が

1996年に提唱し研究が進んできたらしい・・・

 

「深く考え深く処理する」

「過剰に刺激を受けすい」

「感情の反応が強く、特に共感力が高い」

 「些細な刺激を察知する」

 

という4条件を満たすとHSC,HSPに該当。

該当者は15%から20%で5人に1人くらい

いることになります。

 

子どもはひとりひとり違います。

子どもをよく観察して

どんな時に心地よいと感じ喜ぶか。

探偵になった気持ちで接してみる。

集団に馴染めなかったり細かなことにこだわったり

するのは“わがまま”ではなく、

感覚特性による辛さかもしれません。

困ったときには周囲や専門家の助けもかりながら、

その子らしさが開花するよう

子育てを楽しんでほしいと思っています。

 

また大人になっての方々も

様々な団体が存在するようです。

調べてみて・・・

お話を聴いてもらうのもいいかもしれませんね。

 

私たちの団体にも・・・

そんなお話を落ち込まれて話にくる方も

いますよ・・・

 

話を聴く・・・は・・・

多分近くにそのような団体がなくても・・・

聴いてくれるところはあるとも思います。

 

5人に1人いるという同じような“気質”の人が

きっと周りで仲間を探しているのでは?ないでしょうか?

 

これは・・・「気質」なので・・・

周りの関わり方や・・・本人の中で何かが変わったときに

その症状は・・・随分軽減していくようですよ・・・

 

このお話に出てくるお子さんも・・・何かのきっかけに

変わられて言っていました・・・

自分の中で自分の特性の【気づき】なんかがわかって

つきあっていけるようになるのかもしれませんね・・・

 

うちの子も・・・相変わらず・・・

苦手なことは多いですが・・・

好きなこと、やりたいことを模索しながら・・・

進んでいっています。

 

信じて見つめる目・・・

そこを・・・これからも大切にしていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

発達障害のある子どもの【偏食】の実態は??

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発達障害のある子どもの【偏食】

その実態と解消へのヒント

と書かれてあった・・・

 

そう発達障がいのお子さんのご家庭では・・・

悩んでおられる方も多いのではないでしょうか?

 

でもそれは・・・

 

単なる「偏食」「わがまま」なのか?

「障害」ゆえの食べたくても「食べられない」

なのか?見極める必要があると思います。

 

「何がどうダメで・・・

どうしたらその子が食事を楽しめるのか?」

 

食事は基本楽しいもの・・・

人間が生きていくための三大欲求の1つでもある。

当たり前の・・・たぶん本能みたいなもの・・・

それが何かの形で・・・

本人の意思とは別に楽しめないのだとしたら・・・

早くに取り除いてあげれるものは

取り除く方がよいと思う。

 

これって・・・案外。。。見逃されがちで・・・

 

「まあ仕方ない」

「これしか食べないんだから・・・」

「強制するのはかわいそう」

 

とか言って・・・

 

親でさえその原因を追究したこともなく・・・

正当化?というか・・・

さまざまなストレスを抱えながら生きるのだから

これ以上・・・

 

「強制は・・・可哀そうだから・・・

 好きなように・・・」

 

なんていう方なんかも

少なくないのではないでしょうか??

(私は・・・かなり・・・お会いしてきました)

 

その度に私は

「オカシイ」「ダメだ」

とは・・・言ってきましたが・・・

 

その当時の私の認識も(つい最近まで・・・)

 

「成長期の子どもの発達が・・・」

「災害などにあったとき本人が一番困る・・・」

 

くらいの認識しかありませんでした・・・

 

まあーーーこれも一理ありますよね・・・

 

間違えではないけれど・・・

って感じですかね・・・

 

だけど・・・

一番考えなくてはいけないのは・・・

 

【本人の辛さ】

 

です。

 

東京の大学の先生が発達障害のお子さんの“偏食”について

研究を重ね137人に聞き取り調査をしたところ

その背景には“感覚過敏”などの感じ方が

あるとわかったといいます。

 

例えば“イチゴ”

発達障害のある人には「気持ち悪さ」「怖さ」を

感じる人が少なくないそう・・・

イチゴの表面のぶつぶつが

に飛び込んでくるのだそう・・・

 

“コロッケ”

サクサクした食感の衣、発達障害の人の中には

口の中を針で刺されているように感じ

 

「痛くて食べられない」

 

のだそう・・・

 

この他にも

 

「食べ物の音が耳障りで我慢できない」

 

音や臭いについても同様の感覚過敏傾向が確認され

食事がとれない原因であることがわかっているとの事

そういった身体的な問題が食の困難、偏食を

大きく規定していることが分かった。

 

これさえ早くわかれば・・・

子どもが、がりがりになってしまったり・・・

脳への影響の心配

栄養失調にもならずにすみます・・・

 

本人の聞き取りをし・・・

あとは

食感を変えたり見た目を変化させたり・・・

本人の食べやすさに着目すれば・・・

必然的に解決していく・・・

 

それをやってくださっている

自治体の療育センターなんかも

あるみたいです・・・

 

大変さの中でも・・・

子どもが健康を取り戻したり

大きくなっていく姿・・・

食べれる喜びを感じる姿など

 

きっと・・・

何のもかえがたい喜びがあるのではないでしょうか?

 

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うちは・・・小さな頃

口唇口蓋裂があったので

ミルクも飲めず・・・食も細かった・・・

少し大きくなっても咀嚼や鼻漏れ・・・

さまざまなことに困難性があり・・・

彼女自身・・・そんな特性上・・・

食事があまり好きではなかった・・・

そのトキは・・・やはり・・・

凹んではやって・・・やっては凹んで・・・

そんな繰り返しだったけど・・・

 

相当工夫したなーーー

 

「1食少量ででいかに高栄養

高カロリーにできるか・・・」

 

「味や興味づけ・・・をどうしようか」

 

学校給食でも食べれずに・・・

いたけど・・・(帰ったらすぐに捕食)

何とかほとんど病気知らずで(自分の障害でのこと以外)

小さいながらも元気に過ごしています・・・

 

何でも・・・

 

「仕方がない」「可哀そう」「これ以上は・・・」

 

なんて簡単に片づけないで・・・

大変なことは・・・

周りと一緒に・・・考えていきましょう。。。

ひとりや家族だけでは大変でも・・・

頼る周りがいれば・・・

たいしたことはありません・・・

っていうか・・・

たいしたことになりにくいです・・・

 

子どものために・・・“諦めない”

そんな応援が・・・

これからもできていったらと思います。

まだまだ・・・勉強不足もたくさん・・・

 

でもそれも・・・

みんなで補い合えば・・・

【大丈夫】

 

きっと・・・上手くいきますよ・・・

 

 

 

自分のために大切なこと

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人の話をたくさん聞く立場にいると・・・

 

自分のために大切なこと・・・っていう

簡単な「素敵な言葉は人生を変える」でみたのを

思い出す・・・

 

自分のために大切なこと

 

自分を責めないこと

笑える余裕を持つこと

悩み過ぎないこと

気持ちに正直であること

よく食べ、よく寝ること

誰かの見方であること

謙虚さと感謝を忘れない

「お疲れ様」と自分に言う

 

 

たいていのお話の中で感じることは・・・

自分を・・・追いつめすぎていらっしゃるということ

話を進めていけば・・・

「あーーー」「それでいいんですか?」

なんて気づくんだけど・・・

硬い力が入りすぎ・・・

体も心もガチガチで・・・ゆるみがない状態の方が多い。

 

よって・・・笑顔でいることが少なくて・・・

ムリに笑って・・・

また疲れて・・・を繰り返してる・・・

 

そして非常にまじめな方が多いので・・・

全てを・・・「悩み」にしちゃったり・・・してるんですよね・・・

こちらから見たら・・・

「たったそれだけ?」「そんなことない」

って思うことでも「悩み」の中にいる人には・・・

全てが「大きく」「大変」なこと・・・になってるんですよね・・・

 

そして・・・自分の大事なもの・・・

自分の気持ちや自分のコアな部分に蓋をしたり

見ないようにしたり・・・考えないようにして・・・

周りのことばかりに時間を費やして・・・

結局・・・自分という存在を・・・

どこか見落としてしまっている。

 

「周りがこうやってるから」

 

「周りからどう思われるか」

 

そんなことばかりを気にして・・・

がんじがらめになってしまって・・・

辛いよなーーーって感じに陥ってしまっている。

 

だから・・・「食べれなくなった」

って体重が激減したり・・・

過食と拒食を繰り返す中で・・・

自己嫌悪に陥り動くことができなくなって

精神疾患になってしまったり・・・

 

「鬱病になってしまいました」

 

そんな話は・・・日常茶飯事・・・

 

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そんな話を聴きながら・・・

聴いてくれる人が誰もいなくなった・・・

身近な人では話すことができない・・・

なんて話す

子どもと一緒に来てくれたあの日のことを

思い出しながら・・・

あの頃の様に・・・子ども達のために・・・って

ずーーーと味方で・・・ここにいる・・・

 

私が先輩方からやってきてもらったこと

「聴いてもらう」「行けばそこにいる」

そんなこと・・・

今までの“感謝”の気持ちと共に

やっている・・・

 

だから・・・誰かしら・・・

ふらーーーとやってきたり・・・

電話がかかってきたり

SNSでの相談(これは現代ならでは)・・・

そんな日常・・・

 

そう・・・それに・・・みんな。。。

結構頑張りすぎちゃって・・・

自分に【お疲れ様】をしてないですよね・・・

あたりまえだって・・・

見過ごしちゃってるかも・・・

 

夜に自分1人でお風呂で

「今日も頑張ったね・・・お疲れ様」

晩酌する自分に

「今日も1日・・・お疲れ様」

今日の1日を振り返りながら・・・

感情を整理して

自分の感情や1日やったことを整理するためにも・・・

マイナスから0に

プラスの気持ちもナチュラルに戻る自分へ・・・

 

こんなこと整理しながら

日々過ごしていただきたいな・・・

 

自分のために大切なこと・・・

見過ごさず・・・大切に・・・

 

で・・・

できてるのかわからない

どーしていいか~

わからなくなっちゃったら・・・

周りに聴いたらいいですよ

 

聴いてくれる人は・・・きっといます・・・

 

 

 

2019年福祉を振り返って~ 障害者福祉の課題と展望~4

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2020年になって・・・

昨年度の記事の見直していると月日の流れの

速さと人の関心の移り変わりの速さを感じる。

 

2019年福祉を振り返って
障害者福祉の課題と展望と題し

日本障害者協議会代表の藤井克徳さんと
振り返りと共に
2020年に何が注目されるにか?
課題を考えるとあった・・・

今日は藤井さんがあげていた

最後の振り返り・・・4つ目と・・・

2020年今後の注目・・・

まとめとして書かれている。

 

4つ目は、忘れてはならない

津久井やまゆり園殺傷事件・・・

 

2020年1月8日から裁判が始まる。

早、事件から3年・・・

あの日のことは今だに

衝撃と共に鮮明なのに・・・

もうそんなに月日は流れていて・・・

びっくりするほど・・・多分・・・

人の話題にさえならなくなった。

事件が衝撃的で

「語りたくない」「思い出したくない」

という気持ちもあってのことだとは思うが・・・

19人の障害者が亡くなり、27人が傷を負う

大変な事件、

これからの裁判で事件の本当の理由、

事件に至った経過、被告人の個別的な要因

彼を事件に駆り立てた背景が

明らかになっていくのだろうか?

事件を起こす前に植松被告は・・・

衆議院議長宛に

 

「重い障害は不幸しか作れない」

 

という手紙を書いている。

 

彼の優性思想・・・それはどこで培われたのか?

 

彼が育ってきた平成期は・・・

生産性や効率、速度

これらの価値基準が一番上位だった。

その風潮の中では、生産性のないものは

劣るモノだとという考え方や価値観があった。

彼に限らず、そういう影響があったと思う。

 

3月には判決が出る予定だが・・・

その動向に注目していかなくてはならない。

この問題を新しい議論の出発点にしていくこと、

これまでの社会の流れは

「上へ、上へ」だった。

 

だから・・・上に伸びた分、今度は

横の広がり=社会や地域のありよう

      他者とのつながりや優しさ

文化等を考えるスタートラインにしていくこと。

これが事件の大事な視点。

 

津久井やまゆり事件・・・

その真価が世の中で問われていくのは・・・

これからなのだと・・・

それを真剣に考えていくことが・・・

これからの障害者福祉に問われている。

そんな気がする。

怖がらず目をそらさず・・・

動向を見つめていきたい・・・

 

 

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2020年はオリンピック、パラリンピックが

日本で開催される。

多くの障害者が置かれている状況からみると

このオリンピック、パラリンピックを1つの

バネにしていきたいという思いがある。

例えば駅のホームドアやユニバーサルデザインタクシー

などがもっと進んでいくように・・・

ホームドアもまだ少ない東京、

オリンピック、パラリンピックと共に

進んでいくことを期待している。

その他・・・障害者差別解消法の改定がある。

年明けの国会で議論が本格化する見通し・・・

障害者側からするとすべての給付減、サービス減が

心配されている。

こういった改正にあたっては国連の障害者権利条約を

ベースに置くことが肝要です。

2014年1月に日本が批准してから

今年初めて国際舞台で国連がジャッジメントを下す

権利条約の進捗状況を審査、その状況に評価を加える。

今年8月ジュネーブでその場が設けられる。

なかなか世界的な視点で・・・

日本の福祉的視点で変革の年になるようだ・・・

新年から目を離すことができない・・・

事案がいっぱい・・・

しっかり同行を見据えると共に・・・

たくさん考えていかなくてはいけないなーーー

と思っている。

 

2019年福祉を振り返って~ 障害者福祉の課題と展望~3

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2019年福祉を振り返って

障害者福祉の課題と展望と題し

日本障害者協議会代表の藤井克徳さんと
振り返りと共に
2020年に何が注目されるにか?
課題を考えるとあった・・・

 

今日は、このことに関しての3日目

4つの課題のうちの3つ目・・・

重度障害のある議員誕生について・・・

 

今年7月の参議院議員選挙で

重度の障害のある議員が2人誕生した。

憲政史上おそらく初めてで、

国会の向き合い方も問われてくる。

 

非常に大事な意味を持っている当選であった。

 

お2人は、労働施策と福祉施策の一体展開を求めている。

 

お2人とも

「縦割り行政を破ろう!これが自分達の最初の仕事だ」

 

と頑張っている。

 

・・・が・・・

 

なかなか壁は厚そうだ。

 

参議院議員の任期は6年
その数か月間の間にもいろいろな動きが出てきている。

 

以前から雇用施策と福祉施策の一体展開が

求められてきたが

お2人の当選でクローズアップされた。

 

これから労働のために登院(通勤)や書類整理、

ものを書くこと

他、議員活動を続ける上で必要なことの支援。

その他に福祉施策での生活面の支援

(食事、トイレ、着替え)の支援も必要。

 

後者の生活面への支援は福祉施策で障害者総合支援法

にもありますが、前者の労働の場合、

国会議員として働く場面では使えません。

 

「縦割り行政を破ろう!これが自分達の最初の仕事だ」

 

がお2人の決意です。

 

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この問題に関しては、学校の通学でも学校内の服薬や様々な難病の子ども達の間でも

さまざまな制限があり・・・

なかなか一筋縄ではいかない・・・

(特例や期間限定では市町村で

対応してることもある所もある・・・)

 

コミュニケーションスクールって・・・

この辺の小中学校でも

やってはいても・・・

やる内容や組織なんかが

なんだかんだ・・・

様々な定義が存在し・・・

そこもなかなか大変らしく・・・

「何か使えそーーーー」

はあっても・・・

なかなか実現できない現実・・・

 

お2人が議員に当確し、

様々な世間の反応があった。

 

「議会の中を変えるためにいくら

 税金を使うのか?」

「あんな体で議員活動が

できると思っているのか?」

「もしも議員活動中に

何かあったときにどうするのか?」

他・・・諸々・・・

 

そう世の中では“合理的配慮”と言う言葉が

まだまだ浸透はしていないでしょう・・・

障害者差別解消法(2016年4月施行)により・・・

少しは公的な場から少しずつ・・・

学校現場や行政でも聴き始めた?やり始めた?

ところでしょうか?

 

合理的配慮とは・・・

障がいのある方々の人権が障害がない方と

同じように保障され教育や就業、

その他、社会生活において平等に参加できるよう

それぞれの障害特性や困りごとに合わせて

行われる配慮のことです。

こうやって法で制定されていても・・・

人の反応は・・・

 

「議会の中を変えるためにいくら
 税金を使うのか?」
「あんな体で議員活動が
できると思っているのか?」
「もしも議員活動中に
何かあったときにどうするのか?」

 

ってコトだったりするんですよね・・・

3年もたった法律でさえ・・・まだこの状態・・・

これからのお2人の議員生活も

壁だらけだとは思いますが・・・

国民に1人として・・・

しっかり同行を見つめていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年福祉を振り返って~ 障害者福祉の課題と展望~2

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2019年福祉を振り返って
障害者福祉の課題と展望と題し

日本障害者協議会代表の藤井克徳さんと
振り返りと共に
2020年に何が注目されるにか?
課題を考えるとあった・・・

昨日は、旧優生保護法による様々な地域での

さまざまな判例や上告が始まる話題について

書いた。

 

本日はその次の課題

どうなる??障害者雇用の水増し問題

 

国の機関などによる

障害者雇用の水増し問題のその後・・・

問題の発覚後、障害者を対象にした試験が2回行われ

昨年度は754人、今年度は244人が合格。

内訳は、精神障害者63.1% 身体障碍者36.5%

知的障害者0.4% 

競争率は19倍の難関でした。

各省庁では2.5%の法定雇用率達成に向け

試験とは別に非常勤職員の採用も進めている。

人事院は3回目をやるかどうか各省庁の意向を踏まえ

判断するとしている。

 

前代未聞の水増し雇用=「偽装」

政府がこれからどう対処していくのか、

今のところ採用試験はしているようで・・・

今後も続けてほしい・・・

ただ・・・2回目の採用試験をみると知的障害者は

244人中1人・・・

障害者雇用というのであれば、入り口の検定試験を

見直していくこと求められる。

 

今の試験制度では・・・本当に障害者を雇用したいのか?

という印象がある。

巣県制度に加えて「仕事の質」も

考えていかなくてはならない。

「数字合わせ」ではなく

働くとは何かということ、障害を持った人の生きがいや

働きがい、働き方の質を含めて民間に先駆けて

国が率先して検討してほしい。

 

障害者雇用の水増しは・・・

2018年厚生労働省が中央省庁の80%にあたる

行政機関で合わせて3460人の障害者雇用を水増ししていた

と調査結果を発表、激震が走った。

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障碍者雇用促進法の精神というのは、

企業全体が一緒になって

共生社会になって障害のある人と

皆でつくっていきましょう

という法の精神、今回の報道で

官庁が大きな問題になった。

官庁に関しては雇用率は設定しても納付金制度はない。

法の精神が官庁ではいかされてない。

 

日本と同じように雇用率制度と

雇用納付制度を導入している

フランスでは、国と公的機関は、

雇用率が未達成の場合

第三者機関に納付金を支払う義務を負っている。

納付金はもともと国民の税金であることから

障害がある人に還元され通勤交通費や仕事をする際の

ヘルパーを雇うための費用に使うことができる。

雇用率が達成できなくても

最終的には必ず障害者本人の社会生活を支えるのが特徴。

 

海外でやっている様々なよいことは取り入れ

これまでの汚点を塗り替えていってほしいと思う。

 

必要なのは根本的な改革、解決・・・

 

うわべだけの数字の政策、お役所仕事ではない。

差別のない共生の考え方・・・

何も支援なしで同じように働けるのか?

では・・・どんな制度や支援があれば

雇用しやすくなるのか?

 

海外の法定雇用率

ドイツ5%、フランス6%

これらの国はどのようにやっているのか?

働きたい人が働けるために

1人1人の人としてとらえていくために

私たちも他人ごとではなく女性や介護をしている方

様々な働き方を模索している方々と共に

これからもっともっと考えていかなくては

ならないと感じている・・・

 

雇用しやすく、働きやすい環境・・・

そんな誰にも優しい働く場所を

つくっていかなくてはならない・・・

 

 

 

 

 

 

 

2019年福祉を振り返って~ 障害者福祉の課題と展望~1

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2019年福祉を振り返って

障害者福祉の課題と展望と題し

NHkハートネットで取り上げられたらしい。

私は・・・テレビをほとんど観ないので

(どうしてもメディア情報が

イマイチとり入れが遅い・・・)

知らなかった・・・が・・・

 

日本障害者協議会代表の藤井克徳さんと

振り返りと共に

2020年に何が注目されるにか?

課題を考えるとあった・・・

 

注視すべき旧優性保護法問題

旧優生保護法の元で行われた強制不妊手術について

4月に「一時金支給法」が成立、

その金額320万円。

 

法ができたことは評価、

ただし、金額に多くの問題がある。

薬害エイズ4500万、ハンセン病800~1400万、

交通事故で生殖機能を亡くした場合、最低1000万。

「一時金支給法」という名称も問題、

本来はきちんと検証すべき内容を

明記したり保障の対象を配偶者まで

広めたりするべきだった。内容は全くの不備、

 

また、5月の仙台地裁の原告の訴え棄却にも触れ

 

「憲法には確かに違反、

しかし原告等の請求権は棄却」

 

というわかりにくいもの

 

「個人の尊厳を謳った憲法に違反する」

 

と明言してほしかった。

 

従来の法律や慣行では裁ききれない

モノを言いにくい人たちの問題

(精神障害、知的障害に被害が集中)

原告が控訴し2020年1月20日から高裁

で控訴審が開催される。

この問題は日本の障害者政策史上、

おそらく最悪の問題、

国の障害分野、あるいは人権分野の基準値にも

影響するだけに成り行きを見守っていきたい。

 

まずは、最初から人の命にかかわる重たい問題、

そんなことから始まった。

 

私も障がい児・者関係で

長年活動してはいるが。。。

まだ、この部分には触れたことがない・・・

 

また・・・そういう方々と出会ったことがない

ので・・・

簡単には・・・

どうのこうの語ることは出来ない。

ただ・・・

命の選択を、そして自分の体を

他者によって,自分の意思とは無関係に支配

操作される・・・

そんなことが・・・あっていいのか???

 

それは・・・

 

「障害者」だから・・・仕方ないことなのか??

 

旧優生保護法は1948年から1996年の元で

行われていた障害者の強制不妊手術。

うちの障害者の子が7歳の時まで(現在30歳)

あった法律だ。

 

この根底には

 

「不良な子孫の出生の防止」

 

があるのではないか??

 

と思える・・・優性思想に基づく法律だった。

 

障害を持つ人に中絶や不妊手術を受けさせる

条文があった。

 

させる=強制的不妊手術

 

という構図が成り立っていた。

 

被害者はわかっているだけでも16000人以上。

 

『遺伝性』とされた疾患は

不妊手術にかかる全ての費用を国が負担。

本人の同意有無の記述もあるが、

ハンセン病の方々のように

それが本当に本人の【本心】だったのかは・・・

限りなく“強制”に近かったのではないだろうか?

 

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私には“優性思想”はないと思っている。

 

ただ・・・知的障碍者の娘が結婚・・・出産・・・

を考えるとなると

正直・・・そのイメージはない・・・

 

なぜなら・・・自分のことももどかしい本人が

子育てができるとは思えないから・・・

 

人から言われたことがあった。

 

“手伝いがあれば・・・できるんじゃあない?”

それはいつ?だれが?いつまでやってくれるの?

「確約」ではない。

 

“制度を利用しながらは・・・?”

それって・・・永遠に大丈夫の??

 

親は障害者のこの子の最後まで看取ることは

基本できない。

ましてや、きょうだいに

姉の人生まで背負わせるようなことはしたくない・・・

そう考えると・・・

 

「自分のことが自分でできて

相手が彼女のできないことを補助できる存在であれば」

 

「結婚」はしてもいいかな・・・とは思う・・・

 

でも・・・子育ては・・・親として

「うん」とは正直言いづらい・・・

 

今のところ彼女は・・・

子どもを産むコト=怖い(出産シーンなどで)

と思っているので・・・幸い子どもはいらない・・・

「○○(妹の名前)におねが~~い」

と言っている。

結婚も正直考えてはいないようだ

(自分のことが自分ではできていないことを自覚)

 

ホッとするのも何だかおかしな話なのだが・・・・

(卑しい考え方なのかもしれない)

 

この2019年の福祉を振り返って

障害者福祉の課題と展望は・・・まだ続きがあって

後3つの課題が書かれている・・・

 

自分の考えのなさや浅はかさも含めながら・・・

また明日も・・・この問題を考えていきたいと思う。