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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

教育と福祉の連携 1

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教育と福祉の連携が必要って人は言うけど・・・

って投稿を読んでいた。

学校の先生なのかな?

 

学校は子どもにまつわる悲しい出来事の種を見つけ

それを防ぐことのできる格好の場所

けれど学校には家族支援の機能はありません。

 

本来学校は、子どもに教え育む場所だから・・・

支援が必要な家族があれば、教育は速やかに

福祉と連携すべきと思っている。

 

でもメディアやSNSでそんな論調にふれると

靄っとしてしまう・・・

 

「教育と福祉の連携を」

ってみんな主張するけど、実際に

それを地道に手伝ってくれるわけではない・・・

教員や福祉関係者だけではマンパワーが足りない。

 

子育て支援先進国には、

コーディネーターという仕事があって・・・

 

教育機関、福祉機関、家庭を絶えず周り、

連絡を取りそこのニーズをとり、

必要な機関同士をつなぐということを専門にやっている。

いわば「連携」の専門職。

 

かつて、特別支援コーディネーターという仕事が

学校に導入されると聞いたときには

感動しましたが、

それは・・・

養護教諭や学級担任が兼務すると

聞き倒れそうになりました(笑)

 

コーディネーターという仕事は本来、

片手間でできる仕事ではない。

 

全ては教育福祉予算が他の先進国に

比べて著しく少ないことが原因・・・

しかし、予算がない・・・

マンパワーが足りない。

と嘆いていても

現場は、すぐには変わらない。

スクールソーシャルワーカーが常駐してない

となかなか・・・

だから・・・結局この国では忙しい教員が

主になって

「教育と福祉の連携」

を引き受けるしかない。

 

「連携」なんて簡単には言うけれど・・・

支援したい家族について子ども家庭支援センターと

連絡を取り合って

お互いのできることを話し合い、

対策を練り、それぞれにやっていって

それを報告し合いながら・・・また次の手を考える。

その繰り返し・・・

という時間の取られる地道な作業・・・

地道な積み重ね・・・

 

教員も福祉担当も未熟であればさらに学びも必要・・・

丁寧な管理職への報告も必要になります。

 

勤務時間に無理なので・・・

休憩時間や、退勤後・・・をつかってやる。

でも・・・

時間をかけていくらやっても思った通りに

動けなかったり、

学校が期待するようなシステムがなかったり

あるはずの地域リソースがなかったり

あるいは保護者自体が支援を受けることに

ネガティブだったり

タイミングや声掛けがとても難しい。

 

よかれと思ってが・・・

上手くいかなかったり

骨折り損のくたびれ儲け・・・

なんて考えてしまう・・・

 

そうなると

「教育と福祉の連携」

に後ろ向きな気持ちにだってなります。

 

でも・・・

 

やらなかったら・・・

しんどい子は・・・そのままで・・・😢

 

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投稿の半分は・・・そんな苦悩が書かれていた・・・

 

そうなの・・・

うちのǸPOも・・・

その「連携」に一部を担っている・・・

 

私たちの会は先生方が多いのですが・・・

やはり・・・悩みながらも・・・

「できない」「やれない」「わからない」

に悩んでいるようです・・・

 

でも学校という現場にいる以上・・・

何だか・・・

周りと大きく違うこともできないし・・・

 

何だか・・・

民間を利用する社会資源を上手に使う・・・も

何だかわかってないし・・・

 

やっていいのか?どうなのかも・・・

話し合うことも

相談することも・・・

何だか・・・ないようで・・・

狭い空間の中で・・・

右往左往しているだけで・・・

 

「学校を出たら福祉制度使ってるし・・・」

「さして・・・今本人たちは困ってないから・・・」

 

なんて・・・

家族の気持ちを察したかのようなことを言うけど・・・

それってホントに聞いたの?

不安や困ったことって1つもないの?

そう思ってるだけじゃあない?

そう思おうとしてるだけじゃあない?

って思ってしまう。(忙しいからね)

 

「学校の中では困ってないか?」

 

そう尋ねると・・・

たくさんの困りごとがあって・・・

それは・・・きっと・・・

将来その家族のためにはならない・・・

そんな現状があるのに・・・

手をこまねいている・・・

 

「大きくなって・・・今こんな状態なんです・・・」

 

小さなころから・・・

その部分をどう考え、どうやって来たのか?

今の現状が・・・物語っているように思います。

 

情報を上手に処理できない・・・

相談できる相手もいない

本音を語り合えない・・・

 

そんな人が増えてるなーーーって

今・・・ずーーーーーーっと思いながら・・・

その課題をどう解決できるのか??

日々考えることばかりです・・・