マイノリティ
私は、いつも「困ってから相談に来てください」とは、 あまり言いたくありません。というか言ってません。(笑) なぜなら、困ってからでは、 できることが限られてしまう場面をたくさん見てきたからです。 困ってない元気なうちにやらないと、 ・親がすでに…
現場で長く関わってきて、はっきり言えることがあります。 それは、いちばん追い詰められるのは 「ちゃんとやっている親」だということです。 療育を欠かさず受ける。支援の情報を調べ尽くす。先生の言葉を守ろうとする。周囲にも気を配る。 そう・・・「親…
支援はある。制度も、療育も、サービスも、情報も。 でもそれでも 「家庭が回らない」「もう限界」 そう感じている親御さんは、実はとても多いです。 私は現場で、何度も見てきました。 支援が整っている家庭ほど、 母親が疲れきって、笑顔がなくなっていく…
「どん底を語ったほうがいい」発信をしていると、そう言われることがある。 けれど私は、その言葉にいつも、少しだけ引っかかりを覚える。 なぜなら、人生には「一発逆転型のどん底」ばかりではなく、長期間・多方面・複合型のどん底が存在するからだ。 一つ…
■ 「伝えたいのに、伝わらない」そのもどかしさ 「ちゃんと説明したのに、わかってもらえない」 「真剣に話してるのに、スルーされた気がする」 「なんでいつも誤解されるんだろう…」 そんなふうに感じたことはありませんか? 障がい児者ママとして日々いろ…
『時間最短化・成果最大化の法則』の中で紹介されている 「壁は乗り越えられる高さでしか現れない法則」という言葉に、 深く共感しました。 秋元里奈さんと木下社長の対談記事を読みながら、 私自身の23年間の歩みを振り返ると、 まさにこの法則を体現してき…
「放置されて育った」―― この言葉には、物理的な世話の欠如だけでなく、 “心の置き去り”という深刻な側面があります。 食事も学校も与えられていた。 でも、気持ちを受け止めてもらった記憶がない。 安心できる言葉をかけてもらえなかった。 こうした“心の放…
「フュージョン」って、あまり聞き慣れない言葉ですよね。 心理学の世界では、 「自分の考えや感情と一体化してしまう状態」を指します。 フュージョンとは? たとえば、こんなとき―― 「私はダメな母親だ」と思った瞬間、まるで“自分=ダメな母親”だと信じ込…
「一点集中術」という本には、人が何かに没頭しているとき―― いわゆる“フロー状態”に入ると、 大きな満足感や幸福感を得られると書かれています。 これは決して特別な人だけに訪れるものではなく、 私たちの日常の中にもひっそりと存在している感覚です。 私…
「またあのことを思い出してしまった…」 「どうしてあんな記憶が急に蘇るんだろう?」 障害のある子を育てていると、 日常の中で嫌な出来事や辛い経験に何度も直面します。 周囲からの心ない言葉、学校や支援機関とのすれ違い、きょうだい児への葛藤…。 気づ…
夜の時間が少しずつ長く感じられる季節になってきました。 でも、秋の夜長はただ「暗くて長い時間」ではなく、 私たち保護者にとって「内側を整える時間」「自分を労る時間」 にできるチャンスだと思うのです。 私は長年、障害のある子どもを育て、 支援現場…
「この人がいると安心する」 「困ったとき、つい頼りたくなる」 そんな“ムードメーカー”の存在って、職場だけじゃなく、 家庭や保護者同士の関わりの中でも、とても大きな力を発揮します。 私自身、障害のある子を36年間育ててきて、 「場の空気は、言葉ひと…
「勉強させなきゃ」 「療育をがんばらせなきゃ」 障害のある子を育てていると、 どうしても“学び=努力・訓練”というイメージが強くなってしまいます。 でも私は36年間、障害のある娘と一緒に歩んできて、 はっきり言えることがあります。 学びは、遊ぶよう…
人は、知らず知らずのうちに「感情」を周りに伝えてしまう存在です。 心理学ではこれを「感情感染(emotional contagion)」と呼びます。 たとえば、家庭でママが笑顔で「おかえり」と声をかけると、 子どもの顔がパッと明るくなる。 逆に、ママが疲れた顔で…
「やりたいことがわからない」 「自分の気持ちがわからない」 そんな声を、私は長年、障害児ママたちから何度も聞いてきました。 私自身も、同じように「心がフリーズ」してしまった経験があります。 感情が動かなくなったあの頃 36年間、重度障害のある娘を…
障害のある子を育てていると、毎日が全力です。 学校との調整、療育の送り迎え、兄弟姉妹への気配り、将来の不安……。 気がつけば、自分の時間も気力も残っていない。 そんな中で、「がんばらなくていい」「無理しなくていい」という言葉は、 ママの心を癒す…
障害のある子を育てていると、毎日が「がんばり」の連続です。 学校や療育の対応、兄弟姉妹への気配り、行政や支援機関とのやりとり……。 誰にも見えないところで全力を尽くしているからこそ、 「ちゃんとやらなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」という思いに、つ…
障がいのある子を育てていると、 日常の一つひとつが試練のように感じられる瞬間があります。 発達の遅れや「できないこと」に直面するたびに、 つい焦りや苛立ちを抱えてしまうことも少なくありません。 私自身もそうでした。 でも、あるとき先輩からいただ…
「幸せってなんだろう?」 そう考えること、ありませんか? 私は「これが幸せの決定版だ!」なんてものは、 この世には存在しないと思っています。 人の数だけ、幸せのかたちは違う。 10人いれば10通り、いや、100人いれば100通りの幸せがある。 これはあく…
「人にはやさしくしなきゃ」 そう思って、気づいたら自分がヘトヘトになっていた――。 そんな経験、ありませんか? 40代を過ぎると、職場でも家庭でも、地域でも 「気を遣う場面」がどんどん増えていきます。 とくに障害のある子を育てるママにとっては・・・…
「子どもを育てるのは、どうしてこんなに大変なのだろう?」 きっと一度は誰もがそう思ったことがあるのではないでしょうか。 子どもの誕生はもちろん喜びに満ちています。 でも一方で、「これで自分の人生は終わった」と 感じてしまう親も少なくありません…
かつての私がやっていたこと 私は昔、誰にでも好かれようとしていました。 嫌われないように、角を立てないように、そこそこみんなにいい顔をする。 そうしていれば安心できるような気がしていたんです。 でも実際はどうだったか。 本当に苦手な人や、こちら…
不安に押しつぶされそうになるとき 子育てをしていると、心のどこかにいつも「不安」がありますよね。 明日の登校は大丈夫かな。療育先でちゃんとやっていけるかな。 将来、この子はどうやって生きていくんだろう…。 障がいのある子を育てていると、その不安…
人との関わりに気をつかいすぎていませんか 子育てをしていると、いろんな人との関わりが避けられません。 親戚、ママ友、先生、支援者、時にはちょっとした知人まで。 とくに障がいのある子を育てていると、 周りの目や言葉に敏感になったり、「ちゃんとし…
こころのティーカップに水がたまる 障害のある子を育てていると、 日常のストレスや疲れが想像以上に積み重なっていきます。 療育や病院の送迎、学校とのやり取り、兄弟姉妹のケア、仕事との両立…。 一つ一つは何とかこなせても、気づかないうちに 「こころ…
同じ場所にいるのに、違う世界を見ている 「価値観は人それぞれ」とは、よく言われる言葉です。 でも、実際にそれを肌で感じる機会は、意識していないと見落としがちです。 たとえば、外国で育った人と価値観が違うことは、誰でも簡単に想像できますよね。 …
私は、自分の母が嫌いです。 こんなふうに言えるようになるまでに、どれだけの年月がかかったでしょうか。 子どもの頃、私は母に叩かれました。 お灸をすえられ、火傷するほど熱い思いもしました。 何をしても「できて当たり前」。 少しでもできないと、 「…
「私だけかな?」 そう思って、ずっと声を飲み込んでいた時期がありました。 障がいのある娘を育てながら、毎日必死で、だけどどこか心細くて。 理解してくれる人がいない気がして、 「わかってほしい」とも言えずにいた自分がいました。 でも、年月を経て出…
最近、「気づけばずっと誰とも連絡を取っていないな…」 と感じたことはありませんか? 予定が空いていても、誰かを誘う勇気が出ない。 誘われることも減って、LINEの通知もほとんど鳴らない。 ひとりの時間が心地よく感じる反面、 どこかでぽっかりと穴があ…
「なんで、私はこんなに敏感なんだろう」 「ほんの一言でグサッときたり、 勝手に攻撃されたような気持ちになる」 「人が怖い。だけど、嫌われたくない」 そんなふうに感じたこと、ありませんか? 私はずっと、そうやって生きてきました。 ずっと緊張して、…




