
「学校が始まるのが、正直怖い」
そう感じる親御さんは、少なくありません。
そしてそれは、子ども自身も同じです。
9月の壁なんていわれていることは、突然やってくるわけではありません。
夏休みの間に少しずつ積み重なってきたものが、
2学期初日に一気に出てくることがある。
だからこそ、今から備えておくことに意味があります。
なぜ9月に問題が集中するのか
長い夏休み中に崩れた生活リズム。
久しぶりの集団生活へ戻っていくことへの緊張。
新しい学期が始まることへの漠然とした不安。
これらが重なる9月は、子どもにとって一年で最もストレスがかかる時期のひとつです。
特に感覚過敏や見通しの立てにくさを抱えるお子さんにとっては、
「いつもと違う」状況が続く9月初旬は、
心身のバランスを崩しやすい時期であるといえます。
睡眠が乱れる、食欲が落ちる、些細なことで感情が爆発する——
これらはすべて、心が「変化についていけない」という表れであり、サインです。
親も同じです。
夏休み中の疲労が蓄積した状態で2学期を迎えるため、
子どもの変化に冷静に対応できないなーーと感じることがあります。
「なぜこんな時期に」と思ってしまうのは、親が疲弊しているからでもあります。
親が今できる3つの準備
一つ目は、生活リズムの段階的な調整です。
夏休み終盤から、少しずつ学校期間のリズムに近づけていく。
起床時間を5分~15分ずつ早めるだけでも、2学期初日のギャップが和らぎます。
いきなり完璧なリズムに戻そうとせず、「少しずつ」が鍵です。
二つ目は、学校への事前共有です。
夏休み中に気づいた変化や困りごとを、2学期が始まる前に担任に伝えておく。
「問題が起きてから連絡する」より「先に共有しておく」方が、
学校側にとっても対応しやすくなります。
夏休み中の様子を一言メモしておくだけで、この共有がぐっと楽になります。
三つ目は、「休む選択肢」を用意しておくことです。
2学期初日から毎日完璧に登校しなくていい、
という前提を、親自身が持っておく。ってことが大切。
「行けなかった」ではなく「今日は休む日にした」と捉えられると、
親も子も気持ちが楽になります。
初めから、休むことは負けではなく、長く続けるための戦略なんだと
自覚することです。
「怖い」は正直な気持ち
「2学期が怖い」という気持ちは、弱さではありません。
それだけ夏休みを必死に乗り越えてきた?楽しんできた?証拠です。
怖いと感じているあなたは、すでに十分頑張っています。
その気持ちをまず認めた上で、
今日お伝えした準備をまずは、一つから試してみてください。
全部やろうとしなくていいです。一つだけ。
それで十分です。完璧になんでもやろうとすると疲れちゃいますからね。
みなさん頑張り屋さんが多くて・・・
まずは・・・ここで疲弊しちゃってますからね。
ゆっくりでいいんです。焦らなくて大丈夫!!
次回は、夏休みのきょうだい児について書きます。のでお楽しみに!!













