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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

2019年福祉を振り返って~ 障害者福祉の課題と展望~4

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2020年になって・・・

昨年度の記事の見直していると月日の流れの

速さと人の関心の移り変わりの速さを感じる。

 

2019年福祉を振り返って
障害者福祉の課題と展望と題し

日本障害者協議会代表の藤井克徳さんと
振り返りと共に
2020年に何が注目されるにか?
課題を考えるとあった・・・

今日は藤井さんがあげていた

最後の振り返り・・・4つ目と・・・

2020年今後の注目・・・

まとめとして書かれている。

 

4つ目は、忘れてはならない

津久井やまゆり園殺傷事件・・・

 

2020年1月8日から裁判が始まる。

早、事件から3年・・・

あの日のことは今だに

衝撃と共に鮮明なのに・・・

もうそんなに月日は流れていて・・・

びっくりするほど・・・多分・・・

人の話題にさえならなくなった。

事件が衝撃的で

「語りたくない」「思い出したくない」

という気持ちもあってのことだとは思うが・・・

19人の障害者が亡くなり、27人が傷を負う

大変な事件、

これからの裁判で事件の本当の理由、

事件に至った経過、被告人の個別的な要因

彼を事件に駆り立てた背景が

明らかになっていくのだろうか?

事件を起こす前に植松被告は・・・

衆議院議長宛に

 

「重い障害は不幸しか作れない」

 

という手紙を書いている。

 

彼の優性思想・・・それはどこで培われたのか?

 

彼が育ってきた平成期は・・・

生産性や効率、速度

これらの価値基準が一番上位だった。

その風潮の中では、生産性のないものは

劣るモノだとという考え方や価値観があった。

彼に限らず、そういう影響があったと思う。

 

3月には判決が出る予定だが・・・

その動向に注目していかなくてはならない。

この問題を新しい議論の出発点にしていくこと、

これまでの社会の流れは

「上へ、上へ」だった。

 

だから・・・上に伸びた分、今度は

横の広がり=社会や地域のありよう

      他者とのつながりや優しさ

文化等を考えるスタートラインにしていくこと。

これが事件の大事な視点。

 

津久井やまゆり事件・・・

その真価が世の中で問われていくのは・・・

これからなのだと・・・

それを真剣に考えていくことが・・・

これからの障害者福祉に問われている。

そんな気がする。

怖がらず目をそらさず・・・

動向を見つめていきたい・・・

 

 

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2020年はオリンピック、パラリンピックが

日本で開催される。

多くの障害者が置かれている状況からみると

このオリンピック、パラリンピックを1つの

バネにしていきたいという思いがある。

例えば駅のホームドアやユニバーサルデザインタクシー

などがもっと進んでいくように・・・

ホームドアもまだ少ない東京、

オリンピック、パラリンピックと共に

進んでいくことを期待している。

その他・・・障害者差別解消法の改定がある。

年明けの国会で議論が本格化する見通し・・・

障害者側からするとすべての給付減、サービス減が

心配されている。

こういった改正にあたっては国連の障害者権利条約を

ベースに置くことが肝要です。

2014年1月に日本が批准してから

今年初めて国際舞台で国連がジャッジメントを下す

権利条約の進捗状況を審査、その状況に評価を加える。

今年8月ジュネーブでその場が設けられる。

なかなか世界的な視点で・・・

日本の福祉的視点で変革の年になるようだ・・・

新年から目を離すことができない・・・

事案がいっぱい・・・

しっかり同行を見据えると共に・・・

たくさん考えていかなくてはいけないなーーー

と思っている。