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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

歩ける人のための世界と感じること・・・2

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昨日のブログの続きになりますが・・・

全介助のお母さんのお話で・・・

世の中は歩ける人のための世界

ということで・・・悩みながら病院と療育を

受けていたお母さんの苦悩から・・・

 

『ん???これを今やることが有効なの?』

 

『この子にはこれが必要だろうか?』

 

と思う手前までの・・・お話を昨日書きました。

私も・・・子どもの幼少期は・・・

どれもこれも言われるまま何が何でも・・・

と肩ひじ張って・・・

『できないダメ親』を脱却したくて・・・

一生懸命・・・身も心も疲弊しながら

やってきた話を書きました・・・

 

でも・・・でもね・・・

何年も何年もやってきて少し・・・進んだ・・・

だけど・・・だけどね・・・

って考えることが多くなってきて・・・

それは・・・私が日々、彼女と向き合って

 

『これでいいのか』『ほかにないのか』

『楽しく笑っていられないのか』

 

さまざまな日々の中で

『問い』を立てながら

親として成長しようとしていたおかげか・・・

ちょっとづつ親にしてもらってきて・・・

このお母さんとは内容は違えど・・・

同じことやって来たなーーー

って思っちゃったんです。

 

彼女は

ありのままの子どもで

どう社会参加をさせていくか・・・

紆余曲折しながら・・・

アナログで生きていくことを求められても・・・

デジタルツールを彼女の生活に取り入れてみた。

ボタン1つで動くおもちゃ

走る車も足で踏めないから

手で押したら進むようにした。

そしたら・・・いつもと違う表情

今まで受け身でしかなかったことばかりだったのに

スイッチを押すことで彼女の世界は広がりだした。

重度障害児がデジタルツールなんて程遠いよ

と思っていた大人たちが、

デジタルツールによって

彼女の意思が見えることで

周りの人の反応や対応も変わってきた。

 

日々のリハビリも大切

だけど周りの大人たちが、どれだけ知識を持ち寄って

その子の『意思表示』を実現させるかは

関わる支援者にかかっている。

 

勝手なあれこれをしている場合ではない。

 

大人たちがまずは知ることから始めなければならない。

 

そして子ども達にはどんどん

『できる』『わかる』を体験させてあげてほしい。

そしてコミュニケーションを生み出す努力をしてほしい

 

そんなことが書かれていた。

 

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私も子育てしながら・・・

 

『子どもの中にいる方が・・・何だか真似っこして

前に進んでるぞ・・・』

 

『私だけが肩ひじ張らなくても・・・何だか

周りがやった方がうまく進むことがあるぞ・・・』

 

なんて経験をしてきましたし・・・

 

学校でも・・・

 

『んーーーコの子はあいうえお表からは

文字が入らない』

(カードとモノの組み合わせが入ってた。

犬の絵で【いぬ】【イヌ】【dock】)

 

『咀嚼がうまくないから・・・

時間内に給食食べるのムリだったら

ご飯と牛乳だけでも大丈夫です』

 

『んーーー計算はココが限界・・・

かも・・・

電卓使わせてもらっていいですか・・・』

 

とか・・・

子どもの様子を見ながら学校とも話し合いを重ねた。

 

『障害』児はとかくやることが制限されたり・・・

しがちで・・・

確かにできないことも多くある・・・

けれど・・・【意思】を確認してほしい。

『できる』『わかる』体験を増やしてほしい。

親だって・・・失敗だらけ・・・

上手くいかないことだらけで・・・

前に進んできた・・・

ちょっとやそっとかかわったくらいで・・・

簡単に理解できるはずもないし・・・

そんな『完璧』なんて求めてはないから・・・

勝手にせずに聴いてきて・・・

一緒に考えながらやってほしい・・・

 

大人はとかく・・・

自分の価値観や正義を振りかざす傾向にある。

 

よかれと思って段取り踏むことがほんとにいいのか?

よかれと思って先回りして準備するのがいいのか?

 

本人視点に立ってないこと・・・

たくさんある・・・

それは・・・きっと・・・

自分の経験が思い込みを生んで

邪魔をしてるんだけど・・・

 

私達大人が・・・未来ある子どもの将来を

見誤らないようにしなくちゃアいけないよな・・・

 

そうしっかり感じさせてもらった・・・

 

 

 

 

 

 

歩ける人のための世界と感じること・・・1

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ある全介助のお母さんのブログを読んだ・・・

確か全介助のスタッフの紹介だったかな???

保存していて・・・時間があるときに

順番にあけながら読んでいるのだが・・・

全介助のお母さんだけに限らず・・・

「障害」児の・・・

特に病院とのお付き合い

療育とのお付き合いを欠くことができない

そんな方達には・・・

「あーーーーねーーーー」

ってちょっと理解できたりするんじゃあないでしょうか?

 

私も・・・口唇口蓋裂と知的の娘を育ててきて・・・

「あーーーそうねーーーー」

って思いながら・・・この記事を読んでいた。

 

お子さんをうんで8週間で母子でリハビリ入院をしたのを

きっかけに・・・

これからの人生リハビリというものは

一生続けていかなければいけないものだと理解した。

 

そう・・・私も子どもを産んで

すぐ離されて手術の予定を延々と数年にわたって

聴かされた時も・・・

それからのリハビリの予定を聴かされた時も

「あーーーこれから病院と療育と・・・

切り離せない生活になるんだ」

と覚悟をしたものだった。

 

彼女は・・・こう続けた。

その間たくさんのリハビリに励む母子に出会い

自分もリハビリオタクでめちゃくちゃ楽しみながら頑張った。

子どもの後ろから鬼のようにワーワーと言ってる母親

夜も自主練に励む親

みんなくらい病院を歩くための練習をする。

リハビリを頑張れば歩くことができるかもしれない子ども達と

どれだけ頑張っても歩くという機能を脳に備えてないわが子

明らかに行うリハビリが違う

 

リハビリの部屋にあるおもちゃ

特にどのおもちゃにも興味を示さないわが子と

あれがいいこれがいいと・・・おもちゃで遊びたいと

思える子どもたち

意思表示ができる子どもは、おもちゃを取りに行く

のもリハビリになる。

 

そんな中で私にふつふつとわいてきた考え

「そんなに歩けなければいけないのか?」

確かに世の中は歩けるを前提に作られていて

歩ける方がいいに決まってるけど

でも歩くことが「当たり前」になりすぎてはいないか?

大人たちの意識の中に

「歩かなければいけない」

という思いが根付きすぎている。

1歳を過ぎた子どもが歩かないと周りの大人たちが

どこか「障害」があるかもと心配し始める。

そして・・・もしかしたら歩けるかもしれないといわれたら

「障害」児の親は必死に子どもを歩かせようとする。

 

うちは歩けない

「歩けることを目標にしていない」

ありのままでどう社会参加させるか?

2歳まじかの姪が器用にスマホを使いこなす。

けれど重度障害児のこの子には

大人はアナログで生きていくことを強要する。

 

これをつかめ、これを叩け

やたら感触遊びにこだわる。

いつまでもデジタルツールで遊ぼうには

ならない。

なぜなら・・・そこに到達するまでにできなければ

ならないことができてないから

 

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ここまで読んで・・・

ふーーーと私も過去の思いが沸きあがった。

療育訓練に1時間かけていき・・・予約していても

2時間待ち・・・そして療育と診察で30分

出来てないことをたくさん指摘され

「ほんとにちゃんとやってますか?

ここでやってみて・・・」

なーーーんて言われながら、子どもには笑いかけながらも

心はズタボロだった。そして

また1時間かけて帰る。

 

待合いの時間も苦痛だった。

成長が著しい他の子と

医師から10段階の8レベルと言われているうちの子

とでは・・・差が大きい。

そんなことを同じ「障害」であったとしても

目の前で思い知らされてしまうのだ。

 

そして・・・帰ってからも1か月後にまた

大学病院に行くことを考えて

「今よりできること」を探し・・・言われた通り・・・

疲弊しながらも一生懸命にやれるだけのことは

やるのだ・・・しつこくしつこく・・・

子どもが楽しくなくても嫌がっても・・・

こっちも

「なんで・・・なんでできないの」

って泣きながらもやる・・・

その繰り返しだった・・・

あの頃は疲弊していたなーーー

なんて・・・思い出しちゃった。

 

今は・・・こんなこと言われたりはしないんだろうけど

でも・・・

このお母さんの気持ちに私が共感するように

今も・・・どこかで・・・同じ思い

抱えている・・・そんなことあるんじゃあないかな・・・

 

あーーーーここから

このお母さんも・・・私も変わっていきますけど・・・

そこも一緒なの(笑)

 

その部分は・・・

明日・・・また書いちゃいましょーーーー 

 

「鴻上尚史のほがらか人生相談・生きていれば言葉はいくらでも上書きできる

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40年間悩み相談に答えてきた

作家・鴻上尚史は語る

ネット最大の罪

って記事があった・・・

 

AERAにも連載されているんですね・・・

私は全然・・・雑誌も読むのは美容室か

銀行の待合い・・・くらいなので・・・

ホントに初めて知りました。

 

「鴻上尚史のほがらか人生相談~

息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」

 

40年も様々な方のお悩みにこたえられていて・・・

それが・・・『神解答』だとか・・・

 

人気の理由は・・・

具体的で実践的なアドバイス

抽象論や根性論を避け、今すぐにでも

実行できそうな解決策を提示。

 

著書も出版され

『孤独と不安のレッスンより良い人生を送るために』

『コミュニケイションのレッスン聞く・話す・交渉する』

 

がある。

演出家で舞台に携わるため・・・相談も多く

幕が日々上がる舞台では・・・

相談内容に・・・

『まって』はない・・そこでは瞬発力が求められ

『考えすぎだよ』『頑張れ』

なんて・・・

抽象的なアドバイスは余裕があるときにしか成立しない

 

だから・・・とにかく

具体的で即実行可能なことを言ってあげる。

 

『あの人とうまくやれない』は・・・

次の朝あったときに大きな声で

『おはようございます』

と言ってみようとか・・・

あの人はブドウが好きだから差し入れてみたら?

とか・・・ほんのちょっとした具体的なこと・・・

 

だから・・・連載の回答も早いのだそう・・・

 

興味関心のある

『世間と社会』『同調圧力』『教育』『恋愛』『毒親』

でも・・・こんなことは

現代人の生きづらさや、今の日本社会が

抱える様々な問題が浮き彫りにされているように

感じるが・・・

これらの問題って・・・実は昔からあって・・・

 

『あーーーこれが毒親って呼ぶんだ』

『これが同調圧力なんだ』

 

って・・・

 

それはすごく大きな目で見ると、

世界が良い方向に進んでいるんだと思う。

つまりLGBTQ+、同性婚、#MeToo・・・

世界はより自由で個人を

尊重する方向に進んでいる。

 

これは可視化されて来なかった問題が

浮き彫りになってきている

というのは・・・社会が変わろうとしている証拠。

 

多様性を認めるって難しい側面もある。

良い方向に行けば

みんなが楽になるんだけど、

タフな方向に変わってしまうと

そのタフに耐えられる人だけ

自由を享受できる可能性もあり

そこに不安がある人は、

現在の価値観にしがみつく。

 

そもそも『変わらない』ということは、

とても楽なことなんです。

 

また、多様性を反対するような人たちは

昔から一定数存在したけど

今の様に可視化されてなかった。

 

でも、ネットによってその姿や声が見えるようになって

彼らは連帯して力を持つようになった。

これはネット、特にSNSがうんだ悪い側面。

 

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だけどSNSの良さもあって

それは情報を

『つなぐこと』『人間を繋ぐこと』

上手く利用すれば無限の可能性がある。

まだまだSNSやそれにアクセスする

スマホは手に余る道具。

どう付き合っていくか?

僕らは試されている段階なんだと思う。

 

スマホを持ってしまったことで、

みんなの自己主張と自己承認の欲求も加速。

まさにクレームの時代

 

特にSNSでは『正義』をふりかざして攻撃する人が多い。

そんな人をアメリカでは

『ソーシャル・ジャスティス・ウォーリア』

と呼ぶ

今回の舞台は、

そんな時代を風刺しているのだそう・・・

 

展示会をした時に

『公金を使って国を批判するな』

なんていう人がいましたが、

その理論は間違っている。

公金というのは国からもらっているのではなく、

ぼくらが払った税金。

多様な意見を持った国民が出しているお金なので、

どんな内容のアートに

使われたとしても認めなければいけない。

『作品の表現について国が口を出すなんて愚かなこと』

を常識にしていかなくてはならない・・・

 

最後にインタビュアーからの質問

『僕は耳の不自由な両親に育てられ、

幼少期『障害のある親なんいぇ嫌だ』

『普通の家に生まれたかった』

と随分ひどいことを言ってしまって

関係は良好なものの、時折、

当時のことを思い出し、どんな顔をして

あえばいいのかわからなくなる』

 

との問いに

 

そんなの簡単。『あの時は、ごめんね』

っていえばいい。

 

ただし、ちゃんと時間を確保して真剣に

 

『ここに座ってくれる』

『どうしても忘れられなくて

謝りたいことがあるんだけど・・・』

 

ってね・・・

 

生きていれば言葉はいくらでも上書きできる

そう結んでいた。

 

凄く・・・悩みの回答の仕方に共感した。

みんな日々・・・悩みの中にいて・・・

『明日いう言葉』が欲しいんです。

『すぐに実践できること』を探してる・・・

世の中のスピードは速い。

さまざまな駆け引きも早い時間の中で流れていく・・・

だから即・・・すぐが欲しいんです。

 

そして・・・何かを動いてやったとしても

情報がSNSやスマホであふれんばかりに入っていて・・・

整理ができなくなってしまってる・・・

それを紐解いて一緒にやっていくことも

とても重要なことなんだと・・・

私も最近の相談を聞いていて思っていました。

 

そして・・・

これが『大きい目』で見たら・・・

世の中が良くなってる

動いているって捉えること・・・

そうなんだーーーと何だか心が軽くなりました。

 

さまざまな失敗や苦しみ、悲しみ・・・

そんなことも聴きながら・・・

 

『生きていれば言葉はいくらでも上書きできる』

そんな言葉に

 

失敗しても・・・なんちゃないよ・・・

何だか元気が出ました・・・

 

 

正解のない時代の子育てのありかた

 

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 ある方の記事が目に入った。

人の情報の取り方って・・・

どうなんだろう??

私は・・自分の興味関心が大きく影響し・・・

関心事のその文字や映像は・・・ピッと反応し

サッと目が行くので・・・

サッと保存したり・・・写メったり・・・

なんてしてから・・・後で時間があるときに

ゆっくり見直すタイプ・・・

ってのが・・・私のやり方なんですが・・・

 

みなさんはいかがでしょうか???

どんなものが目に飛び込んできたりします??

 

今回私は

「正解のない時代の子育て」ってかいてあることに

ピッと反応していて・・・

保存をかけておいたもの・・・

まさに・・・現代・・・子育てにおける悩みは

多く寄せられてくるので・・・

ん???どんなこと書かれてるんだろう??

なんて興味津々で読んでみた・・・

 

そうかーーーなるほど・・・

不登校のことも・・・

“本人が選択して学校に行かなくなった”

ってコトも・・・

まだまだ親にとっては・・・

ホントにこんなことでいいのか??

この子の将来はどうなっちゃうんだろう??

なんて・・・不安になっちゃったりする方々も多い・・・

そんな中・・・

とても面白いなーーーと思ったのが

 

佐別当さん一家の子育てのカタチ・・・だった。

「正解のない時代の子育ての在り方」

 

そんな内容だ。

働き方など世の中の・・・あらゆるものが早いスピードで

変化をしていく中・・・

子育てや保育、教育の部分が従来どうりでいいわけがない

世の中と・・・マッチしなさ過ぎてる・・・

世の中の変化に時代についていってないのではないか???

私もずーーーっと違和感が年々増幅してきて・・・

 

「オカシイよなーーー」

 

なんて思っていた所の記事だった。

 

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7歳のお子さんは週に1回しか学校に行かない。

自ら立てた自宅がシェアハウスの機能を備え日替わりでくる

外国人の旅人と共に暮らし、イベントスペースを兼ねるリビングで

日々ワークショップを開催。

交流の中で絵画、音楽、英語、中国語を習い、

5月に開催された「世界こどもサミット」では500人の観衆の前で

スピーチをし・・・

現在、子どものための「キッズホテル」を構想中とのこと

 

もともと・・・お父さんとお母さんもシェアハウスに住んでいて

そこで知り合い結婚。

そこでの人脈や出会い、仕事につながったり貴重な体験だった

と語る。

それを子どもにも体感してほしかったようだ。

年齢も国籍も職業もごちゃまぜになって融合する空間。

好きなことに取り組んでいくうちに子どもは自然と学んでいく

お父さんは語る。

 

「今は変化のスピードが速いから将来、

こんな未来が来るからそのための

スキルを身に着けるべき」

 

なんて僕らだってわからない時代・・・

お母さんも

 

「自分をちゃんともってて、

人と関係性をつくれれば

それでじゅうぶん」

 

と語る。

お母さんは台湾の方だが・・・

「日本人にとっては

ルールに従うことが重要で

何のためにそのルールが

あるのかを考えることがない。

目の前に助けなきゃいけない人がいても

ルールでは難しいが

自然と手を差し伸べるのが本来あるべき姿では・・・」

 

と・・・

(あーーー災害時のホームレス差別事象・・・思い出しちゃう・・・)

 

この週1回通学に関しても・・・

最初は・・・

通うかやめるか・・・の二択を言われたのだそう・・・

けれど・・・教育委員会に相談して

教育現場は整っているから来れる日からくればいい

という対応に変わったとか・・・

自分達は

何かが全面的に間違っていて、別のこれこそが正しい

というのはそれもまた・・・思考停止状態・・・と思っていると

もっと柔軟に対応していいのでは・・・

海外ではホームスクリーニングが2~3割いる。

 

きっかけさえあれば自分で学んでいくのが子どもですけど

そのきっかけとなる環境を用意するのは親の役割・・・

 

ともおっしゃっている。

 

多様化したニーズにきめ細やかに対応する・・・

それは小さな組織が

メンバーひとりひとりの自発性やオリジナリティを

どう生かしていくか・・・

それが・・・

組織が機能していくためのカギだとしたら・・・

 

どーーーんなものができるだろう??

それを・・・どうワクワクできるだろう・・・

しばらく・・・

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しっかり考えていきたい

 

「発達障害」って血液型のようなものなんだって・・・

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発達障害は病気ではない

「情報処理のタイプ」が異なるだけ

 

という著書を少し・・・読んで

最近・・・やたら・・・

多く診断名がつき急増している

ĀDHD、学習障害、アスペルガー、自閉症・・・

これっていったい何なんだろう???

ってずーーーっと疑問で・・・

 

その対応の在り方や

 やり方に疑問で・・・相談にしても

この問題が多く・・・

「何にそれぞれが困ってるのか?」

「周りがホントにすべきことは?」

って思いながら・・・

みていると・・・

 

この中では人の脳の情報処理の分類を

“定型型”“̚非定型型”に分類していたが

定型型は人に関する情報処理能力が

モノに関する情報処理能力より優れ

些細な表情から感情を読みとったり

相手の微妙なトーンから言葉以外のニュアンスを

感じたりすることができ

非定期型は

こうした社会的情報処理が苦手で、

相手の感情や微妙なニュアンスを読み取り損ない

コミュニケーションがうまくいかない

けれど、その分別の面では情報処理に長けている。

 

非定型型の分類説明で行くと・・・

“視覚空間型”

言葉ではうまく表現できないが、映像や動きにかかわる

情報を随時に直感的に処理する能力が高い

ボールや体の動き、空間の位置やモノの形態といった

視覚空間情報を素早く処理できる。

運動やモノづくりが得意で勉強は苦手でも

職人、技術者、芸術家、スポーツ選手として活躍

する人も多い。

対人関係では、社交性に欠けていたり、

強情で柔軟性に欠けていたり

言葉ではうまく伝えられないと爆発しやすかったりする。

“視覚言語型”

文字言語、数字、記号、抽象的な概念を処理する能力に

優れている。

難解な文章を読んだり書いたりするのが得意

詩や小説の読解で作者の気持ちを聴かれると

自信がないが論理や数字を扱うのは得意。

人と遊んだり体を動かすことよりも

本を読んだり頭の中で考えるのを好む。

学者や研究者、専門技能を持つテクノクラートには

このタイプが多い。

“聴覚言語型”

社会的な能力の発達はよいタイプ。

聞き取りや会話言語処理に優れている。

勉強する場合には自分で本を読むよりも

講義や人の説明を聞いた方が頭に入りやすい。

 

視覚言語型は、自分で本を読んだり独学が能率よくみにつき

視覚空間型は、実際に体や手を動かさないと身につかない

 

著者は、細かく分ければまだあるが、大きくこの3つを知ることで

発達特性を踏まえてどうゆう教育が

その子を伸ばすかを考える上での有用な指針になると・・・

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講義形式の授業は、視覚言語型の子を基準したもの

それ以外の子には1日6時間か、それ以上も先生の説明を聴く

学習方法に縛られることは時間と労力の無駄

 

視覚言語型は有用な面もあり、このタイプは

授業を聴くのは得意ではないが成績はよく本から得た知識

が豊富ということが多い。

 

1番割を食っているのが視覚空間型の子ども

今の学校生活では彼らの特性を活かせず劣等感ばかりを

強めてしまいやすい。

 

このような違いは「健常」「障害」

とか言うよりも

情報処理タイプの違い、血液型のようなもの

A型の人が最も多いがB型やO型もいるし

比率で行くと少ないがAB型の人もいる。

それを「健常」「障害」として扱ったとしたら

大変なことになる。

ところが発達に関すると、そうしたことが起きかねない。

少数派タイプは様々なふりを強いられるため、

不適応を起こしやすく、そして、問題が起きると

それ見たことかとばかりに発達に問題があるから

「発達障害」だということになってしまう。

 

しかし、もともとはタイプ、

特性の違い、それをその人の不利な物差しで測られることに

悲劇が始まる。

 

と書かれていた。

 

うんうん。。。

まずは特性、タイプそれを本人も周りも理解しわかって

そして、その子にあったことをしていくこと

あーーーなんとシンプル・・・

それも・・・今は・・・

支援学級なるものが急増しているんだから・・・

人員は多いはず・・・

ってことはできやすい環境ってことだよね・・・

 

なのに・・・

相談が。。。山のようにやってくるのはなぜ???

 

それって。。。みんなが知らないことが多いって事

物差しが間違ってるってことなんだな・・・

 

そうかーーー大人として・・・

どうかかわっていこうか???

考動していかなきゃ!!

 

 

 

 

 

【悩み】そして・・・考える??

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人を日々憂鬱な気持ちにさせる

【悩み】

これは人それぞれに・・・

感じ方に違いがあって・・・

環境や生き方にも違いがあるから・・・

一概に

「たったそれくらいで・・・」

「もっと大変な人なんていくらだって

いるよ・・・」

 

なんて簡単には片付かない問題です。

でもひとりで【悩み】の中にいても

解決はありません。

 

よく「障害」者の方達も

ご相談に来ますが・・・

 

「どうして?そうなりましたか?」

「そうならないために

どうしたらいいと思いますか?」

「それは・・・この前

整理したことではなかったかな?」

 

そんな風に自分で“考えてみる”

ってことをしてもらいます。

同じことで何回も

来る方もいますが・・・

整理したことを思い出しながら

これからの自分が同じことを

繰り返さない

そんな・・・参考資料にできたら

いいと思っています。

 

これは「障害」児・者に限らず

保護者の皆さん方も

深い【悩み】の中に

いるときは一緒です。

 

同じ場所で、同じ内容が

頭の中でグルグル

まわってる・・・

 

「悩むより考えてみて・・・」

 

ってことは・・・みんな一緒です。

 

高校や高等部を卒業前は

子どものこれからの進路のために

子どものために一生懸命・・・

節目節目には・・・これからの

将来が・・・って

一生懸命になるのだけど

何だかどこかに落ち着いてしまったら

ちょっと気を抜いちゃって・・・

ゴールにたどり着いたように

勘違いしちゃう人達も多くいて・・・

 

んーーー待って待って・・・

後は平和な毎日が来るなんて・・・

それがずーーーーと続くなんて

思ったら大間違い・・・

それは・・・

どんなことでも一緒です。

 

いいことがあったら・・・

それに匹敵する苦しみ、悲しみもやってきますよ。

 

いいこと悪いことは、大なり小なり

交互にやってくるものです。

 

どこに行っても嫌な人は

山ほどいるし

本人にあわない人も

あわない支援者だっている・・・

 

よく小学校に上がる前の保護者が

 

「地域の学校にいったら

いじめられたら可哀そう何で・・・」

「地域の学校では専門性が・・・」

 

と言われ支援学校を

選ばれる選択をする方がいますが

 

「支援学校だからといって

いじめはないわけではないし専門性も

先生によって異なります」

 

とお伝えしています。

実際、私たちの会では

支援学校にいってる方も

いらっしゃるので

学校の状況はわかりますし

それは“事実”だからです。

 

あわない、不満、嫌・・・

そんなこと山ほどあるし・・・

いやな人がいて

当然・・・

 

不平や不満ばかり言っていても

どうしようもないし・・・

そんなことばかり言っていたら

誰も助けてくれなくなるかも

しれません。

 

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では・・・

子ども達のために何をすれば

いいのか???

 

それはやはり【対話】です。

 

【対話】って先日私も

話を聴いて・・・

深いなーーって思ったの・・・

 

なかなかできてなかったって・・・

 

【対話】ってね・・・

あなたも正しい、

私も正しいで話すこと・・・

とかく人は(私)心の中で・・・

 

「このことに関しては・・・

私が正しいでしょ」

「この件に関しては・・・

そっちか・・・」

 

なんてどこかで思いながら

話してしまいがち・・・

 

だけど・・・

お互い価値観の違う者同士・・・

お互いがジャッジを入れずに

対等に・・・

あなたも私も正しい

の視点から・・・話をする。

 

なかなか難しいです・・・

 

私も随分・・・

できるようになってきましたが

私たち会の保護者も・・・

そこ・・・

難しい人多いので

よくお話し合いに

入ったりしてます。

 

子ども達のために

私たち大人が何をすべきか???

迷ったら・・・

感情が先走ったら・・・

 

深呼吸しながら・・・

どうぞ・・・ご相談くださいね(笑)

 

 

 

 

 

「出すときにありがとう」「出してくれてありがとう」

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最近出会いが増えたせいか・・・

世の中には、こんなに人には言えない苦しみや

考えられないような地獄の日々を送っている人が

いるってコトに気づかされ・・・

ビックリすることばかりです・・・

けれど・・・とても逞しく強くしっかり生きていらっしゃる。

その上・・・

とても“優しい”・・・“温かい”

「そんなお辛いことを話していただき

ありがとうございます」

って言ったら・・・

「ううん・・・最近まで忘れていたの・・・

だけど自分の体をヒーリングしていたら

思い出しちゃって・・・」

って・・・

こんなに心も体もズタズタに切り裂かれるような

出来事なのに・・・

それを・・・

“忘れていた”という芯の強さ・・・

きっと・・・

“そんな人たちに私の人生を変えられない、そんなのは

なんの傷にもならない、左右されない”

というような強い思いだったのかなーーー

なんて・・・

 

それは・・・遠く昔の恨み言やネガティブな感情

としっかり向き合い、自分が

【変わる】ことを決心して前にすすまれてきた証

何だろうけど・・・

 

同じ人であり・・・女性であり・・・

そんなに体つきだって変わらない・・・

年齢はちょっと若いけど・・・

 

ソウダ・・・私より若いんだ・・・

なのに・・・その【悟り】

 

私なんて・・・まだまだやってないなーーー

できてないなーーー

 

そう思う衝撃的なことは・・・ここ最近

少なくはないのだ・・・

 

そして・・・このような出会いは・・・

私が“目に見えないもの”に価値を見出し

お金を投資してからの出会いなのだ。

 

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よく起業家や経営をやってる方・・・

また人として尊敬できる方は・・・

あまり・・・洋服、アクセサリー、バック

みたいな形あるものにお金の価値を見出して

いらっしゃらない・・・

それは、形あるものは

いつか価値がなくなってしまう

ということもあるのだが

いつも・・・何か自分に【問い】を立てられ

自分の学びや知らないこと、経験や体験・・・

そんなことに価値を見出して

お金を投資していらっしゃる・・・

つまりいつも・・・ご自分に、

ご自分の志向(思考)に・・・ってコト・・・

 

のようだ・・・

 

ある方は

 

「お金はね・・・

出すときに【ありがとう】なのよ」

 

っておっしゃってた・・・

 

えーーーー何で???って思ってたら・・・

 

「だって、野菜だって、なんだって

誰かがつくってくれなかったら

私たちの手元には

来ないわけでしょう?

家だって車だって・・・

何でも同じじゃあない??

だから感謝は買う側がするものなの

「払ってやった」

「こっちは客だよ」じゃあないのよ・・・」

 

って・・・

 

「まずは、出す・・・って

意識がないと

手に入るものは・・・

少なくなるわね・・・

私は・・・これ・・・

お金ないときからやってるの・・・」

 

っておっしゃってた。

 

何でもそうだよなーーー

物事・・・やるかやらないか・・・

どうしようか??うじうじ迷ったら・・・

私は飛び込むのが1番だと思って

今までやってきた・・・

やってみなきゃわかんないって

えいやーーーでね・・・

飛び込んでみたらねーーー

なんとかなるもんなの・・・

そこには・・・私は【失敗】はない・・・

考動ありきでないと・・・

前には進まないと思ってるから・・・

 

辛い、苦しい、悲しい・・・

そんな出来事に大騒ぎして周りをまき込んで

マイナス感情ぶつけまくって・・・

大変な時もあるけれど・・・

その感情を・・・これからの自分の人生の

糧にして。。。

楽しく、明るく、ワクワクするそんなこれからの

自分の未来へ・・・

切り替えていく『理性』

 

自分ひとりでできなかったら・・・

人を頼っちゃいましょう・・・

 

「イロイロ吐き出してくれて・・・ありがとう」

 (これも出してくれてありがとうだ・・・)

 

「さあこれからどうしようか」

「次は何をしていく??」

 

ってきっと・・・

 

これからのいいこと・・・方法・・・

たくさんでてくるはず・・・

最近そんなこと・・・

学ぶことばかりなんです・・・

 

 

 

 

 

共生社会、夢の実現への⁅問い⁆

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最近は・・・ずっとエッセイをblogに

のせていきながらも

 

その間に様々な取り組みのご案内や・・・

自分達のイベント準備・・・イベントなどをこなし

その間に保護者やご本人の悩みや不安・・・

 

そんなお話も聞かせていただき

そしてみなさんの投稿を日々拝見しながら

さまざまな【問い】を自分に立て日々過ごしている。

 

そんな中、

 

先日“移動市長室”に本会が

参加させていただくようになり

行政の方や市長との懇談会のようなものがあった。

 

私たちの会のことは

本市の市長は前市長の時代から

ずっと気にかけていただき・・・

お話をさせていただいたり・・・

様々な行事にも参加していただいている。

とても気さくにお話をしてくださり・・・

「障害」児・者福祉の件についても

よく耳を傾けてくれ

前年度は福岡県庁の方にまで

現市長とは同行させていただき

お話をさせていただく機会もいただいた。

なかなか一足飛びには・・・

物事は進まないものだが・・・

それでも【考動】していただけることに

感謝しかない・・・

 

そう・・・

先日の懇談でも様々なお話をする中で

市長も長年“移動市長室”をしながら

「最初はよちよち歩きだったが・・・」

という初めてからのお話や

「こういう生の話を聴きながら

自分に【問い】を立てる・・・」

というような話をされていた・・・

 

そうなんだ・・・

こんな市の全体をみわたす立場にある方でも

 

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自らに【問い】を立てる・・・

自ら【考動】する・・・

 

私が「障害」児を産み育てだした30年前の

自分と

今の自分は明らかに違う・・・

市長のおっしゃったように・・・

よちよち歩きの自分から

少しづつ考え、行動し、決断し

日々に【問い】

も立てられるようになってきた・・・

最初は・・誰かに勇気づけられ支援され

導かれるばかりで・・・

何か誰かがやってくれるのを受け身で

待ってばかり・・・

行動も鈍くて

言われたことをやるだけ・・・

で精一杯と思っていた・・・

 

でも今は・・・

私自身が【夢】をもって

周りのみんなを

勇気づける人でありたい

と常に願っている。

いや、願っているだけではなく

そう行動していっているつもりだ。

 

先日も“移動市長室”で

語ったこれからの展望。

 

【共生社会】共に生きる・・・

 

言葉でいうのは簡単だが・・・

なかなか・・・現状では・・・

一足飛びにはいかない

それは、とてももどかしいけれど

 

それも重々主知の上・・・

 

私は【夢】を語り続けていたい。

 

それは・・・こうなればいいねーーー

宝くじ当たればいいねーーー

 

みたいな漠然としてモノではなく・・・

 

『必ず、そうする、そうなる』

と強く思い描く【夢】【未来】【ビジョン】

 

大人はよく・・・

「そんな夢のようなコト・・・」

「そんなことより・・・もっと現実を見なさい」

 

なんて・・・よく口にする・・・

んーーー私も口にされてきて・・・

なんとなく

「大人が言うんだから」

ってそうしてきたけれど

 

ホントにそうなんでしょうか??

すべての生き物の中で⁅夢⁆を見れるのは

人間の特権・・・だといわれています。

 

ならば・・・自分の思い描く未来

そんな⁅夢⁆を現実に

知識を積み、情報を集め、経験を重ねていく

そうやって・・・

子どもたちにも・・・

もっともっと・・・⁅夢⁆を見てもらいたいなーーー

って思う。

 

あなたの⁅夢⁆は何ですか? 

 

 

「障害」児・者団体広報エッセイ集より17

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学齢期だった2人・・・との出会い

それぞれの「障害」が異なり

ご家族も様々な体験を重ねてきました。

小学校、中学校と学齢期には

一緒によく学校にも行きました。

小さかった2人・・・お母さんもすごく一生懸命で

体調を崩されることも少なくなかったように

思います。

それが・・・今では成人し・・・大人になり・・・

成人式を迎え・・・あれからさらに2年かな???

ひとりは大学生・・・1人は就労支援所へ・・・

そんなに大きく成長してきた・・・

 

双子って・・・私には想像もつかない世界・・・

それも異なるしょうがいで・・・それぞれの子どもの

それぞれの病院、療育機関・・・

そして教育など・・・

きっと・・・すごーーーく頑張ってこられた・・・

 

最近、知り合った熊本の方は・・・

5人中3人がしょうがいがあって・・・

って確かおっしゃってたし

3人ともみんな耳が不自由なお子さんをお持ちの方も

いらっしゃった。

お子さん・・それぞれ異なるしょうがい・・・

そしてお母さまも・・・って方もいる。

 

さまざまな家族の形態と出会ってきましたが

どのご家族も・・・

それぞれ一生懸命・・・

そんな家族に出会わせていただき

私も・・・私達家族も・・・

本当に成長させていただいたと心より感謝している。

これからも・・・きっと・・・

学びの連続・・・

みんなで一緒に楽しんでいきたいと思っている・・・

 

 

 

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トゥインクル

 

双子(ともに障害あり)の息子と娘が、

今年の五月に、おかげさまで二十歳になりました。

新春には、いよいよ成人式です。

 

 九月が出産予定だったので、

五月出産での子ども達は七百五十g、六百六十gと

超未熟児として産まれました。

たくさんの病気のため、何度もの手術とそれからの治療。

幾度となく生死をさまよい、これでもか、これでもか・・・

という試練を親子共々乗り越えてきました。

 

 子どもが成長し、学齢期になって、

小中学校は、地域の学校へいきました。

学校行事(遠足、運動会、宿泊など)になると、

親子の意志や希望と学校との意見がくい違ったり、

差別的な言葉や行動に傷つくことも何度もありました。

 そんな時、障がい児をもつ先輩お母さん方や考える会、

議員さん等に支えてもらい、励まされ、助けてもらいました。

嫌なこと、辛いこと、不安なこともたくさんありましたが、

それ以上に、子どもの笑顔や努力していく姿、

その中で、たくましく成長していく姿を見て、

地域の学校に行って本当に良かったと思っています。

 子どものためにと自分が頑張ってきたつもりでいましたが、

実は、私がたくさん成長させてもらい、

たくさんの方々との出会いやつながりをもたせてもらい感謝しています。

 

 子どもは成人し、大人の仲間入りをしましたが、

これからもまだまだ、いろんな方々の協力が親子共々、

必要だと思います。

 そんな私達、家族ですが、今後も少しずつ、

ゆっくりペースで成長していきたいと思っていますので、

これからもどうぞよろしくお願いいたします。 

 

                           【Y・Y】

 

 

「障害」児・者団体広報エッセイ集より16

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ダンスをおしえていただいた先生・・・

若くて子ども達にも大人気・・・

体を動かすことが好きだけど・・・

スポーツをバリバリやったりはできない・・・

ダンス教室は何だか・・・通うのは・・・

みんなの中で上手くできない・・・

そんな声を聞いて始めた・・・

 

人の声を拾いながら・・・

何が必要なのか・・・

考えてやってみる・・・

それに共感してくれ来てくださる先生方・・・

ホントに・・・

有難い限りだ・・・

 

トゥインクル

 

ダンスは言葉を使わない非言語コミュニケーション

コミュニケーションは大きく

「言語的コミュニケーション」と

「非言語的コミュニケーション」の

2種類に分けることができます。

「言語的」とは、文字通り「言葉」を使った

コミュニケーションの全てのことを指します。

必ずしも、音声を伴っている必要がなく、

書き言葉も言語コミュニケーションと

みなされます。

手話や筆記も、言語コミュニケーションなのです。

「非言語的」とは、ジェスチャー(身振り手振り)、

姿勢、動き(うなずきや振る舞い全般)、

表情、声のトーン(強弱や早さ、間)

などのことを指します。

 

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2000年に日本で公開された「ダンサー」

という映画がありました。

その映画のストーリーは、

生まれつき言葉が話せない主人公の

女の子が挫折を繰り返しながら、

プロのダンサーになるという夢を掴みとる

までの物語です。 

この主人公の女の子は会話ができない代わりに

普段は手話で会話しますが、

ダンスを踊っているシーンのダンスや

表情から伝わる表現力に魅了されました。

この映画のすごいと感じた部分は、

台詞が少なく音楽がベースにあること。

言葉のない場面でもたくさんの

メッセージが伝わってきて、

重要なポイントになるメッセージは

直接的な言葉ではなく、ストーリーの中で

少しずつ伝わり、観ている人の五感全てを

刺激するような感覚を今でも覚えています。

彼女を温かく見守ってきた人も、

そうでない人も、彼女のダンスを通じて

ひとつなった瞬間、凄まじいエネルギーが

一気に解放されていく様が素晴らしかったです。

この映画を見た時に、

私はダンスの可能性を感じました。

ダンスはただ踊るだけではなく、

自分を表現することができるコミュニケーションの

1つになるのだと確信しました。

ダンスを通じて障害者団体、

施設などと関わらせていただき

軽度の方から重度の方まで関わらせて

いただきましたが、笑顔が増えた、

明るくなったなど、良い変化があった

というお声をいただけることも多く、

親御さん自身が普段の生活では発見できていなかった

お子様の良さや変化に気づいたということを

体感していただけていることが

私にとって1番の喜びです。

私がイギリスに留学した時の事ですが、

イギリスのダンス文化を体感して、

イギリスの人々にとってダンスは

とても身近にあり、小さい子供から

おじいちゃんおばあちゃんまで

一緒に楽しんでいたこと、

ダウン症の方や車いすの方、

義足の方がダンスをプロ並みに

踊られていたことがとても印象的でした。

町の教会にある集会室のようなところで、

幅広い年齢の方たちが、身体を使った、

表現や遊びをしていました。

そこには年齢は関係なく、

一人一人が表現者という印象を受けました。

またダンスを通してコミニケーションや

人への接し方を学んでいるようにも感じました。

みんなが楽しみながら、自分が考えていることを

言葉ではなく身体で表現していたのです。

そこには、正解はなく真っ白なキャンパスに

いろいろな人の個性という色が混ざりあって、

1つの作品を作り上げている感覚でした。

今後は、イギリスのように

ダンスが普段からもっと身近になり障害者、

健常者という枠組みがなく、

子どもからお年寄り、障害者、

健常者に関係なく一緒になって踊れる

コミュニティダンスを広げられるような

活動ができればと考えています。