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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「鴻上尚史のほがらか人生相談・生きていれば言葉はいくらでも上書きできる

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40年間悩み相談に答えてきた

作家・鴻上尚史は語る

ネット最大の罪

って記事があった・・・

 

AERAにも連載されているんですね・・・

私は全然・・・雑誌も読むのは美容室か

銀行の待合い・・・くらいなので・・・

ホントに初めて知りました。

 

「鴻上尚史のほがらか人生相談~

息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」

 

40年も様々な方のお悩みにこたえられていて・・・

それが・・・『神解答』だとか・・・

 

人気の理由は・・・

具体的で実践的なアドバイス

抽象論や根性論を避け、今すぐにでも

実行できそうな解決策を提示。

 

著書も出版され

『孤独と不安のレッスンより良い人生を送るために』

『コミュニケイションのレッスン聞く・話す・交渉する』

 

がある。

演出家で舞台に携わるため・・・相談も多く

幕が日々上がる舞台では・・・

相談内容に・・・

『まって』はない・・そこでは瞬発力が求められ

『考えすぎだよ』『頑張れ』

なんて・・・

抽象的なアドバイスは余裕があるときにしか成立しない

 

だから・・・とにかく

具体的で即実行可能なことを言ってあげる。

 

『あの人とうまくやれない』は・・・

次の朝あったときに大きな声で

『おはようございます』

と言ってみようとか・・・

あの人はブドウが好きだから差し入れてみたら?

とか・・・ほんのちょっとした具体的なこと・・・

 

だから・・・連載の回答も早いのだそう・・・

 

興味関心のある

『世間と社会』『同調圧力』『教育』『恋愛』『毒親』

でも・・・こんなことは

現代人の生きづらさや、今の日本社会が

抱える様々な問題が浮き彫りにされているように

感じるが・・・

これらの問題って・・・実は昔からあって・・・

 

『あーーーこれが毒親って呼ぶんだ』

『これが同調圧力なんだ』

 

って・・・

 

それはすごく大きな目で見ると、

世界が良い方向に進んでいるんだと思う。

つまりLGBTQ+、同性婚、#MeToo・・・

世界はより自由で個人を

尊重する方向に進んでいる。

 

これは可視化されて来なかった問題が

浮き彫りになってきている

というのは・・・社会が変わろうとしている証拠。

 

多様性を認めるって難しい側面もある。

良い方向に行けば

みんなが楽になるんだけど、

タフな方向に変わってしまうと

そのタフに耐えられる人だけ

自由を享受できる可能性もあり

そこに不安がある人は、

現在の価値観にしがみつく。

 

そもそも『変わらない』ということは、

とても楽なことなんです。

 

また、多様性を反対するような人たちは

昔から一定数存在したけど

今の様に可視化されてなかった。

 

でも、ネットによってその姿や声が見えるようになって

彼らは連帯して力を持つようになった。

これはネット、特にSNSがうんだ悪い側面。

 

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だけどSNSの良さもあって

それは情報を

『つなぐこと』『人間を繋ぐこと』

上手く利用すれば無限の可能性がある。

まだまだSNSやそれにアクセスする

スマホは手に余る道具。

どう付き合っていくか?

僕らは試されている段階なんだと思う。

 

スマホを持ってしまったことで、

みんなの自己主張と自己承認の欲求も加速。

まさにクレームの時代

 

特にSNSでは『正義』をふりかざして攻撃する人が多い。

そんな人をアメリカでは

『ソーシャル・ジャスティス・ウォーリア』

と呼ぶ

今回の舞台は、

そんな時代を風刺しているのだそう・・・

 

展示会をした時に

『公金を使って国を批判するな』

なんていう人がいましたが、

その理論は間違っている。

公金というのは国からもらっているのではなく、

ぼくらが払った税金。

多様な意見を持った国民が出しているお金なので、

どんな内容のアートに

使われたとしても認めなければいけない。

『作品の表現について国が口を出すなんて愚かなこと』

を常識にしていかなくてはならない・・・

 

最後にインタビュアーからの質問

『僕は耳の不自由な両親に育てられ、

幼少期『障害のある親なんいぇ嫌だ』

『普通の家に生まれたかった』

と随分ひどいことを言ってしまって

関係は良好なものの、時折、

当時のことを思い出し、どんな顔をして

あえばいいのかわからなくなる』

 

との問いに

 

そんなの簡単。『あの時は、ごめんね』

っていえばいい。

 

ただし、ちゃんと時間を確保して真剣に

 

『ここに座ってくれる』

『どうしても忘れられなくて

謝りたいことがあるんだけど・・・』

 

ってね・・・

 

生きていれば言葉はいくらでも上書きできる

そう結んでいた。

 

凄く・・・悩みの回答の仕方に共感した。

みんな日々・・・悩みの中にいて・・・

『明日いう言葉』が欲しいんです。

『すぐに実践できること』を探してる・・・

世の中のスピードは速い。

さまざまな駆け引きも早い時間の中で流れていく・・・

だから即・・・すぐが欲しいんです。

 

そして・・・何かを動いてやったとしても

情報がSNSやスマホであふれんばかりに入っていて・・・

整理ができなくなってしまってる・・・

それを紐解いて一緒にやっていくことも

とても重要なことなんだと・・・

私も最近の相談を聞いていて思っていました。

 

そして・・・

これが『大きい目』で見たら・・・

世の中が良くなってる

動いているって捉えること・・・

そうなんだーーーと何だか心が軽くなりました。

 

さまざまな失敗や苦しみ、悲しみ・・・

そんなことも聴きながら・・・

 

『生きていれば言葉はいくらでも上書きできる』

そんな言葉に

 

失敗しても・・・なんちゃないよ・・・

何だか元気が出ました・・・