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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

感情は“隠せないギフト”——子どもに伝わるママの在り方

人は、知らず知らずのうちに「感情」を周りに伝えてしまう存在です。

心理学ではこれを「感情感染(emotional contagion)」と呼びます。

たとえば、家庭でママが笑顔で「おかえり」と声をかけると、

子どもの顔がパッと明るくなる。
 

逆に、ママが疲れた顔で「早く宿題しなさい!」と声を荒げると、

子どもの心は一瞬で縮こまる。


 私も何度も経験してきました。

 障害のある子を育ててきた私は、毎日のように

「感情が子どもに伝わっている」ことを痛感しました。
 

よくも悪くも、親はいつも見本にされてしまうんです。


感情感染は「よくも悪くも」伝わる

 良い感情はプラスの栄養として広がります。
 笑顔や「ありがとう」、一緒に笑う時間——

それらは子どもの心を支える肥やしになります。

 でも逆に、ネガティブな感情も同じくらい強く伝わってしまう。
 

私自身、疲れや焦りから子どもに強く当たってしまい、

「あぁ、また傷つけてしまった…」と後悔した夜が何度あったでしょう。


 そのたびに「私が暗い顔をすれば、この子も不安になるんだ」と、

痛いほど思い知らされました。


よくも悪くも、親は「見本」

 障害児ママとして36年。
「この子は将来どうなるんだろう」
 「私の支え方は間違っていないだろうか」


 そんな不安で胸がいっぱいになる日がたくさんありました。

 でもあるとき気づいたんです。


 子どもは私の言葉以上に、「私の在り方」

そのものから生き方を学んでいるということ。

 泣いていてもいい、弱音を吐いてもいい。
 

でも最後には「よし、もう一度やってみよう」と立ち上がる親でいたい。

 その姿を見せることが、子どもにとって最大の“教材”なんだと。


肥育のように、自分の在り方を耕す

 農業に「肥育」という言葉があります。


 家畜をよりよく育てるために、環境や餌を整えていくこと。

 

 親の在り方も同じだと思うんです。
 子どもは親という環境で育つ。

だからこそ、親が「自分の感情をどう整えるか」で、

子どもの未来は大きく変わります。

 私がやってきたのは、とても小さなことです。

  • 「ありがとう」を一日3回は言う

  • 子どもの不安をまず「そうだね」と受け止める

  • 疲れたら「少し休ませてね」と言葉にする

  • 一緒に笑える時間を意識してつくる

 これらを意識できた日は、子どもの表情が少し柔らかくなる。
 「あぁ、これでいいんだ」と、私自身も救われる。


今の私のパワーの源

 正直に言えば、私は完璧な母ではありません。
 感情に振り回され、泣いて、怒って、落ち込んで……

その繰り返しでした。

 でも、不完全な私であっても、歩みを止めずに

「自分の在り方を整えよう」としてきたこと。


 その姿こそが、子どもにとっての“見本”になっていたのだと思います。

 今の私のパワーの源は、

「あのときの涙も、不安も、怒りも全部が子育ての肥やしになった」

と信じられること。
 

そして何より、子どもが「ママが笑っていると安心する」と言ってくれる、

その事実です。


最後に

 感情感染は、避けることはできません。

 でも、どうせ伝わってしまうなら「子どもの未来を支える肥やし」

として使っていきたい。

 障害児ママとして歩んできた私が、今胸を張って言えることは——

 よくも悪くも、親の在り方が子どもの未来をつくるということ。

 だから、どうか無理せず、少しずつ「笑顔を取り戻すこと」から始めてください。
 

その小さな一歩が、子どもの大きな安心につながります。