2019年2月11日
ǸPO法人筑紫野市「障害」児・者問題を考える会の40周年
記念行事をする。
仰々しくしたくはなくて・・・
でも・・・先輩方が築き上げたものは
大切にお知らせしたくて
そして・・・今後の展開や考えについても・・・
その中で、40周年のこれからに
最もふさわしい講師もお招きできて
本当に嬉しく思っている。
TED札幌 成澤俊輔って入れてもらうと
動画を観ることができますが・・・
彼は
徐々に視力を失う難病、
網膜色素変性症を3歳で発症し今に至ります。
地元の小中高と“普通学校で”過ごしましたが
18年間は暗黒時代だったと語ります。
ルール、仲間、達成感・・・そんなものもなく
漫画やゲームができないので話の話題もなかったと・・・
高校卒業後、関東の福祉大学に入学。
2年生のとき単位を落としてから・・・2年間
周りに内緒で上手に学校に行けず、
不登校(ひきこもり)の経験も・・・
大学に行くも・・・福祉になじめず・・・
彼は“経営者”の手伝いをしながら・・・
自分の存在価値を確認していったそうで
す。
目が不自由だと・・・人は
「白状をついたらいいよ」
「点字を覚えたらいいよ」
「パソコンを覚えたらいいよ」
といったそうです。
(確かに・・・私も言うかも・・・)
でもでもね・・・
『でも、白状をついてどこへ行けばいいのかもわからないのに・・・』
『点字を覚えて誰と話せるの?かわからな
いのに』
『パソコンを覚えてこの心のもやもやと
孤独、この気持ちはどうやったらスッキリ
するの?かわからないのに・・・』
誰か教えてくれよ
そう思っていたそうです。
確かに、そばに“仲間”がいれば“友達”がいれば
“同僚”がいたら、そんなものはいらない・・・
誰かが彼の
“目”“視力”の変わりくらいできるか
ら・・・
彼は、18年間の暗黒時代の3か月分を今は1日で
しゃべっていると笑います。
(はい、といいえ位しか話してなかったそう・・・)
自分のキャッチフレーズは
世界一明るい視覚障害者だと・・・
彼の仕事は大きく3つ
①障害者の働き方改革コンサルタントをしています。
就労支援事業も行っています。
②相談支援を行っています
全国から年間2000件の相談を受けています。
③講演会・研修
年間200ほどのスピーチや研修に全国をまわっています。
200のうち100件はボランティアで無料で行っています。
(会社等では1時間15万円)
なぜ?
彼がボランティアで講演を引き受けるのか・・・
それは、
「今日この取り組みを知れば、
無理心中を思いとどまってくれるかもしれない」
「今日。この取り組みを知れば
子どもを手にかけることはないかもしれない」
「今日、この取り組みを知れば
うつ病になって自殺することを食い止められるかもしれない」
今日、今日、、今日・・・・
1日でも早くみなさんにお届けしたいと・・・
そういう強い気持ち・・・
私はその気持ちに、とても共感しているし
自分の力は小さくても
そういう取り組みをやっていきたいと日々活動してきています。
そして彼は言います
「どんな人だって働ける。大丈夫だ
ぜ!!」
私の好きな言葉・・・よく使う言葉・・・
「大丈夫!大丈夫!」
何だかとっても心に響きます。
11日本当に楽しみです。
お聴きになりたいことがあったら・・・
お問い合わせくださいね・・・
ご都合がつけば・・・ぜひ・・・
お待ちしています。