子育てをするママ達が読んでいるのかな？
「子どもスケッチ」
子どもと暮らす毎日に、笑って、泣いて、驚いて、初めて出会う
いろいろな自分の気持ちに、喜び、戸惑い、揺れ動く
すべてのママ達が経験しそうな内容・・・
ちょっと昔を思いだしてみながら
うんうん。あるある・・・なんて
微笑ましく読んでいた。
その中で、朝の出がけに子どもを叱ってしまったとき
言い方が良くなかったかな？失敗。
あーあ未熟な母だ。
私は、いきあたりばったり
もしかしたら子どもに
正しいことばかり言いすぎている
かも・・・
正しいことを言うのって、
すごーーーーく簡単。
でも本当は、そんなに割り切れないもんなあ。
日々の大半は言葉にならない気持ちでできて
いて
その気持ちは嬉しいとか悲しいとか呼び名す
らない。(確かに・・・)
自分が正しい話をするたびに
いいかげんな自分に「そんなこと言える？」
と目に見えない誰かが
横から意地悪くささやく気がする。
正しさから
こぼれ落ちる気持ちの中に
愛しいものがいっぱいあるのに。
そして、
子どもが学校から帰ってきて
何事もなかったかのように
ママに学校の出来事をニコニコ話す。
その時ママは
わたしの未熟さなんか
あっさりと許されている。
大人も子どもも
こうしたいと思いつつできないことだらけ。
失敗は日常。
失敗してやり直して、また一緒に
笑う。
愛しさは、いつもいったりきたり。
いったりきたりして、紡がれていく。
みたいな言葉が大きく印象に残った。
そうだなあーーー
そう思う。
就労継続支援所で農業に未熟な私の失敗なんか
みーーーーんな許してくれる。
あーーーー車が路肩に落ちちゃったーーー
なーーーんてときにも
「大丈夫、大丈夫」
みんなで引いて押して何も責めずに
助けてくれる。
休み時間をとらずに働いていると・・・
「お休みしたら？倒れてしまうよ・・・」
「休み時間とってください・・・」
って心配してくれる。
どーーーんな言葉が気持ちがいいか
どーーーーんな言葉がチクチクするか・・・
そんなこと話しながら
大人も子どもも
いやいや
断然！大人の方が多いかもしれない・・・
こうしたいと思いつつ
できないことだらけ。
失敗は本当に日常・・・
失敗してやり直して、また一緒に
笑う。
いや、笑ってもらってる。
大人の価値観、正しさから
こぼれ落ちる気持ちの中に
愛しいものがいっぱいあるから・・・
あーーーーー未熟だ・・未熟だ
そう思いながら
あっさり許される自分に甘えないよう・・・
愛しいものを見失わないよう・・・
いったりきたり・・・
ひいたりおしたり・・・
明日も、また、
失敗してやり直して
みんなと一緒に笑っていこう・・・
