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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

見過ごされる・・・「発達障害」2

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クローズアップで取り上げられたらしいのですが・・・先日書いた記事の続きの文書です。

ひきこもり×発達障害 なぜ見過ごされるのか

武田:取材した管野さん。ひきこもりの長期化、深刻化の裏に発達障害という原因があるという実態。どのくらい把握されてるんでしょうか。

管野記者:もちろん発達障害があるからといって、すべての人がひきこもりになるというわけではありません。実際に115万人ともいわれている、ひきこもりの人たちすべてを調査したものはないので、正確な数字は分からないんですが、過去には2007年から2009年にかけて、全国5つの精神保健福祉センターに、ひきこもりの相談で訪れた148人のうち、およそ3割が発達障害と診断されたという調査結果も出ています。

調査に参加した宮崎大学の境准教授は、この結果について、当時は大変驚いたと話していました。ただ取材をしていく中で、発達障害の特性が理解されなかったことによって、仕事や人間関係でつまずいたり、失敗を繰り返したりするなど、ひきこもりと発達障害には大きな関係があるということを強く感じました。特に、大人でひきこもっている人の場合、発達障害が見逃されてきた結果、先ほどの小崎さんのように、長期化、深刻化するケースが多いということにも強い危機感を覚えました。

武田:そして発達障害とひきこもりの関係、大人の発達障害にも詳しい内山さんにもお伺いしますが、ひきこもりの人の中でも、発達障害が見過ごされてしまう要因として、内山さんはこんなポイントを挙げていらっしゃいます。この3点なんですけど、それぞれどういうことなんでしょうか。

ゲスト 内山登紀夫さん(医学博士 大正大学心理社会学部 教授)

内山さん:発達障害はもともと子どもの障害から始まっているので、子どものときの診断の方法は、ある程度確立されています。ただ、大人に関しては、最近、話題になってきたわけで、まだ診断の方法が確立していないと。特に発達障害の場合、子どものときから症状があるのがポイントになるわけですけど、子どものときの症状を知る方法がない場合もありますよね。そういう場合、情報が少なくて診断が難しいということがあります。
もう1点は、大人になるといろんな不安障害とか、うつ状態とか、いわゆる精神科的な合併症を併合している可能性が高いんです。その場合、例えば精神科に行って、うつ状態や不安障害、そういう診断を受けるんですけど、その背景にある発達障害が見逃されやすい、見えにくいということがあります。
あともう1点は、過剰診断・過少診断という言い方をよくするんですけど、精神科医によっては、わりと安易に診断する方もいらっしゃるし、あと、立場によっては、俺は発達障害という概念はあまり使わないんだと、ほかの視点で診ていくんだ、という立場の先生もいらっしゃるので。

武田:ちゃんとした基準がないということなんですか。

内山さん:そうなんです。発達障害の場合は、脳波とか画像診断とかで分かるわけではないので、基本的には本人の今の状態から見ていくんですね。きちんとしたスタンダードがなかなか持ちにくいと。そういう事情があります。

武田:VTRにもあったように、少しでも早く診断してもらえれば、という患者さんの声もありましたよね。

内山さん:本人が困っているときは、その背景に発達障害があれば、その特性をちゃんと理解して、それを早くサポートすると、やりようがあるので、そこを見逃されることなく、早めに診断した方がいい人はたくさんいらっしゃると思います。

ひきこもり×発達障害 診断が転機に

武田:その発達障害という診断を受けたことによって、生きづらさが変わったという、ひきこもりの当事者のケースを見てみたいと思います。

番組に、ひきこもりと発達障害の関連性について調べてほしいと訴えた平澤さん。26歳のときに、発達障害の診断を受けたことが大きな転機になったといいます。

取材班
「『発達障害ですよ』と医者に言われたときは、どう思った?」

平澤さん(仮名)
「自分は普通とは違うんだなというふうに、まずは思いました。じゃあ、普通とは違うんなら、どうしたらいいんだろうということで、精神障害者が受けられる行政とか、福祉サービスとか、そういうことを知りまして、自分はこういうのを積極的に利用しようと思いました。」

その後、職業訓練などのサービスを受け、ひきこもりの生活は徐々に変わっていきました。
そして、5年前に障害者雇用枠で正社員として就職。今は、商品のトイレットペーパーの品質管理を任されています。強度を測るため原料の紙の幅をそろえます。

平澤さん(仮名)
「ほぼ2.5センチ。」

平澤さんの場合、誤差は常に1mm以内です。

こちらは、トイレットペーパーがほぐれるまでの時間を計るテスト。

平澤さん(仮名)
「はい、ここ。」

人一倍、正確さにこだわりを持つ特性を生かし、わずかな時間の差も見過ごしません。

総務部人事課 清水絹代さん
「少しの数字の違いがあったら、すぐに報告がくる。その報告によって、現場が対応できるという、ありがたい話ですね。」

取材班
「会社としては戦力ですか?」

総務部人事課 清水絹代さん
「即戦力ですね。」

就職に失敗して、ひきこもりが始まった平澤さんですが、この工場では、週5日の勤務を5年間も続けています。

平澤さん(仮名)
「周りの人が思って下さっているので、自分も必要とされている。自分も応えなきゃいけない。そういうふうな心境に変わってきました。」

ひきこもり×発達障害 結婚が転機に

大学時代、環境になじめず10年近くひきこもった経験を持つ、宇樹(そらき)さんです。

宇樹義子さん
「麦を量って、ご飯に混ぜるんです。」

取材班
「ぴったり30グラム?」

宇樹義子さん
「ぴったり30グラムです。31グラムまでだったら許す。」

発達障害と判明したのは、30代で結婚した後のことでした。診断が出た後も、特性を理解しきれない夫と衝突し、3回も離婚の危機に。しかし、それを乗り越え、夫婦で作り上げたのが…。

宇樹義子さん
「お互いの取扱説明書というか、そういうものを頭の中に持っておくといいのかなと思います。」

トリセツ1。
視覚過敏がある宇樹さんは、明るすぎると極度に疲れてしまうため、2人でいるときも部屋の電気は暗めにしています。

宇樹義子さん
「『暗い、暗い』って言いながら、我慢してくれています。」

トリセツ2。
大嫌いな外出は、夫が事前に詳細をリサーチ。それによって、外に出る機会も増えました。

宇樹義子さん
「見通しが立つと不安が軽減するし、体調が不安定になりがちなので、前もって条件を教えてもらえれば、それなりの対策ができる。」

宇樹さんは、発達障害とひきこもりの体験を本にして出版。ひきこもりのライターとして、女性ならではの本音や結婚生活の悩みなどを、ウェブ上で発信。共感を集めています。

宇樹義子さん
「私は放っておくと、1週間家を出ないことがあるんですけど、それでも、いわゆる社会参加はしていますし、元気だし、幸せとか健康とか、正しいこと、正解、まともなんていうのは、本人にしか決められないし、決めることにあんまり意味が無い。」

 
 この内容を見ていて・・・まさに
ホントに診断が大人になって。。。
つけてくれるところがなくて困ってたり・・・
また、中には親が認めない・・・
精神疾患を患って・・・生活がうまく回らなくなって・・・
それでも・・・「治るもの」と信じ・・・
決して認めない・・・であったり・・・
特性がわかって・・・その特性にぴったりくることがあったら
そんなに困ったことではないことも・・・
それぞれの「理解がない」と・・・
それは誰にとっても「苦しい」ものになってしまう・・・
違和感があっても・・・小さなころから・・・頑張り続けて・・・
結局・・・大人になって・・・二次しょうがいで・・・
気づかれる・・・
それって・・・ほんとに・・・身近な誰もにとって・・・
😢哀しい・・・
それをなくすためには・・・
この続きは・・・
また明日・・・
小さなころからの苦しみを隠していた