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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」と「コロナ」と「福祉制度」

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新型コロナウイルスの感染の広がりは、「障害」児・者の暮らしにも

大きな影響を及ぼしています。

多くの「障害」児・者がともに暮らす入所施設では、

各地で集団感染・クラスターが発生、

その感染対策の困難さが浮き彫りになりました。

一方で、自宅で生活する「障害」児・者たちも、

さまざまな困難にぶつかりながら暮らしています。


難病のため、電動車いすを利用して暮らしている方やALSの方他。家の中で、日中数人から十数人ヘルパーが入れ替わりで自宅を訪れ、

生活を支えてもらっているかたなどの実態も様々です。

外から来る複数のヘルパーが自宅に出入りするため、

感染のリスクが避けられません。

さらに、多くの介助は体を密着させながら行うため、

身体接触によるリスクを避けることもできません。

よって・・・自宅でできる感染対策を徹底的に行うしかない。

ヘルパーが家を訪れたとき。

外から家にウイルスを持ち込まないことが、大きな課題となります。

 ヘルパーはまず、玄関で私物の携帯などを消毒。
訪問後すぐの対策が重要
  1. 玄関のタイルの上をレッドゾーンにする。
  2. アルコールスプレーで手とメガネを除菌する。
  3. 基本、外から持ってきたものはレッドゾーンに置くようにし、部屋には持ち込まない。持ち込むときは消毒する。
  4. かばん(荷物)を袋に入れ、玄関に置く。
  5. 手紙の封筒、ポリ袋、商品の袋、食材などは、全部開けて、中身を詰め替えて、袋はレッドゾーンで捨てる。
  6. コートを玄関のドアにかける。
  7. 玄関で服を脱いで、服をポリ袋、もしくは持参の袋に入れる。
  8. 新しい服をカバンから取り出し、着替えをする。
  9. 携帯など家の中に入れるものを、除菌シートで消毒。
  10. マスクを玄関のゴミ箱に捨てる。
  11. 洗面台で手を2回洗い、うがい。顔も洗うとなおよい。
  12. 新しいマスクに変える。
  13. 1日1回、レッドゾーンと、廊下などの床を、拭く。

自宅の玄関を、「レッドゾーン」と定めること、

外から持ち込まれるウイルスに汚染されている可能性のあるものは、

すべて玄関から出さないように徹底する。

訪問したヘルパーは、玄関で、ウイルスが付着している可能性がある衣類を脱いで

ポリ袋などに入れ、別の服に着替える。

バッグなどの持ち物はその場に置き、奥には持ち込まないようにする。

もちろん手洗いも念入りに。

携帯電話など、家の中に持ち込む必要のあるものは、

除菌シートで消毒。

区域をきちんと仕分けることで、部屋の中を清潔な「クリーンゾーン」に保てるよう、工夫すること・・・これはある方のブログで見つけたものです。

「家の中での行動」では・・・

  1. 手洗いをこまめにする。よく乾かす。できる時は、ハンドクリームで保湿もするといい。
  2. タオルは自分用を使い、うがいのコップは洗って使う。
  3. 目、鼻、口をさわらない。マスクやメガネ(伊達メガネやサングラス)を使うことも効果的。
  4. 換気をこまめにする。
  5. トイレ使う前と、使った後に、便座にトイレのスプレーをかけ、ティッシュで拭く。
  6. トイレを流す時、ふたを閉めてから水を流す。
  7. 水をこまめに飲む。
  8. 夕食は時間をずらして、それぞれ食べる。
  9. なるべく生野菜は食べない。
  10. 食器の中身を入れる部分(お椀の内側など)は、お箸やスプーンは洗った後、なるべく手を付けない。コップの淵、口を付ける部分も同じく、なるべくさわらない。
  11. パンやおにぎり、お菓子も、素手では食べず、お箸で食べる。
  12. キッチンで料理をお皿にとりわけて、食べる分だけをテーブルに出す。
  13. 1日2回、手袋をして、除菌スプレーと雑巾で、 キッチン→リビング→各部屋→洗面台→トイレ→玄関の順に除菌する。冷蔵庫の取っ手、キッチンの引き出しの取っ手、電気のスイッチ等、触る回数が多い部分に気を付ける。(一番汚い玄関は最後に行う)

実際に生活してみながら、ルールを柔軟に修正していくことも重要・・・と言います。

 例えば子どもさんの問題・・・(親が「障害」者の場合など)
子どもが楽しんで取り組めるような方法を考えること。
手を洗う際に、十分時間をかけられるよう・・・
洗いながら歌える歌の一覧を壁に貼るなどの工夫等。
実際に対策を行ってみて感じたポイントを何度となく微調整し、
感染対策が出来上がる・・・

「障害」児・者の場合、生活のスタイルを変えることが特に難しい場合もあります。

よって生活の実情に合わせて工夫しながら感染対策を行っていくことが大切

 

「外出するとき」(特に車いすや何か装具を使う場合)

  1. 車いすは洗えないので、車いすにタオルを敷いて、その上に座り外出。
  2. 車いすは家に入れず、玄関の外に置く。
  3. スーパーに行く回数もなるべく減らし、滞在も短時間にするため、行く前に買うものをリストアップ。1回あたりの買う量を増やして、行く回数を減らす。
  4. 外から帰ってきたら、できるだけすぐにお風呂に入る。

外出をする場合、ポイントとなるのは車いす(装具等)です。
車いす(装具)がウイルスを媒介する可能性もあります。

電動車いすは洗浄することができません。

直接シートに座るのではなく、タオルを敷いて座り、

タオルを外出の度に取り替える。

そうすることでウイルスの付着をできるだけおさえるなどの工夫も・・・

 

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ふーーーってため息が出そうな感じですが・・・

はじめに医師から対策を聞いたときや、実際にやってみたときには

かなり労力を感じたといいます。

でも2週間も続ければ慣れてきて・・・

なによりきちんと対策をしていることの安心感を得れるようになったと・・・

 

様々な対策・・・はーーーふーーーって思うことも

あるかもしれませんが・・・

どうせやることが決まっているなら・・・

これを「チャンス」「チャレンジ」ととらえ

楽しみながらやっていきましょう。きっと未来はよくなりますから・・・