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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

インクルーシブ教育を考える~カナダでは~2

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カナダの場合、幼稚園から高校まで義務教育。

個人指導計画書は教育委員会で作成。

教育委員会には言語聴覚士、理学療法士、

作業療法士、ギフテッド専門カウンセラー、

発達障害専門支援カウンセラー、

ユースワーカー(生活面指導)が常駐、

各学校にスクールカウンセラーが複数名常駐。

個人指導計画書は基本的には

教育委員会の専門家チームで作成。

学期中に何度も保護者、先生、

エデュケーションアシスタント、

生徒、ユースワーカーを含め相談しながら

ご本人の自己理解と周りでサポートする

スタッフの理解を深める。

障害の診断名より、どうやったらその生徒が将来、

社会で自立できるようになるか

徹底的にいろいろな方向から対策を練る。

 

大学生の発達障害、ĀDHDといった障害を持ってる方は

ご自身の診断名だけでなく、

どういった個性を持っていて

どういった支援が必要でそういった支援が

あったらどんなことができるかを把握。

自己理解を幼少期から専門家チームのサポートで、

当事者自身も

自分の個性について詳しくなっている。

 

そんなことも書かれていた。

 

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うーーーん・・・なるほど・・・

ココのところも随分違う・・・

 

当事者自身が自分のことを知る・・・

このタイミングって・・・日本の考え方ってどうなんだろう??

私は、早い方がいいなーーーって思うんだけど・・・

保護者の中には

 

『障害のレッテルを貼られる』 

 

『本人が傷つくかもだし、

うまく説明できないから本人には言わない』

 

『いうのは・・・今ではないと思う』

 

そんな声も良く聴く話・・・

私の中では

 

『えーーーー』

 

なんですが・・・

 

自分の子どもは本人が「障害者」って

言ってるつもり・・・で

(療育も手術も何度もしていたし・・・)

中学校の進学のときだったか??

(高校進学前だったか・・・??)

身体障碍者の方が車いすに乗ってるのを見て

 

『障害なんやねーーー』

 

とかなんとか言ったから・・・

 

『あなたと一緒ね』

 

と言ったら・・・

え!!???って顔をしたので

 

『あなたも障がい者だよ・・・』

 

って言って・・・説明をした記憶がある。

本人は気が付いてなくて・・・

日常生活は不自由ではなかったんだねーーー(笑)

 

知的にも言語も体も小さくて・・・

私的には大変なことばかり・・・

だったのでは・・・と

思っていたけど・・・

本人の中では『障害』を感じない

生活だったんですね・・・

 

私は“診断”はついたとしても・・・

その『障害』という言葉に

振り回されることなく

早く診断がついて特性がわかったら・・・

そこを本人と共に受け入れながら・・・

じゃあ・・・どうしていこう??を

早くからできるのって

これからの長い人生を考えるといいなーーー

って思う。

 

それがカナダのように・・・

たくさんの人のチームで

多方面から『本人』の側面を見ることができると

ホントに気持ちも楽になって・・・

いいんだろうなーーって思う。

 

海外では・・・

子育てにしっかりお金かけてるなーーー

 

日本は・・・高齢化対策でいっぱいなんだろうか??

(これも目の前のことで大切だけど・・・)

 

でも“少子化”も問題・・・

これからを担う子ども達・・・が・・・

子ども達が担う、出会う社会が・・・

どうなってほしいかは・・・

 

早くに・・・

取り組むべき問題なのではないかなーーー

って思う。