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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

差別~意図せぬ奇跡が起こるとき・・・

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先日から人の差別意識について

考えていて・・・

思い出すところがたくさんある・・・

相模原事件も1つ・・・

その時・・・また1つ思い出したブログがあった・・・

小さな町工場で宇宙に行く・・・ことを夢見て

チャレンジしてきた・・・

植松さんのブログ・・・

 

下記になります・・・

 

かつて、ナチスドイツでは「生きるに値しない命」という言葉が使われたそうです。

この言葉のもとで、健康で純粋なアーリア人以外の人達が、

哀れみや慈悲をかけること無く、殺されていきます。

 

「愛がゆく」というマンガがあります。作家は「小山ゆう」さんです。

超能力者をえがくSFマンガです。

このマンガの中で、現在の人類よりもはるかに進んだ科学を持つ未来人が、

現在の地球にやってきて、地球を占領してしまいます。

そして、未来人は、人類を判別機にかけます。

そこで、遺伝子や能力などが調べられ、それぞれの人の額に数字がプリントされます。

その数字は、「人間の有能性」を示すものです。

未来人は、その数字を基準に、低い数字の人を消去することで、

社会を効率的に運営するのだそうです。

 

高い番号をつけられた人達は、喜びます。そして威張ります。

宇宙人の手先となって、ひどいこともします。

番号が低い人達は、絶望してしまいます。

 

主人公を小さい頃から育ててくれていた、近所の優しいおっちゃん達は、

残念ながら、みんな数字がとても低く、

次々に死んで消えていきます。

そのシーンは、とても衝撃的で、とても悲しいです。

 

たしかに、そのおっちゃん達は、頭もあんまりよくないし、

よくミスをします。

でも、主人公は、そのおっちゃん達のおかげで、優しさや、思いやりを学びます。

もしも、そのおっちゃん達がいなければ、主人公は、大切なものを学べなかったのです。

だから、そのおっちゃん達は、個々人の能力は低いのかも知れないけど、

でも、主人公と出会って関わった、というだけで、素晴らしい未来を作ったのです。

(思い出しても泣けてきます。ぜひ見た方がいいマンガです。)

 

すべての人には、素晴らしい可能性があります。

という言葉は、よく耳にするでしょう。

学校でも、いつも先生から言われているでしょう。

半信半疑で聞いている人もいるでしょう。

自分にはかんけーねー、と思ってる人もいるでしょう。

でも、本当に、すべての人には素晴らしい可能性があるのです。

 

人は、その人本人が奇跡を起こす可能性を、もちろん持っています。

しかし、それよりもっとすごいのは、

その人が誰かと関わったことで起きる、意図せぬ奇跡です。

それは、本人にも、そして、誰にも予測できないのです。

 

僕は、小学生の頃、担任の先生とうまくいかないです。

いつも怒られてばかりです。

ある日、先生がうちにやってきました。

母さんと話をしています。

先生の声は大声で強い口調だから、僕にも聞こえます。

「あの子はおかしいから迷惑だ!」と言っていました。

母さんは泣いています。

 

ああ、僕のせいで母さんが泣くのか・・・と思いました。

でも、僕にはどうしようもありません。

なんで生まれて来ちゃったんだろう・・・と、泣くしかなかったです。

 

その先生にとって、僕は、価値が無いどころか、迷惑だったのです。

勉強もできない。運動もできない。集団行動もできない。

好き嫌いも激しい。わすれものが多い。

 

でも、そんな僕は、いま、会社を経営しています。

そんな僕が、英語の教科書や、道徳の教科書に載っています。

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そうなるまでには、それこそ、数多くの人との関わりによってもたらされた

予測もできない、そして、自分の意志にも基づかない、

意図せぬ奇跡がつながり続けたのです。

 

だから、全ての人には、すごい可能性があるのです。

その人自身が奇跡を起こす可能性もあるけれど、

その人が出会って、関わっただれかが、奇跡を起こす可能性もあります。

そして、その奇跡は、その人がいなければ起きない奇跡です。

 

だから、本当は、だれも人間を評価してはならないのだと思います。

優劣などつけてはならないのです。くらべてはいけないのです。

そんなことをするから、価値と可能性を失う人が育つのです。

 
 

この記事を読んでくださっているあなたも、奇跡の可能性を持っています。

これから、素晴らしい事が起きます。本当です。

誰かと出会い、誰かと関わることで、奇跡が起きます。

そのとき重要なのは、「関わる」です。

勇気を出して自分という存在を伝え、相手の存在を知るのです。

 

でも、

勇気を出して集まりに参加してみたけど、結局、誰とも目を話すことができなかった・・・

というのは、ちょっともったいないです。

なにを話していいのかわからないし・・・と思うかも知れないけど、

うまいことを話す必要なんてないです。

消え入りそうな声ででも、「今日は、勇気を出して来てみました。」というだけで、

もうすでに、自分が勇気を出して新しい関わりを作ろうとしたんだよ、ということが

相手に伝わります。

もちろん、相手も緊張してるかも知れないし、

会話が苦手な相手もいるかもしれません。

そういう人と会ってしまうと、うまく会話が続かなかったりするかもしれないけど、

それは、誰が悪いのでもないです。自分が悪いのでもありません。

相性のいい人を探してみたらいいです。

 

そういう意味では、植松電機のイベントに来てくれたら、

植松電機のつなぎを来てる人達は、まあまずたいてい、ウエルカムな人達です。

また、スポーツシューティングの集まりに来てる人達も、

シャイな人も多いけど、みんな優しい人達です。

なんでかな?

そうか、そこには、階級や上下関係が無く、自慢がないからかな・・・。

そこには、「評価」がないからかも。

 

全ての人には、素晴らしい可能性があります。

 

でも、「評価」すると、その可能性が消えてしまいます。もったいないです。

その「評価」は、自分で自分にしてしまうこともあります。

「人からどう思われるのか」「人からどう見られるのか」

それも、可能性を奪ってしまう、悲しい評価です。

 

この根源を絶つためには、まずは、評価しない教育が必要でしょう。

いま、終身雇用がなくなります。
採用条件から学歴を外す会社がどんどん増えています。
新卒の一括採用もどんどん無くなっています。
後数年で、「大卒」という価値が、いまよりも、うーんと下がります。
そうなったら、評価しない教育が実現するかもな・・・と思っています。
 
まずは、保護者の皆さんが、愛する我が子のことを、
学校がつける点数などで評価しないことが一番大事です。
愛する我が子に求めるべきは、
「この子と一緒に仕事したいなあ」で十分です。
ぜひ、そういうお子さんを育てられるように、
がんばって「たよって、まかせて、感謝して」あげてください。
 
私は・・・この考え方に共感し・・・
こうなれるように・・・日々・・・
「障害」児・者のこと・・・
片時も忘れることなく
子どもたちの将来について考え続けています。