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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~支援者の「待つ」という忍耐~

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「障害」児・者が、何かをしようとしたときに、
何をするのか、自分の言動をはさまず、
まず見て、待つことはできますか?

先日それができない・・・やっっちゃう・・・って方から

ご相談がありました・・・

私にも・・・覚えがあります・・・

だから経験から離すことができるんです。

また多くの相談にのってきた

んーーー7000件くらい・・・

だから案外引き出しの中に

参考事例がたくさん詰まっていたりします。

支援者(親も含む)が、待てずに、
こう考えているのではないか?とか、
こういう方法がいいのではないか?とか、
どうしても先回りして考えてしまう傾向が強くなってませんか?

急に飛び出して外にいってしまった場合、
その時点で、またーーーだめじゃない!と思い、
中に入るように言ってしまったら、
そのひとが、ホントは何かの目的で、
外に出ようとしていたのに、
自分でしようとしていたことができずに
戻されることになってしまいますね。

つまり、支援者は、
外に出た本来の意味を理解することが
できていないことになります。

何も考えずにただ単に
外に行くことはないと思います。
もしかしたら
本人にとって重大なことだったかもしれないのに、
支援者がそれを中断をさせてしまったことになりますね。

また・・・本人が慣れない手つきで何かを拾おうとしているとき、
慣れない動作でも何かを取ろうとしているとき、
横から簡単に手伝ってあげていませんか?

どうにかうまく作業をしようと、
自分なりに工夫をしているときに、
そんなやり方はダメだと中止させていませんか?

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彼らのことを今以上にわかりたい理解したいのであれば、
あなたの今の考えや行動を前面に出すのを
少し待って欲しいと思うのです。

彼らもいろいろなことを考え、
自分なりに何かをしようとしています。

何をしようとしたのか、
どうやってやろうとしているのか、
そこをまず見ながら知っていくことで、
その内容に対して適切な
支援をしていきたいものです。

先回りして、
支援者が何かのアクションをしてしまったら、
支援方法は、間違ったものになる可能性も大いにあります。

「障害」児・者の行動をまずは知り、
どこに支援が必要かを探った上で、
支援をするべきではないでしょうか?

限られた時間の中で待てない場合、
彼らは悪い行動をしようとしていると、
こちら側が勝手に評価をしている可能性があります。
できないと思い込んでいる可能性があります。
迷惑をかけるのではないか・・・

と思い込んでいる可能性があります。
中には・・・きっと失敗をするとも

思っていることも見え隠れしています。

あなたが思い込んで彼らの行動の先をイメージしてしまい、
先回りしていませんか?

彼らのしようとしていることを見て、
できるなら一人でやってもらう。
間違っていなければ、そのまま続けてもらう。
実際に本人からSOSが出たら、支援をする・・・

簡単に支援という名目で、
手や口を必要以上に出すことはどうなのでしょうか?
彼らができることは、
自分でやっていく・・・

支援というのは、なんでも、簡単に
こちらの思いでやってしまうことではなく、
まずは、彼らの気持ちや行動の発信を確認し、
本人のSOSを待つことから、始まると思います。

何がしたいのかを確認するために、
いつでも支援ができるような体制づくりは常に
しておきましょう。

もちろん、彼らがSOSを出しやすい
言いやすい雰囲気の支援者でいることも必要です。

待つということは、
待てない人にとっては、
なかなか簡単にできることではないかもしれません。

きっと忍耐の連続になるでしょう。
でも重要な支援スキルの一つなので、

意識をして身につけていきましょう。

口を出し過ぎたり、
行動を事前にとめてしまっているような場合は、
「待つ」を意識してみてください。
彼らを信じ彼らの行動をしっかりと見守っていきましょう!