昨年の国連からの日本への総括所見・・・・
「障害児の分離教育ちゅし要請」
こと・・・にぎやかにニュースで報じられた・・・
その何日後だったか???割と早い時期に
文部科学大臣が
「特別支援教育を中止することはない」と・・・
まるで・・・国連からの勧告を拒否するかのように聞こえる・・・
初原画ありました・・・
これを知っている・・・保護者の皆さん方は・・・
きっと・・・
「え???うちの子どうなっちゃうの??」
「うちの子の教育の問題って大丈夫???」
って・・・疑問を持たれたり・・・不安に思われたりして
おられるのではないか???って思います。
私もわが子が・・・その年齢なら・・・
きっと・・・そう思ったに違いないって思うからです。
国連の日本への総括所見の中では・・・
特に私は「教育」の部分ここに・・・取り組むべき事項を
具体的に示す構成になっているなーーーって思いました。
「すべての障害のある子どもが合理的配慮と個別支援を受けられるように
するためのインクルーシブ教育に関する国家行動計画を採択すること」
を求めています。
国の取り組みとなると・・・まーーーザっと5年~10年の計画になって
しまうのでしょうが・・・
また・・・地域の学校への入学拒否が起こらないように
「就学拒否禁止事項」をつくること、
通常学級の先生たちへのインクルーシブ教育、人権モデルの研修、分かりやすい教科書の作成、手話言語教育、高等教育への取り組みなど等・・・
たくさんの足りていないと思う部分の取り組みを求めています。
日本では・・・どこの件でも大差はないと思いますが・・・
この10年くらいの間に
特別支援学校、特別支援学級が大幅に増加しました。
文科省の考えとしては「多様な学びの場」の充実ってことで・・・
積極的に取り組まれていったこと・・・
でも・・・勧告の内容としては・・・
「個別のニーズを満たしインクルーシブ教育を確保するために
合理的な配慮の保障」を求めています。
この考え方としては・・・
1人1人のニーズに合った支援や合理的配慮・・・
多様な学び方、多様な支援、そこを充実させていきなさいと言ってるのです。
国連の言っていることは・・・「場を分ける」ってことは歌っていません。
「多様な学び方、支援の在り方」=「場を分ける」
ではないのです。「分離して対応」ではないのです。
よくそれが・・・「社会のためにも本人のためにもいい」
と考えられる風潮に慣れ親しんできたことに・・・
「ちょっと考えてみて・・・」って問われているのだと思います。
日本の審査を担当したお1人が
「子ども時代に分離されると大人になって地域社会で生活するのが
難しくなるインクルーシブ教育はインクルーシブ社会の礎」
っておっしゃっていあmした。
よく日本の教育の中で聞かれるのは・・・
「分離の中で手厚く」って言われます・・・
でも・・・国連は・・・「分離せず合理的配慮と必要な支援」へ転換しなさい
といっているのです。
私の子どもは・・・まだ・・・こんな議論が世界で起こる前の「教育」を
受けてきました・・・
でも・・・私は・・・知的A2最重度といわれる娘を・・・
あまり分けて考動させたことがありません・・・
だから・・・よく言われるんです・・・
「なんか・・・ほかの「障害」児者と違う」
「なんか・・・なんも変わらんのよねーーー」
「自然に社会になじんでいる」「なんかそこにいるのが自然」って・・・
んーーー様々ありましたが・・・私は「特別」なことをしなかった・・・
ってことなのかもしれません・・・
いつも子どもを中心に「どうする?」「どうしたい?」
「どうやってく?」様々な人に投げかけてきました・・・
一緒に考えてね・・・共に悩んでね・・・
わからないことは知恵を出し合おう・・・いつもそんなスタンスだった・・・
「障害」だから・・・できないから・・・諦める・・・って
子どものためには絶対にしたくなかったから・・・
それは・・・今関わっている子ども達や・・・大人になった娘にも・・・
同じ気持ちです・・・
みなさんは・・・国連の勧告をどう考えますか?