みなさんは知ってるでしょうか?
世界一「発達障害」者が多い国を・・・
ジャーーーン!!下記の通りです。
第10位:ポルトガル(ヨーロッパ)
第9位:中国(アジア)
第8位:ブラジル(南アメリカ)
第7位:オーストラリア(オセアニア)
第6位:カナダ(北アメリカ)
第5位:アメリカ(北アメリカ)
第4位:デンマーク(ヨーロッパ)
第3位:スウェーデン(ヨーロッパ)
第2位:イギリス(ヨーロッパ)
第1位:日本(アジア)
(※自閉症と自閉症スペクトラム率の多い国ランキングです)
堂々のぶっちぎり第1位!!だそうですよ・・・
ってこれを喜んでいいわけがありません・・・😢
2022年8月22日・23日に、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で、
日本政府は「障害者の権利に関する条約」(以下、障害者権利条約)に関する初めての審査を受けました。
障害者権利条約とは、2006年に国連が採択し、2014年に日本は批准をしました。
これは。障害のある人の権利を保障するための国際的な条約です。
この障害者権利条約の成立過程においては、
「私たち抜きに私たちのことを決めるな」
ということががスローガンとなり、多くの障害当事者が策定に関わりました。
批准をした国については、
障害者権利条約を政策などに反映していく必要があるとし、
8月の審査には、100人もの障害当事者が日本から渡航し、権利委員会の委員に日本の現状について訴えました。
審査を踏まえたうえで、9月9日に、国連の障害者権利委員会から日本政府には勧告が出されています。
勧告には、「インクルーシブ教育の権利を保障すべき」、との記述があるそうです。
では・・・なぜ?
こんなに小さな国でありながら・・・日本はぶっちぎりの1位なのか?
そりゃー--国連から指導されるわ!!って感じですが・・・
それには・・・
深ーーーい訳があるんですねー--
これって・・・日本の国民性が大きくかかわっているんですよー--
おもてなしの国ともいわれる日本ですが・・・・
日本人の特性として・・・「空気を読む」って文化がありますよね。
日本では、同じADHDやASDでも、ほかの国では許容される範囲のレベルが、
日本では問題視されてしまう傾向がある。
日本は国家レベルで空気を読むことを国民に求める風潮があり、
人々は互いにそんな空気を大事にしすぎて、
たくさんの苦しむ人を増やしているのかもしれません。
最近私がよく聞く言葉に
「ハイコンテクスト」と「ローコンテクスト」という言葉があります。
「ハイコンテクスト」の社会では、空気を読むことが強く求められます。
言わなくてもわかるよねー--、そんなこと察(さっ)するよねー--
ってことが重視される社会です。日本がこの典型といえそうですね。
その一方で、「ローコンテクスト」の社会では・・・
空気を読むなどということはあまり求められることがありません。
言葉で何でも表現し言い合うコミュニケーションをするというのが特徴です。ヨーロッパやアメリカはローコンテクストの社会です。
日本で発達障害といわれる人は、欧米のようなローコンテクストの社会に行けば、あまり問題視されず生きやすくなるのかもしれません・・・。
実際、そのように他国に行ってしまう・・・って話もよく聞く話です。
障害者の人数は毎年増加している傾向にあります。
学校の中に「特別支援学級」が何クラスあるか?知っていますか?
10年前と比べて倍増どころの騒ぎではないのが現状なんですよ・・・
それくらい・・・「分離教育」が進んでいるということです。
平均寿命が高い日本では、高齢者の障害者の数がだんだん多くなってきています。これが日本の障害者の数が多くなってきている理由の1つでもあります。
さー-この現状を踏まえ、どうして行くか・・・
これ・・・大きな宿題だなー--って感じています。