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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

名前の【呼び捨て】ってどうなの??

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本会では、様々なイベントをするときに

中高生から専門学校、短大大学・・・そして地域住民

らのボランティアを受け入れています。

(学校で行かなければならない決まりもあったりして・・・)
福祉の仕事に興味を持っている生徒もいれば・・・

たまたま割り当てられただけという生徒もいます。

いずれにせよ・・・

受け入れる側としては、この機会に良い刺激を得てほしい

そして・・・ボランティアってどんなものなのか?を知ってほしいと

願っています。

ボランティアの受け入れに際して・・・

ちょいちょい疑問に思うことがあります。

これは・・・私が学校に勤めているときには改善されてきましたが・・・

自分の子どもが学校に行っているとき・・・特に高校では・・・

よく聞いたように思います。


学校の先生が、生徒を呼び捨てにしているのです。

私自身、中高生のころは先生から呼び捨てにされた経験もあります。

だから・・・それを当然として、疑問視することはあまり・・・

ありませんでした。

しかし現在・・・

私は“呼び捨て”という行為・処遇について敏感になっています。

(というか・・・そもそも呼び捨てって感じ悪いです・・・)
福祉の業界に身を置いていることや、障害者虐待防止法の施行や

それを実際に研修として受けた実践などが・・・

少なからず影響しているのもあるでしょうが・・・

虐待防止についての研修で・・・

「利用者を呼び捨てにしない」

「『ちゃん』や『くん』は避ける」(年齢にふさわしくない、男女の差もつけない)

「できるだけ『さん』で統一」

などと教わった記憶もあります。(小中学校でも確かそうかと・・・)


普段から気安い呼び方、なれなれしい呼び方をしていると、

やがて相手への敬意が損なわれ、不遜な態度となって表れる。

それが虐待への“萌芽”となる・・・このようなメカニズムも学びました。

(関係性にもよるのかもしれませんが・・・)

 

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これらは、教育の現場にも当てはまりそうに思います

「教師と生徒」の関係性は・・・・

「当事者と支援者」の関係性とは・・・

もしかしたら異なるのかも知れません。
ですが、虐待に至るメカニズムが当てはまるとすれば・・・

やはり何らかの対応が必要となるのではないでしょうか?

ボランティアや現場実習の現場を見回りに訪れた先生が・・・

生徒たちを呼び捨てにするたび・・・

何だか・・・違和感を覚えてしまいます。

それは子どもが高校に言っているときも・・・

子ども自身が小学校、中学校ではそんなことがなく

高校生になってそれがごく自然なことのようになっていることに

違和感を訴えていました。

大人が子どもに与える印象・・・

またそこから何かのひずみが産れるとしたら

何だか嫌だなーーーって思います。大人が子どもに悪影響を与える

そんなことがまかり通らないようにしないと・・・

大人だって子どもだって“対等”に意見を述べ話し合う。

どっちが上で・・・下でもなく支配する側される側って関係でもなく

それぞれを尊重しあって・・・よりよいを追究し続ける仲間として

一緒にやっていけたらなーーーって思います。