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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」児の未来、「障害」者のお仕事の現実

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「障害」児を育ててきて

ある意味学齢期は様々な出会いの基盤を積極的につくって・・・

この子の【人の基盤のおおよそ7割】はつくったと安心・・・

ただ・・・学校を出た後・・・については

そんなに急いで考えてなく・・・また・・・周りがホントに

動いてくださっていたので・・・

私は・・・あまり考えてはこなかった・・・

それは結局のところ・・・学齢期に【7割がた基盤づくり】できてたことが

大きかったと今でも思う・・・

ご相談で多いのは

「現在の「障害」者の就労はこれでいいの?」ってこと・・・

実は私は・・・娘を授かって様々な福祉の現場や教育の現場で実践を

通して学んできた・・・教育の現場では、小中学校で「養護助教諭」として

また「就労支援事業所・居宅介護支援事業所・相談支援事業所」で

働いたことも・・・

全ての理由は、自分の子ども達が・・・

将来どういう方向に向わされていくのかを知りたかったから・・・

そのときに感じたこと考えさせられたことは山ほどあります。


それは・・・

全ての「障害」児の親である人にも考えて欲しいことでもあります。

「障害」者の就職・就労について、障害児の親が考えて欲しいこと。
それは:「ゴールを間違えないで」ということです。

「ゴールを間違える」とは、どういうことか・・・


まず、ゴールとは反対のスタート地点から考えて行くと・・・

「障害」が発覚すると、療育や特別支援を受けることになります。

「障害」そのものは治らない。

じゃあ、何のために本人も支援者も、そして親も頑張っているのか?

それは、「障害」者であっても社会に何らかの貢献者であってほしい

そう願うからではないでしょうか?

もちろんそれは・・・幸せな一生であってほしいから・・・

でも・・・療育や特別支援教育を頑張り・・・

就労支援を受けれるような年齢になっても・・・

就労した場所は、下請けのさらに下請けのような・・・

特に今スグ必要とされていないネジ締めやタグを作る毎日だったり

その単価はなんと2個で1円だったりするんです。

(単純作業が好きな子もいるので・・・これはこれでいいのですけどね)

でもこの・・・ゴールに向うために・・・

この子達は頑張ってきたのかな?

こんな未来を迎えさせることを、親は望んできたのかな?

集団が苦手だったり、社会性のコミュニケーションの難しい子達が・・・

何年間も努力した先が・・・これでいいのかな?

ずーーーっと思ってきました。

 

うちの子は理解力もまあまあ、コミュニケーションも案外取れる。
でも、社会性も小さなころからまあまあつけてきたつもり

でも、そんな子ばかりでもない・・・
コミュニケーションも取れず、日々不安でパニックになり

洗面や排せつだって、介助が必要。

なんて人もいるし・・・全介助の方だって・・・

 

そんな方たちは・・・

賃金云々ではなく「楽しく通える場所」があればいいのかもしれない・・・

それってホントに?

楽しく通える場所さえあればいいの?


職員の給料は、ひとりで自立できる月給なのに・・・

「障害」者は中学生のお小遣いの様な月給。

それが、普通なの?
これが、日本の福祉の常識でいいの?
その給与の雲泥の差はなんなの?

彼らは、成人であるにもかかわらず、自由がたぶん他の同世代と比べると

物凄く少ないのに・・・

 

「障害」者の保護者に話を聞くと・・・


「ひとりじゃ何もできないんだから・・・

こうやって預かって見て貰って助かります。」

 

という人が・・・とても多い。

 

おそらく・・・高齢のご両親が自分より大きな「障害」者と

一緒に暮らすのは、さぞ大変だろうし・・・

パニックに苦しんでおられるかもしれない・・・

住まわせてもらう場所や、日中に就労させてもらう場所があれば

助かるのだと思う。

 

だから、何があっても何度も支援者に頭を下げ、お願いしますと

ペコペコしている人が多いけど・・・

それってどうなのかな?

 

「障害」者は、指導され、制限されて、更には低賃金。


一般の企業なら、きっと・・・暴動が起こってしまう状況だよな~。

 

保護者や本人は、本当にここが理想のゴールだったの?

本当に、彼らはそんな支援をのぞんでいて、
保護者もそこが最善の未来だと思っているの?
 

「将来はどこに進ませたい?施設?在宅?就労A?就労B?」


支援会議や、「障害」児のママ達との会話でも、

話題に上がる事案ではないですか?

正直、あまりにも働き方の幅が狭いのが現実。

 

社会が・・・

多様化している現代において、「障害」者の働き方があまりにも

限定的だな~と思います。

 

これを見ても

やっぱり賃金が安すぎるな~と思います。
もちろん、「障害」者の中には「賃金」ではなく・・・

 

「生活のサポートをしてもらいながら、することがあればいい」

 

という人だっているでしょう。

でも、実際ホントに本人は楽しめているのかな~

って感じることもたくさんあります。

 

「障害」者の人達の

「目指しているゴールは輝いているのか?」

 

「障害」者だから仕方ないんじゃあない?

なんて諦めたりしてないのか?

まず、それを考えてみて欲しいのです。


本来・・・輝いてもいないゴールに向って、

親子共に時間も体力もそして・・・精神力までもすり減らし、

長い歳月を様々なことに捧げてきて・・・

そこを目指してきましたか?
それって「幸せ」と言えるのでしょうか?

 

なぜ

 

「ゴールは輝いていない」

 

と分かってるのに・・・

そこに向って頑張れるのでしょうか??

 

はなはだ・・・疑問です。

 

でも・・・どこかで保護者が焦ってしまうのは

 

「どこかに就労させないと」といけないから
「周りの人のいうことをよく聞くんだよ」と・・・

本人の意見を封じ込めるような発言をもする。


そして、本人が望んでいなくても・・・

「就労できて、よかったね」

となっちゃってるのではないでしょうか?

 

このコロナ情勢でもはっきりしてきた

 

「終身雇用」「年功序列」「新卒採用主義」

 

この3大制度は、崩壊に向っていると思われます。

 

1つの事業では誰もが救われない世の中になってきました。

 

でも、まだ多くの人が

 

国や、制度、会社や、家族」

 

これらに、依存している。

 

・きっと最後は、国が守ってくれる。
・福祉の制度に乗っかかれば安心。
・就職さえ出来れば安心。
・家族がいれば安心

 

・・・なんて・・・

 

信じる事はいいことだけど・・・

依存するのはよくありません。

 

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そして、様々なことが崩壊していくことは不安だけど・・・

苦難のときこそ・・・

そうした思いが時代を変えていくチャンスでもある。

だから、こんな制度おかしいと思いながら・・・

すがりつくのもどうかな~と思いますよねーーー。


これからの時代を生きる、どう生き抜いていくのか?

子ども達のためにも・・・考えていきましょう。

 

「「障害」者の保護者は一生苦労する」

 

誰も声を大にしては言わないけれど・・・

なんとなく当たり前のように根づいていたりしませんか?

でも・・・今や小学生や中学生でも稼いだりする時代です。

ネット環境の中では、年功序列とかはなくて成果主義。

10代20代の若い世代がガンガン稼いダリしています。
そして、稼いだお金を世の中に還元していったりもしています。
とても、良いことなのに・・・

まだ、そんな人たちを叩く人も多くいますよねーーー。

そうした、新しい風習を叩く文化があるから・・・

「障害」者に対するあれもこれも・・・

なかなか変わらなかったりするのかなーーー。

日本は、経済上では先進国だけど・・・

人としては・・・後進国なのかもしれないな~と思っています。


「障害」児には、子ども時代以上に長い大人としての人生が待ち受けています。

そう・・・就労支援がいいとか悪いとかではない・・・ただ


楽しい、生きがいと思いながら「障害」者が働いているなら・・・

それでいい。

でも、だからと言って現状維持でいいのかな?
とか
この、働き口の狭さでいいのかな?
 
って常に周りは疑問符をつけてほしい・・・
 
そして考えてほしいんです。
 

時代の変化に合わせて・・・

 

今はまだない・・・新しい働き方が生まれていってほしい。


「障害」者も、もっと選択肢が広がれば・・・

生まれてきた喜びをもっと実感し幸せを感じることができる・・・

だから、「障害」者も周りの人も

 

「ゴールを間違えないで」


今の辛さや苦しみの先にあるゴールは

輝いている!!そう言い切れる人生にみんなでしていきましょう。

今私は・・・そのために動き続けています。