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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」疑い続けるよりも大切なこと

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最近は出生前健診も何かと話題になってますが

産れてきて・・・月日が経ってわかることや

病気で「障害」って事実に向き合うことになる方もいらっしゃいます。

だから私は

「「障害」を疑い続けるよりも大切なこと」

すぐに理解する事は難しいかもしれませんが・・・

きっと子どもを育てていく上で大切な基盤となると思ったりします。

なぜなら私も、子ども達が小さい時に
「障害児」「障害児育児」「療育」「病院」と検索したり・・・
書物を手当たり次第に読んだり・・・そんなことばかりしていました。
わからない田探りの毎日が不安で仕方なかった・・・
そして・・・ふさぎ込んでは希望をもって・・・
また現実に打ちのめされて・・・そんな日々を送っていました。
 

でも、もし過去の私にタイムスリップしてアドバイスできるとしたら

心から伝えたいことがあります。

 

まだ小さい「障害」児の育児に追われているみなさんへ。


私が抱えてきたもったいない時間の過ごし方の後悔。

結論から言うと、我が子の「障害」を疑い向き合うよりも大切な事ことは

 

「「障害」かどうとかなど気にせずに・・・

ただ子どもと一緒に過ごせる毎日を

幸せに思うこと」

 

今ならきっと

 

「スマホを険しい哀しい顔で検索するのではなく・・・

今、目の前のわが子を見てあげること」です。

 

これは・・・結果論なので・・・

現在、辛い、不安にかられているママ達には結構・・・

厳しい言葉になるかもしれませんねーーー

 

「普通の子だったら嬉しい・・・「障害」があったら悲しい」

 

私たち親の愛って、そんな条件つきのモノでしょうか?

私が、子どもが小さかった頃の愛読書・・・「子どもへのまなざし」

育児評論家の佐々木正美さんも、こんな風に話されています。

親が子どものことを「ありのままでいいよ」と思っていれば、子どものほうでも「僕にとっては、そのままのお父さん、お母さんで十分だよ」と思っているわけです。

 

 

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でも、もし仮にそうだったとしても、大丈夫!!

親子ともども・・・絶対にこれからの人生は

良くなっていくということを、

私の実体験が証明してるから・・・

 

「我が子が、「障害」児だったらショック」

 

そんな気持ちは、私にもよく分かります。

でも・・・そこに多くの時間を割くことは・・・

人生においてとても勿体ないものです。

 

我が子が「障害」児かもしれないと不安を抱き、

疑い始めた時点から、様々な葛藤が生まれます

沢山の「「障害」の証拠」集めを始めたり・・・

 

「耳をふさぐ行為」を、微笑ましく思えず、自閉症かも疑う。
「発語がない」を、言葉が遅いのかな~ではなく、眉間にしわが寄る。

その後は「歩かない」や「目が合わない」がどんどん不安になり

スマホをずっと手に検索し始めます。

その間・・・子どもが子どもらしくしている時間を見て微笑んだり、

抱きしめたりする時間もわすれて
「言葉が遅い」「指差しをしない」「名前を呼んでも、振り返らない」

と、ずっとできないできない・・・を検索に明け暮れ始め

そしてどんどん思い詰めてしまいます。

子どもが子どもでいる時間は、早くてあっという間です。
ぜひその姿を・・・その時間を大切に見つめてあげましょう。
その子のたった一人の親として側で笑ってあげましょう。
我が子が「障害」かもしれないという疑念を抱きながら・・・

明るく元気に立ち振る舞うことの難しさは・・・私もよくわかっています。


それでも、言わせてください。


育児の時間の大事さは、

あと数年すれば必ず分かります。子育ての悩みは、尽きません。
でも、その悩みは数か月いや週間単位で激変していきます。

なので、

「我が子「障害」児かもしれない」

という悩みは、数か月後・・・嫌1週間後には・・・

別の悩みにすり替わってしまったりします。

私の娘は生まれてすぐ口唇口蓋裂がありましたが

その後「重複かもしれないという疑念」を持ち始めます。

3歳過ぎにはこの悩みから解放されたいと、様々なところに相談しました。

そしてきっと「知的」にあるなーーーって

保育所時代から思ってもいました
そしたら・・・また次の悩みが出てきます。

でもでもね・・・これって

もし、「障害」ではなくても、どんな子でも・・・

次の悩みはかならず出てきます。
すぐにではないかもしれないけれど・・・

ときを経て

「不登校」とか「友人間トラブル」「ひきこもり」「不定愁訴」

子どもの行動は・・・

親を喜ばせるものも沢山ありますが・・・

親を悩みの渦中に放り込むことも沢山あります。

どの子もタイミングは違えど・・・

大変でない時なんてない・・・ってこと・・・

今では・・・両方育てたからよくわかるんです。

 

よく書籍コーナーでも

「障がい児の親だけど・・・こうして明るく元気にママしてます。

立派に育てました」なんて書籍がならんでいたりします。

それを読めば、何だか・・・私もいい育児ができるかも、

辛い毎日から解放されるかもなんて思ってました。
でも、その本を書いた本人だって・・・ホントはねーーー

圧倒的に大変なことの方が多かったはずだと思うんですよねーーー

 

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そして、世の中には・・・立派に育て上げれなかった人も

明るく元気に過ごすことができなかったママも沢山いると思います。
むしろ・・・そういった人の方が多かったりするはずなんです。

「障害」があってもなくても・・・

子どもを育てるということはとても大変です。

 

東田直樹さんだったかなーーー言ってました・・・

 

僕の背負っている苦労は、みんなは知らない。
でも、皆が背負っている自閉症を疑う時間があるのなら、

「自閉症かどうかなど気にせずに、ただ子どもと一緒に過ごせる毎日を

幸せに思うこと」

 

私は1人「障害」者、その後の2人は健常?です。
でもねーーー今思えば。。。時間的には私は短い方だったけど

様々なことを疑う時間も・・・診断の結果を悲しむ時間も・・・

結局は・・・もったいなかったな~って。

そんなもの変えられるわけがないんだし・・・夢物語でもない・・・

だとしたら・・・

人は与えられた人生を受け入れるしかないし、

そこからどう生きるかはその人次第・・・

そして、
あなたが失ったと思っている理想の育児の形は、いつかちゃんといい状態に・・・

形を変えてきっとあなたの元に返ってきます。

人が成長していく上で大事なことは

人から称賛されたり評価されることじゃなくて・・・

出来なかったことが出来るようになることなのかなーーー。

それを一緒に喜んであげれるような親になりたいと・・・

今でもずっと変わらずに思っています。

世の中には本当にいろんな人がいることを理解、認識し、

出来る範囲で無理なく支えあいながら
みんなが暮らしやすいまちづくり・・・

共生社会の実現・・・

そんな目標を胸にこれからも

共に生きていけるといいなと思っています。