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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」その行動の【根源】抑えてますか?

支援という仕事をしていると様々な「面白い」

行動に出会ったりします。(ものを投げる、かみつく、ひっかく等)

その行動するのには、必ず理由がありますよね。

理由があってから行動していることは、
「障害」のあるなしに関わらず、
誰もがしていることだと思います。

たとえば、今からおやつを食べようと思ってたとか、
何かできない理由でイライラしていたというようなことです。

ここに、「障害」のあるなしは、関係がないのですが、
支援者である私たちは、「気持ちと行動」の流れを知っておき、
「障害」児者に接することをお勧めしたりします。

それは「障害」児者が頭の中で何を考えているのかが、
わからない、分かりにくいという状態であることは、
支援者の多くの人が感じていると思うからです。

よくわからない中で、支援者の行動が「突然」に始まります。

すると、
「何が起きたの!?」
「なんでそうなるの?」という
「障害」児者への不信感になることがあります。

予測もしないようなことだったり、
認めたくないような行動の場合、
分からない、受け入れがたいということになのでしょうか?

でも往々にして
支援者側が「障害」児者自身を否定することになりやすく、
疑ったり、行動を止めたりすることになりかねないのです。

たとえば、
「問題行動があるなあ」「またいたずら」
「こだわりが続いてる」
「また余計なことをしている」
「好き勝手にやる」「しなくていい無駄な動きがある」
「無断でいなくなる」
「言えばいいのに相談もなくやる」「わからないを言わず間違う」
などと、思ったことはありませんか?

「障害」児者の行動の仕方によって、
これらの感情が、支援者に出てしまうことがありますが、
自分から見てそういう風に見えているから、
そのような言葉になってしまうのでしょうね。

では、考えてみましょう。
なぜ、その方はその行動をしたのだろうか?と・・・

そもそも突然と見えてしまっているのは、
彼らの感情が見えるものではないからです。

「障害」児者は、
それぞれが何かの感情を有したからこそ、
その行動をしていますが、支援者には、わからなかった

ということだったと思います。

だから、本来は
いたずらとか、問題行動というような言葉で
その行動を評価するのではなく、
彼らの行動そのものの理由を別の角度から考えてみようということです。

もう少し具体的に書きましょう。

「後ろから人の髪の毛を引っ張るいたずら」という表現

これは


「後ろから髪の毛を引っ張るという行動」という言い方に変えてみてください。

「いたずら」と思ったのは、あなたの感情です。

「障害」児者が
「いたずら」をしたくてしているわけではないってこ・・・

目の前に起こっている行動に対し、
あなたの感情がその行動の評価を始めてしまうことで、
真実やその裏に隠されているその人の感情が
見えなくなることが起きることがあります。

その行動そのものは、
表現の一つです。

例えば、髪の毛を引っ張るという行動は、
「障害」児者の感情が何かの理由で引き出され、

その表現をした結果なのです。

ですから、その行動を見かけた時に
やめさせるということに走ったり、
注意をして、
やめたから問題解決と思うのは、
支援者側の傲慢といっても過言ではないと私は思います。

やめさせられた側の、
「障害」児者は、
自分の心の内をわかってもらえていない状態です。

さて、この後、どういう風になるか?

またくり返したり、
もっと違う行動が表出する可能性がありますね。

なぜなら、支援者はその人の思いを
きちんと受け入れず、言わば「拒否」したわけですからねー-

ですから、表面に見えた行動を
今一度、捉えなおすことをお勧めします。

あなたの感情でジャッジせず、
まずは目の前に起きている行動の意味を知ろうとしてみてください。
何か理由があったから、この行動なのね?という受け入れをすると、
その「障害」児者も、ほっとし安心することでしょう。

「障害」児者は、
自分が思っていることを
相手にわかるように
言葉で簡潔明快に、説明できる人は少ないのではないでしょうか?

私たち支援者として、
彼らが声に出さずに、出せずに考えていることを
まず知ろうとして、
それに合わせた支援を考え、やってみて

さらに、また・・・表現方法を変更することが必要な場合もあるわけです。

私たち支援者は、
「障害」児者へ
何のために支援をしているのか?と考え、
関わりを考えていかなくてはいけないのではないでしょうか?

「障害」児者に支援をするとは?

不安、困り感、希望、願望・・・様々な感情を考え

支援の原点を今一度・・・見つめていきましょう。