ずーーーーっと【共生社会】の実現に向けて
活動してきていて・・・
こーーーんなことやってるとこもあるんだなーーー
何事も【考動】しなくちゃ・・・
失敗しても・・・恥をかいても・・・
やらないよりやって・・・「検証」
また・・・考動も
期日期限をしっかり切りながら
日々行動に落とし込んでいくことが大切・・・
時間は有限・・・
月ではザックリ過ぎる・・・
1人1人が・・・
計画は・・週から日々に落とし込んでいく・・・
緻密に落とし込んでいかなくては・・・
下記・・・岡山県ノートルダム女子清心女子大学・・・
インクルーシブ教育研究センターは、それまでの特別支援教育研究センターを
発展解消するかたちで、2020年4月に設置されました。
本センターは、キリスト教精神における包摂性と誰一人取り残さないとするSDGsの考え方を基盤とし、インクルーシブ教育に関する教育・研究及び社会に対する啓発、学生の教育及び現場教員等に対する助言等の諸活動を行い、共生社会の実現に寄与することを目的としています。
- ● 関連領域の緩やかな「融合」をコンセプトに
- すべての個を大切にした教育を実現できる人材の輩出
- すべての個を大切にした精神性を有する人材の輩出
- 一人ひとりの学生を大切にできる教育の実現
を目指しての教育研究活動を行います。
教科教育学や幼児教育と特別支援教育や心理学等の知見を「融合」したかたちでのインクルーシブな発想での教育についての実践的な研究を進めます。また、教職分野に限らず、広く関連領域との「融合」を探りながら、すべての個を大切にする人材を育てられるよう進めていきます。
また、これらの成果を広く社会に発信して参ります。
1 すべての個を大切にした教育を実現できる人材を育てる
(1)幼稚園サポートプロジェクト
ノートルダム清心女子大学附属幼稚園や岡山市内公立幼稚園に学部生を派遣し、気になる子どもへのサポートや、クラス集団全体へのフォローに努めます。
毎月1回、遠隔システムの活用により、活動を振り返る学習会を開催しています。
(2)卒業生支援の会
「特別支援の視点を取り入れた保育・教育の実際」
昨年度は、幼稚園で勤務する卒業生から、一人ひとりを大切にする「特別支援の視点を大切にした保育」について、肢体不自由特別支援学校に勤務する卒業生からの、専門的な特別支援教育の実践について語ってもらい、卒業生や在学生300人程度がともに学ぶ機会を作りました。
(3)教員採用試験対策勉強会
特別支援学校枠あるいは特別支援教育を専門として小学校教員採用試験を受験する学生の勉強会を開催。本学の卒業生がサポートを行い、チームで学んでいます。
4)特別支援学校の校外学習受け入れ
肢体不自由特別支援学校の小学部、中学部の児童生徒の校外学習を本学で実施し、学部生が企画立案したプログラムで子どもたちと交流しています。
(5)学習サポートプロジェクト
自閉症スペクトラムのある中学生の学習を支援するプロジェクトです。
学部生が分担して、生徒の学びやすさを追究しながら、英語、数学、国語の教科学習を支援しています。今年度は、新型コロナウイルス感染症への対応として、遠隔システムを導入した支援の在り方も追究しているところです。
(6)現職教員とのコラボレーション研修
学部生と現職教員が一同に行う研修会を企画し、現職教員から直接的な刺激をいただける場を作っていきます。今年度は、岡山県総合教育センターの希望研修を本学で実施し、そこに学部生も参加する新しいかたちでのコラボレーション研修を行います。
また、本学の学長裁量経費教育研究改革助成金により、
「インクルーシブ教育の基本を踏まえて指導できる教員の養成プログラム開発~現場教員とのコラボレーション~」
を実施します。今年度は特に、ICT活用とインクルーシブ教育に焦点を絞り、学部生との緩やかな協働のかたちをとりながら、様々な子ども達が学びやすくなるためのICT活用の実際とその意義を追究します。
2 すべての個を大切にした精神性を有する人材を育てる
教職に限らず、社会の中の様々な立場で生きる人として、すべての人を大切にする、「徹底的な個への関心」を抱く人材を育てられるよう取り組んでいきます。 そのためには、キリスト教学の精神から学ぶとともに、社会学、生化学、心理学等の諸分野と緩やかに「融合」することで、すべての個を大切にする精神性とその具現化に向けた研究を進めていきます。
例えば、インクルーシブカフェ(仮称)の開催を通して、その精神性について、幅広い方々と交流していけるような場づくりを行うなど、多様な方々との「対話」の場を大切にしていこうと考えています。
また、学内に設置されているキリスト教文化研究所、地域連携・SDGs推進センター等との緩やかな連携を進めながら、大学としての強みを発揮できるかたちを探ります。
3 地域社会への発信
(1)連続セミナー「インクルーシブな保育・教育とは」の開催
昨年度は、特別支援教育研究センターとして連続セミナーを開催しました。
- 第1回2019年6月8日(土) 13:30~16:00
講師:野口 晃菜先生(株式会社LITALICO執行役員)
参加:244名 - 第2回2019年10月5日(土) 13:30~16:00
講師:久保山 茂樹先生(国立特別支援教育総合研究所上席研究員)
参加:233名
今年度も、2021年3月頃に野口晃菜先生を招聘してのセミナーを企画しています。
(2)県教委・市教委との連携等
- 岡山県教委主催の教員免許状認定講習での講師
「病弱児教育」(中内みさ)
「特別支援教育基礎」(東俊一・青山新吾) - 本学主催の教員免許状更新講習会で、特別支援教育、インクルーシブ教育関連の3つの選択講習を開設(8月に開催予定)。
- 【選択】「気になる幼児」への特別支援の視点を取り入れた保育を探る~一斉保育と個別支援の両面から~(青山新吾・三宅一恵)
- 【選択】インクルーシブ教育の実現に向けての多角的検討~集団づくりと授業の工夫及び合理的配慮の提供~(青山新吾・土居裕士)
- 【選択】「気になる生徒」への特別支援の視点を取り入れた教育を探る~個と集団の両面へのアプローチ~(青山新吾・伊木 洋)
- その他、センター員による県内外の学校園との連携による研究協力及び指導助言が多数あります。