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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

學校って・・・期待されなくなってるの?

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最近・・・何人もから聞くんだよなーーー

「学校には期待しない」

「先生には期待しない」

「サラリーマンと一緒だから・・・」

って・・・

 

で・・・先日ふと見た記事を途中まで・・・これって

お笑いの方のなんかの記事だったと思うけど・・・

 

子供の頃の話。僕は勉強が苦手で逃げてた。

授業でわからないことがあって手をあげた。

先生は答えてくれた。

それでもわからなかったのでもう一度手をあげた。

クラス中が失笑した。職員室に聞きに行った。

先生はめんどくさそうに答えてくれた。

そのめんどくさそうな顔やその失笑が怖くてそれから聞くのをやめた。

中学の時、テストの時、結果の順位を1位から10位までしか発表しない。

僕は79人中79位だった。

それは小学校の早めのうちからついてくことを諦めてたからだ。

親にはマンツーマンの塾に行かされた。

その塾の先生は眠かったら寝ていいよと言ってくれて、

いつも先生と2人で寝てた。

もちろん成績が上がらないので塾はやめさせられた。

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話は戻るけど79人中79位は恥ずかしいことだけどまわりに公表されないから

おれはいつも友達に

「お前の順位は何位?」

と聞かれて

「あと少しやったのに、、悔しくて言いたくない!」

とあたかも張り出されるギリギリの11位のような顔をしてやり過ごしていた。

子供ながらに自分だけが知らずに笑われるのが嫌で怖くて聞くことをやめた。

聞くことをやめ、同時に知ることもやめた。

勉強についていけず高校を中退した。

そして唯一やりたかった芸人になろうと大阪に行き

10年後にいまの相方中川パラダイスとコンビを組み

フジテレビのTHEMANZAIという大会で日本一になった。

その大会はM-1が一度終了した時期があって

そのタイミングで行われた漫才の大会だ。

そこで優勝し、フジテレビのいろんな番組に呼んでもらった。

その中ですべらない話という番組に当時よく出演させてもらってた。

(一生分すべったのに)すべらない話のプロデューサーが

次のゲストコメンテーターを探していた。

ニュースなんて全く見ないし興味なかったけど

テレビに出たい一心で出させてほしいと言って出演させてもらった。

そこでわからないことをわからないと言ったり

素直に発言する姿をアベマTVのAbemaPrimeという番組が

気に入ってくれて呼んでもらった。

その時、コメンテーターに元NHKの堀潤というジャーナリストがいた。

番組終わり彼の後を追いかけ

「衆議院と参議院てなんですか!!」

と質問をした。

おれはMCがこんなことを聞くのは非常に恥ずかしいと思ったけど

今はそんなこと言ってる場合じゃない、と思い、声をかけた。

彼は飲みに誘ってくれてその日から定期的に

彼から原発や沖縄の基地の話を聞かせてもらった。

学校の勉強やマンツーマンの塾でもすぐ投げ出してたおれは

彼との勉強は楽しかった。

なぜならおれの子供のようなシンプルな質問に

「面白い視点ですね」

「いいポイントですね」

と言ってくれた。

褒められると聞くのが楽しくなった。

その時に子供の頃からのトラウマだった

「聞くこと」「知ること」

の楽しさを知った。

何回手をあげても笑われないこと、

どんだけ掘り下げて聞いても答えてくれて、

時にはわからないから一緒に考えようと言ってくれた。

僕は一度、同期のキングコングの西野が子供に絵の描き方を聞かれ

「一緒に考えよう」

と言ったという話を聞いた方がある。

その言葉が好きだ。

どうしても

「先生という立場」

になると先生として知らないとダメだ、

期待に応えないとガッカリされると勝手なプレッシャーを感じて

知らないことを知ったかのように話してしまう。

大人はそうだ、子供の質問に大人として答えないといけないと思い、

話の逸らし方だけが上手くなっていく・・・

 

そんなことが・・・書かれていた・・・

私も・・・似たようなもんだったかも・・・

でも・・・だから・・・今は自分がいいと思うこと

学んだこと・・・そして子ども達と一緒に学んで考えること

【考動】すること・・・大事にしている・・・