いま“虐待後”を生きる若者たち＝「虐待サバイバー」という言葉が注目を集めているらしい・・・
ひきこもりや自殺未遂‥。大人になっても心に刻まれた傷が癒えず、
社会から孤立するケースが後を絶たないというのだ。
虐待後を生きる若者たちの日常に密着・・・って書いた記事・・・
彼らがいったい何を抱えて生きているのか取材したものだった。
昨年度の分で・・・発表された虐待の通告件数(2019年)は
過去最悪を更新（9万7千人 警察庁）した。
国も4月から虐待を受けた子供たちが社会で自立できるよう
新たな支援策を打つと発表。
彼らをどう支えればいいのか？
社会はこの問題にどう向き合うべきか考えていかなくてはいけないと思う。
取材の中では・・・
外に出ると人の視線に疲れ１週間に１回まとめ買いをする。
自分はどこで産れたんだろう？
虐待のよる強いストレスで記憶が失われることもある・・・
(父親の虐待だったらしい・・・)
電話も怖い…不登校だったから・・・
學校からかかってくる電話も怖くて・・・隠しちゃう・・・
自信がない、不安。恐怖・・・
いったん高校卒業後・・・就職したけど・・・
上手くはいかなかった・・・
今の生活を抜け出したいけど・・・抜け出せない苦悩を語る。
半グレ集団に入って・・・薬物の売買で実刑を受けた人も・・・
父親に死ぬかと思うほどの虐待を受けてきたらしい
高校卒業し工務店に就職したものの・・・
上司の強い叱責に昔の記憶がフラッシュバックし・・・
意識を失う・・・会社に説明するも・・・理解されず
辞職・・・ネットカフェで寝泊まりしているうちに
半グレの仲間と知り合ったらしい・・・
人間関係がほしい、切りたくない・・・そんな思いから
何でもやってきたという・・・
これは・・・男性バージョン・・・支援もなかなか・・・
一筋縄ではいかないという・・・
保護施設を運営されている方(１０代５人の共同生活)の話・・・
この日も帰ってこない１７歳の女性を待っていた・・・
２日後に帰ってきたら・・・
「妊娠５週目だと告げる」
不特定多数のSNSで知り合った男性と性交渉をするからだ・・・
「待ってるんだよ」「心配してるんだよ」
そんなメッセージを何度も送っても・・・
本人は・・・ピンと来ないわけですよねーーー
心配しているとか・・・待っている人がいるとかって・・・
経験をしていないからですよねーーーと語る・・・
彼女の生い立ちは・・・
生まれてすぐ両親は離婚・・・その後１０年にわたって、母親から育児放棄を受け
養護施設に入った後も・・・
寂しくなると施設を抜け出し・・・
不特定多数の男性と関わっていたことが分かったという。
「親とうまくいかなかった。愛してほしかった。
抱きしめてほしいというのはあるんだと思いますね。
ギュっとしてもらえていない子たちって、
満足するんじゃないですか。一瞬だったとしても。」
彼女は中絶手術をした・・・
施設庁は語る・・・
「ちっちゃいころに無条件で愛着を感じられた時代
というのは空白になっているからですね。
うちに来て１年や２年で、それを癒しきれるかっていうか、
愛着の再体験ができるかというと、なかなか難しいですよね。
１７歳やったら、１７年かかるのかなと思いますね。」
課題は深い・・・それが年々増えてる状況・・・
最悪な状況・・・
さーーーここを自分事として・・・
どうしていくかーーー
考えていかなきゃ・・・ですよねーーーー
