人気ブログランキング https://blog.with2.net/link/?1993112https://blog.with2.net/link/?1993112

福祉・介護ランキング
障がい者ランキング
障がい児育児ランキング
子育て支援ランキング 友だち追加

perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

インクルーシブ教育を考える~カナダでは~1

f:id:variouspeople:20191218170427j:plain

最近、カナダのインクルーシブ教育の記事を

読んでいて

 

「なるほどーーー」

 

「ここに時間さいてないなーーー」

 

「ここの部分・・・全然やってないんじゃあない??」

 

なんて思うことが多々あった。

 

カナダがインクルーシブ教育を

大切にしている理由は

実際の社会を構成するのは健常者、

障害者も全員だから・・・

 

カナダでは、高校までしっかり卒業している人の方が

精神病、生活保護、犯罪につながりにくい

という統計をもとに

 

「みんなが社会をつくっているんだよ」

 

という認識を持っています。

 

だから協力することで効率的に

いろんなことが実現できるということを

授業で教えていきます。

 

国全体を考えた場合、

できる限り全員が社会参加をする方が

生産効率を上げ、個人の幸せレベルも高くなります。

日本では、ひきこもり、不登校の問題が

良く取り上げられますが

多くの若い人が社会参加してないということは、

税金での福祉医療的なサポートも必要、

社会参加できない人が増えれば増えるほど

社会には大きな負担。

 

当事者自身も本当は社会で

活躍したいと思っている方もいらっしゃれば

それが実現できず、鬱、不安障害などの

精神的なダメージがおこる可能性もある。

 

カナダの先生たちが一番大切にしていることは、

 

生徒、保護者に対して

なぜ?インクルーシブ教育が必要なのか??

 

をしっかり説明すること・・・

 

インクルーシブ教育が成功するには、

教師、学生、保護者、地域、国家

が重要性がわかっている必要があります。

 

先生がその必要性や大切さがわかっていないと、

子どもには伝わりません。

生徒1人1人、得意なこと、苦手なことがあっていい、

お互いの違いを尊重しながら

協力する大切さを伝えるスキルが必要。

 

カナダでは2カ月に1回先生方は研修日があり、

自分が学びたいセミナーが受講でき

同じ悩みを持つ先生と交流したり、

専門家から指導を受けたり

先生自身のスキルアップを図り自信もつけている。

 

ここ数年でカナダは次のステップとして

 

「健常者と障害者という分け方をなくし、

個人をのばす教育をしていきましょう」

 

という取り組みが始まり、多く説明会が行われている。

 

まだまだ・・・

この先も続いて書かれているのだけど・・・

ココまで読んでも・・・

 

んーーー課題満載だ・・・

 

日本は、まだまだだ・・・

じゃあどこから??って思う。

 

f:id:variouspeople:20191218170526j:plain


先日の教育委員会との話し合いの中で・・・

保護者の言い分や

学校の要望を話しているのを聴きながら

私が

ずーーーーっと抱えていた違和感は・・・

ここにあったんだ・・・

 

確かに・・・そのトキ感じたことを

 

言葉で

 

「要は・・・

学校にインクルーシブ教育を推進と言われながら

1人1人にそれが浸透してない、

できてないってことですよね」

 

って言ったけど・・・

 

根本は国の考え方であり、

そして教育現場におりてきたときの

対応にかかっている・・・

 

まずは国の考え方が基本だが・・・

 

教育者の考え方捉え方がバラバラでは・・・

 

教育がまず成り立っていっていない

ということだし・・・

それは・・・教える側の問題だと思う。

 

まずは・・・

 

ココをホントに変える気があるのか??

 

が問われている・・・

 

これからの日本の教育を変えていく・・・

 

インクルーシブ教育を本

当にやっていく気があるのか?

言葉だけなのか?いうだけ??

 

そんなことが・・・問われているんだなーーー

まずは根本、根っこ、深く隅々まで

そこを固めていかないと・・・

ホントには動き出さないよなーーー

って思う。