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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」児が普通高校に行くときの覚悟

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「障害」児が義務教育を卒業して進学を

普通高校に決めた場合・・・

どんな覚悟を決めて進路を決めていますか??

よく・・・相談されるのですが・・・

 

1、まずは学校見学に行きましょう

  見学にも行かなくて決めるのは無謀です。

  親子だけでなく担任の先生や第3者に

  意見をもらいながら決めていくのがベストです。

  自分達だけでは観点がずれてることにも

  気づけないかも・・・

  ぜひ、本人含め何人かで行きましょう。

 

2、「障害」児の先輩で高校に行かせた方の

  経験を聴きましょう。

  実際に高校に行っている方、卒業させた方・・・

  様々な先輩がいるはずです。利点やリスク

  貴重な意見を聞きましょう

 

3、行きたい学校の学校行事を見てみよう

  どんな学校行事があるのか?

  どんな雰囲気か?素の状態がわかるかも・・・

 

4.自校の中学校の先生方にしっかり相談

  様々な情報の収集やその学校の状況把握。

  管理職同士で話のやり取りなどしてくれたりするかも

  受験の詳しい内容やその他‥・

  有力な情報がゲットできるかも・・・

 

5.受験に失敗した場合他のリスクマネジメント

  どんなリスクがあるか、受験を決める前にチェック。

  単位取得が厳しい、学年進学、「障害」理解

  補習、就職、進学など・・・

  子どものネックになりそうなことをあらかじめ

  対策を練っておく。

 

簡単には・・・こんなことを私自身はやってきました。

 

そして・・・相談にのるときも

 

「友達がひとりもできない孤独な高校生活だったら?」

「毎日、学校に行くのがきつい、難しいと言われたら」

「学校が合わない、やめたい、って言ったら・・・」

 

なんて聴いたりします。

高校や中学校での子ども達がよく言うこと・・・

ご相談が多いからです。

 

うちの子は、この課題は何とかクリアしてきました。

 

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「友達がひとりもできないことを想定して・・・

本人の好きなことを把握してください。

余暇活動を充実させましょう。

イヌが好きなら犬を飼ってください、

それを彼の余暇活動と

癒しの時間にしましょう。」

 

この子は友達が少なかったですが・・・

高校で友達はできました。

が・・・動物を飼うことで心の安定が図れました。

これは、うちの娘も一緒です。

小さなころから【友達】として

無条件で向き合ってくれる動物を常に

飼っていました。今でも彼女に「癒し」の存在です。

 

「どんなことがきついといってますか?

それはなぜですか?

いつもどんな声掛けをしていますか?

言わない(口出ししない)ってことを意識してますか?」

 

なんて聴くと・・・

試験前なんだから勉強しなさいを連呼してた、

みんな頑張ってると頑張ってる論を熱弁。

自分の高校時代の楽しかったこと、

頑張ったことの話ばかり、

また高校の先生方と、

どれだけコミュニケーションをとっていますか?

どの程度話し込んでますか?

なんて・・・

聴いてみると問題点も結構見えてきますね・・・

うちは。ホントに先生方と密でしたし・・・

(高校側も卒業した中学校側も)裏で情報ももらいながら

話し合いも何回も重ねてきましたよーーー

 

これは・・・

 

「学校合わない、やめたい」

 

と言われた時にも同じです。

 

「障害」児が義務教育終了後を迎えるにあたって・・・

それぞれのリスクマネジメント・・・

覚悟・・・

ちゃーーーんと腹くくってやってく・・・

現在の日本では・・・まだまだ・・・

「本人」も「親」もそれなりの「覚悟」って

必要ですよね・・・

 

そんな心配が

なーーーーんにもなくなる日が・・・

早く来てほしいものですがね・・・