最近、「障害」者の娘の小中学校の同級生の男の子と話すきっかけがあった。
現在神奈川にいるという。
きっかけは
自分の娘が新聞記事になった・・・昨年・・・
自分たちの「障害」者コミュニティで
「彼女の生い立ちを追いたい」
「インクルーシブ教育について考えるきっかけにしたい」
「現在の教育に関して考えるきっかけにしたい」
そんな話が出てきて・・・
動画プロジェクトが素人集団でのんびりペースで始まっているのだ。
そこで小学校、中学校、高校。そして今の就労支援事業所・・・
そこの関係者たちにインタビュー形式で思い出をさかのぼっていった。
小学校のころにはねー--
もう「前向き」だったからねー--
生まれた直後から
「障害」児ということで本人はともかく
私自身が親として「どん底」だったこともあったんだけど・・・
ショック➡悲しみ、苦しみ➡否定➡孤独、怒り➡適応➡再起
みたいな感じだったかなー--
そうやって自分自身が成長させてもらってきた・・・
今では・・・その話を笑ってできることで
講師依頼も多少来るようになって
人のお役に立てることもできるようになってきた・・・
でもねー--そこに至るまでは「どん底」時期もたくさん経験したんだった。
だからこそ・・・「ありがたい」「感謝」
が大きく自分の中にできてきたともいえる・・・
そんな中で出会ってきた娘の旧友たち・・・
先生たちのインタビューの中で忘れていた人の顔が次々と浮かぶ・・・
「あー--そうだった」「へー-そんなっこともあったんだ」
「はー--そんな風に思ってくださっていたんだー--」
改めて・・・娘の「強運」に感謝でしかない・・・
そんな中・・・
「こうやって話の中に出てきた同級生の声もいただきたいね」
「今どうしているんだろう?」
「どうやって連絡とれるかなー--」
そんな声から何人かに当たっていった・・・
「恥ずかしいからビデオは・・・」そう言うシャイな同級生もいた
残念だなー--って思っていると・・・
「子どもが出ないっていうから・・・私が話すよー--」
って・・・その子の保護者が出てくれたり・・・
高校の「私学普通高校」に行った同志の「障害」者の友達と保護者が出てくれたり
そして何より・・・娘の「初恋」で小中学校の同級生の男の子が
快く取材を引き受けてくれた・・・
今関東の方で生活しているので・・・なかなかこちらに来て・・・
にはならないのだけれど・・・
ビデオレターで応援してくれるというのだ・・・
その前に・・・先日
かれろ話をする機会があった・・・
「こんなことあったねー--」「あんなこともあったねー--」
って・・・話をする中で
「あー--そんなこともありましたねー--」
「思い出したら・・・たくさんあるけど・・・実際は普通過ぎて・・・
語るって程のことはないんですよー--」
って・・・
「私はこんなことにもあんなことにも感謝してるよ」
「おかげで彼女は楽しい学校生活だったと思う」
そういうと・・・
「でもねー--麻佑ちゃんより周りの方が勉強になったんじゃあないかなー--」
「親になって思うんですよー--」
って様々語ってくれた・・・
「親も大変だったんだろーなー--」とか
自分が親になってわかる・・・と・・・
「今は・・・自分の子どもにも知的しょうがいの友達がいて
家族ぐるみで付き合っているんですよー--」
って・・・
「これも・・・ふつー--ですねー--」って・・・
子どものころやんちゃだった彼は・・・
お母さんにいつも言われていたそう・・・
「麻佑ちゃんを泣かせるようなことをしたら・・・承知しないから」
って・・・
本当にありがたい・・・
このお母さん・・・小学校のころ・・・娘が多分その子に
何やら・・・たくさん本人がいいと思って渡していたもの・・・
銀杏の葉っぱとかどんぐりとか・・・学校で拾ったもの・・・
その一部を
「たくさんいただいたので「しおり」にしたのでどうぞ」
ってお手紙を添えていただいたり・・・
そんな方だった・・・
しみじみ「思い出」と共に「感謝」があふれる・・・
それぞれのインタビューそれぞれが・・・
素晴らしくて・・・どこをどうかっとして作るのか・・・
これから・・・のんびりペースだけど・・・
楽しみで仕方ない・・・