今まで31年間、「障害」児・者に関わってきたからなのか?
自分の子どもに「障害」があるからなのかはわかりませんが・・・
私は今まで多くの選択をしなければいけない瞬間がたくさんありました。
(今もですが・・・)
小さな決断の
「どうしようかなあ」というレベルの選択から・・・
「んーーーこれはこまったなあ」と頭を抱える程の選択。
心が重くなって「助けて」がなかなか言えない・・・そんな選択もありました。
そんなときって・・・
それはきっと
「障害」児・者達も、きょうだい児も・・・
私がいなくなった後にも・・・そういうことが起こるんだよなあ~って。
そんなときの為に親として残せる
「オープンウェンレターズ」ってのがあるらしいので・・・
紹介しますねーーー。
オープンウェンレターズって聞いたことありますか?
私もつい最近聞いたんです。
「オープンウェンレター」「OPEN WHEN LETTERS」と書きます。
直訳すると「~なときに開ける手紙」。
海外のカップルの間で発祥した、サプライズアイディアなんだそうです。
最近は日本でも結婚式に向けてサプライズとして
取り入れているらしいですねーーー
これって・・・1度に全部を読むのではなく・・・
まず最初に最初に読んで貰う「最初に読んで(Open Now)」を作っておきます。
封筒のタイトルの状況になったときに・・・
その1通を開けてみると言うものです。
封筒の表書き→手紙の内容
- 嬉しいとき→さらにその嬉しさが倍増するように・・・
- 喧嘩したとき→仲直りのきっかけになるような言葉を・・・
- 私が泣いているとき→優しくなるような言葉を など
と言うのが、オープンウェンレターズです。
とっても、身近な感じで気負わない感じでいいなーーーって思うんです。
コレ・・・私がいなくなった後のエンディングノートと一緒に
「障害」者の娘やきょうだい達に残してあげたいなあーーーって思うんですよ。
エンディングノートは・・・
親亡き後の「障害」者の子どもを含むきょうだい達が困らない様に
支援を繋いでいってほしいもの等を記載。
そして、オープンウェンレターは・・・
人生を生き抜く中で蒙古の世にはいないけど・・・の
私からのアドバイスになればいいなーーーと思ったんです。
具体的に、親亡き後の「障害」児達へのオープンウェンレターは
何を書けばいいのか?
私も可能な限り元気で行きたいのですが・・・
こればかりは・・・いつ他界してしまうのかと言うのは知る由は無いなのです。
(誰も一緒ですね)
なので、おおよその想定を立てつつ考えて行きました。うちはもう大きいの
- 最初に読んで(Open Now)
- 仕事が決まったときに
- 仕事が嫌になったときに
- 愛する人が出来たときに
- 失恋しちゃったときに
- 一生を共にしたい人が出来た時に
- チャレンジしてみたいときに
- 苦しいとき
- 嬉しいとき
- すごく凹んでいるときに
- 大好きな人と喧嘩してしまったとき
- 死んだ人に会いたいと思ったとき
- 生きるのに疲れてしまったとき
- (40歳、50歳、60歳、70歳、80歳)のお誕生日
みたいな感じですが・・・もっと増やしていくと思います。
なぜ、書こうと思ったのかは・・・
お子さんを残していく方が残していたこともありますが・・・
私自身の経験からです。
決断するときや、本当に苦しいときに、誰かの支えが欲しかった
そして誰かの寄り添ってくれる一言があったから頑張れたというときが多いんです。
このオープンウェンレターズも「遺書」の様に、
子どもたちの支えとなるといいなあと思っています。
「障害」の親って・・・自分亡き後のことを考えると
心配が尽きないと思うんですよねーーー。
「何を残してあげられるんだろう」
と、そんなことを考えながら人生の終わりを考えてる今日この頃です。