良い親って何でしょう?
その呪縛に取りつかれていませんか?
ひとりで抱え込んで・・・
自分ができないだけがうまくできない・・・できてない!!て
思ってませんか?
「もう、育児に疲れた」
「少し、子どもと離れたい…」
「また、疲れ切って、子どもの話と遊ぶ時間がなかった…」
子どもにとって良いママでいたいし、愛情も沢山注ぎたい。
でもーーー私は・・・全く出来てなくてーーー
家事や仕事でもういっぱいいっぱいで子どもを
どうしても1人遊びさせてしまうことが多い。
それにつけ加え・・・疲労の蓄積により、何だか自分の感情で
理不尽に怒ってしまう。
そんなこと・・・誰にでもありますが・・・
そんな自分が嫌で嫌で、ってまじめに日々悩んでる・・・
そんな方々も多いのでしょう・・・
でもねーーー
良いママって何でしょうねーーー??
いいママってねーーー
案外普通だと思うんですよーーー
衣食住を当たり前に与えていること・・・
そして・・・子どもをモノのように
自分の私有物のように扱わないこと・・・
(対等である事)これで充分なのではないでしょうか?
って考えると・・・ん???できてないですか??
割と忍耐強い方・・・
周囲からも、どちらかというと穏やかとか平和主義と言われていた・・・
そんな私は・・・
「障害」児育の子育てをしながら・・・
自分の限界値を知っていきました・・・
子どもが「障害」児でも、そうでなくとも育児は大変なんですよ。
子どもはぐずります。(正確には泣き叫びます)
もう、どうしてあげればいいのかわからないくらい全力でぐずります。
大人が思い描いた通りには決して動いてはくれません。
やめて欲しいことをやるし、注意するとまた泣き叫ぶ・・・
そして新たなやってほしくないことをやるんです・・・
だから
「なんでそんな事するの~」
ってことの連続なんですねーーー
そして、めっちゃクチャ大人の大事な作業をさえぎってきます。
料理の支度をしていると・・・
「見て~」服を引っ張る・・・連れて行こうとする
洗濯物を干しているとジュースをこぼして・・・
カーペットがべたべたなんて日常茶飯事・・・
長蛇のレジに並んで、もうすぐ順番が来る頃に
「おしっこ」やおもらし・・・
ひとりのときだったら・・・
全てスムーズ進むはずの1日が、とにかく子どもに振り回されっぱなしです。
そんな、毎日の繰り返しが・・・
どんなに疲れるのかは体験してみないと分からないと思います。
(知らず知らずに心身の疲れが蓄積・・・)
それに、やってもやっても・・・達成感もない。
だって・・・今日頑張ったからと言ってーーー
明日の仕事量が減るわけでもないですからねーーー
誰もほめてもくれないし・・・ましてや・・・評価もされない。
更には、無報酬・・・
今日も育児、明日も育児、世の中は休日や連休でも私は育児。
もちろん、わが子は可愛いです。
ニコッとされると疲れも一瞬飛んでいきます。
でも、私はいったい毎日なにをしているんだろう・・・
って気持ちにもなるんです。
負の気持ちに、むしばまれていくんですよーーー。
育児はすごい大変なこと。
それはわかっているんです。
人間を1人育てていくわけですから・・・
未来の世の中に貢献しているわけだし・・・
社会的にはものすごい貢献活動をしているわけなんですよーーー
そう・・・よく考えれば、そうなんですが、
日々の負の連鎖が積み重なって、心がぽかーーーんと空洞のようになったりして
そんな時ちょっと考えてみてください
じゃあ、いいママに必要なモノって何があるんだろう??
って・・・
そう考えたとき・・・
最初の方に書いた・・・こと・・・
衣食住を当たり前に与えていること・・・
そして・・・子どもをモノのように
自分の私有物のように扱わないこと・・・
(対等である事)これで充分なのではないでしょうか?
なぜ、そう思うのか?
世間の虐待のニュースを含め、提供できてない人っているんだよな~
と思います。
「うちは夫婦とも朝ごはん食べないから、子どもも食べない日がある」
「うちは・・・食育で外では・・・食事は・・・」
でも、生活水準も家の環境も整っているのに・・・
沢山の服ではなくていいけど・・・
身ぎれいに暑さ寒さはしのがせてあげたい。
オシャレするとかじゃなくていいし・・・
寒いのならお古でもいいし何でもいいから防寒具を・・・
って思っちゃったこともある子どももいました。
最低限の生活の提供って貧困の問題がなくても
難しい課題なんだと思うことも度々あるんです。
これ、結構重要なんですがーーーー
意外とできてない人もいるな~と思っています。
どういうことかと言えば・・・
親というのは大人なわけでーー経験値も知識量も何もかもが子どもより多い。
だから、子どもの安全や命を守るために・・・
注意することも、ときには・・・厳しく叱ることも増えてくる。
でも、だからといって勘違いしてはいけません。
大人だからと言って・・・
子ども達より偉いわけでも・・・いつも正しいわけでもないんです。
実は逆のこともあり・・・
育児の失敗や親としての失敗を・・・いつも許してくれているのは子ども側。
むしろ、失敗なんて母親の方が多いかもしれないし、
子どもと親では・・・どっちが迷惑を沢山かけているかと言えばーーー
んーーートントンだと思う。
子どもは自分のモノではないし・・・
自分の思い描いた人生を生きてくれるアイコンでもないんですよ。
「子どもの進学先どこにした方が良いかな~」
なんてのも・・・
「そんな事、子どもが決めうこと」って思ってしまいます。
(情報提供をすることや子どもが相談は別ですが・・・)
口では・・・
「好きな事何でもチャレンジしなさい」
と言いながら・・・
「ゲームはダメ」「ユーチューブはーーー」
とかね。
しつけに関して「それはまずい!」って思えば、否定もしますがねーーー
でも、なぜダメなのか説明出来ることについてのみ・・・
否定するようにはしています・・・
でもときには感情がぶち壊れてーーーそうじゃないこともあるけれど、
それはそれで後できちんと謝る・・・これ当たり前・・・
そして、次はそういうことが無いようにと・・・
コントロールできるようにもなってきました。
まだ私が専業主婦だった頃(期間は短かったけど)
一緒に子どもの遊びにも全力で付きあい、訓練も食事もやってきました。
子どもに深く関わっていたし、周囲からしたら頑張ってるママだと思うんですが、
確実に今より笑顔も少ないし、理不尽に感情がコントロールできず・・・
泣いたり・・・怒ることも多かった。
でも、働きだして
一緒に遊ぶ時間は断然減り(保育園や他社とのかかわりの時間が増えた)
療育も私ばかりではなくなり・・・食事はつくりますが・・・
でも食事も買ったもので済ませるだってありました。
疲れていれば、30分寝かせてといって机に頭を落とし眠る。
多少のダラダラもお互い認める・・・
両方経験してわかるのは・・・
以前よりよく笑うママになり、子どもの失敗についても寛大になっていきました。
だから・・・
大事なことっていったい何なんだろう?
って考えさせられました・・・
本当に。子育ては、強いとか優しいとか。。。
才色兼備とかは関係なしに、みんな自分を忘れても必死でやります。
昔、ニュースキャスターで才色兼備だった女性が・・・
何人か・・・産後うつでこの世をたったニュースを思い出しますが・・・
肉体的にも精神的にもくたくた・・・
親子で会っても・・・別々の人間だから納得がいかないことがあって当然。
ママだってママの初心者なのだから、失敗だらけだし
子どもには
「そんなママの失敗を、いつも許してくれてありがとう」
と思うようにする・・・
(まーーよく忘れるけれど・・・そこもお互いの
そういうところを認め合えば・・・きっと子ども達が自立するまでの時間が
素敵なモノになると信じています。)
私は良いママ。
そして、あなたはもっと良いママ。
着る服があり、安心して寝る場所があり、ご飯をちゃんと食べる事ができて、
親子が対等であれば・・・もうそれだけで十分なんですよ、
子育ては・・・
子どもにとってのママはあなたしかいません。
代わりの聞かない、すごい大役なんです「ママ」ってポジション。
そんな尊い仕事を、無償で人生かけてやっている私達は
素晴らしいじゃあないですか!!
そんな風に、自分を毎日褒めてあげてください。
私もあなたも・・・よく頑張ってる!!偉い!!えらい・・・