私は・・・とても【弱い】人間で・・・
・・・なかなか自己管理ができないできない人間だった
だけどねーーー
歳を重ねるごとに【自己管理】だいぶんできるようになりました。
ある著書の一説に【自己管理】の章がありました。
そこには・・・わかりやすく丁寧にかかれてあって
私たちは無意識でいると安楽の欲求に流されてしまいます。
そうならないためには、意識的に、なりたい自分になろうとする必要があります。
それが「自己管理」です。
ここでいう自己管理とは、スケジュール管理といった行動管理のことではなく
意識のコントロールのことを言います。
いまさら白状するのも恐縮ですが、実は、私はダメ人間なのです。
例えば毎朝、目覚ましの音に起こされますが、決まって「あと10分寝てたいなあ」
という欲求にかられます。
このままでは、あっけなく二度寝してしまいますので、布団の中で
「私はなんのために目が覚めたんだろう?」と考えるようにしています。
そして、自分の使命を思い出します。
「そうだ!私は世界を変えるために目が覚めたんだ」
使命を思い出したところで、隣で寝ている妻に
「世界を変えるために目が覚めたよ」と声をかけます。
妻は眠そうな目をこすりながら「お供します」と言ってくれます。
「ありがとう。ジャア、世界を変えるためにビデオを1本見よう」
我が家では朝1本のビデオを見ることがあります。それはℕHkの
「プロジェクトx(挑戦者たち)」です。そして「風の中のす~ばる~」と元気よく1曲歌います。
玄関で、「さあ、行ってくるよ」というと妻が駆け寄って
「あなた、いったい何をしに行かれるんですか」と言ってくれます。
私は「ありがとう、また忘れてしまうところだった、世界を変えに行ってくるんだよ」
と答えます。妻は「今日1日が勝負ですよ」と確認してくれます。私は
「ありがとう、じゃあ行ってくるよ」と答えるのです。
もちろん、毎日こんなややこしいことをしているわけではありません。しかしこのようにしないと、ややもすれば「なんのために仕事をするのか」を忘れてしまうのです。
私は「世界を夢と勇気と笑顔でいっぱいにする」ために仕事をしているのですが
無意識でいると、こんな大事なことを忘れて「早く帰りたいなあ」などと考えてしまいます。
「自己管理」とは自分のモチベーションを高める、セルフ・コントロールのことです。
わかりやすく言うと、大切な「夢」や目標や「仕事をする意味」を忘れないようにすることです。
忘れてはだめだと言っているわけではありません。人間ですから忘れても仕方ありません。私はよく「忘れない努力を忘れない」を忘れてはいけないと思うのです。
私は、人間が持っている能力や可能性に違いはないと思っています。
それではなぜ、何かを成し遂げられる人と、そうでない人がいるのでしょうか。
両者の違いはどこにあるのでしょうか。私はそれが「自己管理」だと思うのです。
私は、自分が仕事をする意義や目的を忘れないように、目指している「自分像」を
10か条にしています。私の10か条は次の通りです。
第1条 まずは私がやる、先頭に立つ
第2条 ピンチはチャンス、前向きな言葉のみを使う
第3条 問題のあるところに生きがいを見出す
第4条 手法は100万通り、諦めない
第5条 何気なくやらない、人類のためにやる
第6条 人を信じ、夢を信じる
第7条 最大の困難に笑顔で挑む
第8条 他人とは感謝で付き合う
第9条 人生のすべてを楽しむ
第10条 最大の報酬は、感動の涙
私たちの会社ではみんなそれぞれの10か条をつくっています。
これを自分で確認することで、何気なく行動しないようにしています。
常に、夢や目標やなりたい自分を意識します。このようにして1つ一つの仕事に
きちんと意味づけをして取り組んでいきます。具体的には名刺の裏に書いたり
パソコンの内面に表示したり、毎朝繰り返しこえに出して確認したり、人に会う前に音読したりしています。毎日、何回も自己管理することが大事です。
私は、特にダメ人間だと思うので、梅や目標やなりたい自分について、
人に話すようにしています。話すことで自分がやらざるを得ない環境をつくっているのです。
いろいろお話してきましたが、大切なことは、何気なく過ごすのではなく
夢や目標や理想の自分像と言ったものを常に「意識」することです。そして
それらを忘れないようにするために、いろいろな方法を考え、
自分が持っている力を最大限発揮することです。この「忘れない努力を忘れない」
という考え方を私は「自己管理」と呼んでいます。
と書かれてありました。
自分の身を削るようにして、支援や援助に尽くす人たちがいます。
それを決して否定はしませんが・・・
誰かを幸せにするためには・・・まず自分が幸せでなければならない。
まず自分を幸せにできなければ、誰かを幸せにすることはできない。
そしてそれは自分の「自己管理」が重要であること・・・
そこを「意識」する。。。
福祉に携わる者として、肝に銘じておくべきでしょう。