人気ブログランキング https://blog.with2.net/link/?1993112https://blog.with2.net/link/?1993112

福祉・介護ランキング
障がい者ランキング
障がい児育児ランキング
子育て支援ランキング 友だち追加

perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

少子高齢化と「障害」者の労働との関係

f:id:variouspeople:20200816003410j:plain


野村総研の研究者らによる・・・

2030年の日本を予見したリポートが書かれている著書が紹介されていた。

(なんていう著書か忘れてしまったけど・・・)
この先・・・日本では少子高齢化が進行しすることは・・・

みなさんも周知のことだと思われますが・・・

この著書では・・・統計によると700万人もの労働力が

今後失われることが書かれていました。

女性や高齢者・・・それに「障害」者らを全てフルに活用したとしても・・・

失われていく労働力を埋めることはすでにできないくらいになるとのこと・・・


これからの対策として・・・

外国人労働者の受け入れや(今も随分いらっしゃいますよねーーー)

人工知能(AI)やロボットの導入が挙げられていますが・・・

これからの技術の進歩の中でのAIやロボットの導入は個人的には気になります。

それはこれからの福祉分野の仕事、特に利用者さんたちへの大きな影響が

懸念されるからです。

AIやロボットが得意とするのは・・・決められた作業手順を繰り返すような労働。

となると・・・これ・・・やってる事業所の割合・・・

結構多くないですかねーーー
また、このところの技術革新により・・・

処理できる“手順”は高度化・複雑化し、活用範囲が拡大しています。

となるとですよーーーー

福祉作業所で利用者さんたちが行なっている授産作業の多くは・・・

もしかしたらAIやロボットによって代替できてしまいます。

例えば、紙箱などの組み立て・・・資源ゴミの仕分け、郵便物の封入、

建物内外の清掃など・・・(今ここ請け負ってるとこ多くないですか?)

近年は、耕作放棄地などで農業に従事する福祉作業所が注目されはじめ

“農福連携”などと呼ばれて実施されている事業所も増えてきました。
ですが、昼夜を問わずに耕作や収穫をこなせるロボットが

実用化されつつある昨今・・・

農業の“経営者”は必要でも・・・

いずれ“作業員”は必要とされなくなる日が来るかも知れません。

f:id:variouspeople:20200809172101j:plain

本書を肯定的に捉えるなら・・・

AIやロボットの導入によって、私たちは単純労働から解放され、

柔軟性や発想力が求められるクリエイティブな課題に

注力できるようになるということでもあります。
しかし、その展望の中に・・・「障害」者の方々のことを考えていくことは

含まれていないことは間違いないかなーーって思います。

もちろん、

「「障害」者の授産作業を守るために・・・AIやロボット導入を規制する」

などと短絡することはできません。

全国的な労働力の衰退が止まらなくなってしまうでしょうからねーーー

これからの社会では、「障害」者のどのような労働が

評価されていくのでしょうか?

これからは「障害」の有無というよりも

それぞれの柔軟なアイディア・・・人間しかできない心情や奥行き~

そんなことから面白い仕事が発想できて行くのかもしれません・・・
これには・・・早め早めに社会の情勢を読んでいくこと・・・

そして価値観の大きな転換が求められているようにも思います。

 

時代はいつ何時どのように変化していくか?

わからない・・・

それは・・・この【コロナの情勢】を想像すらできなかったことから

明らかですよねーーー

だからこそ柔軟に考えていかなくてはいけないですよねーーー