発達障がいの4年生のお子さんがつくった資料が
公開されていて・・・それがとても
面白かった・・・
自分で、きちんと自分を分析し、自分が理解したうえで
周りの人にも知ってほしいとつくったと書いてあった。
それがまた・・・
「これが小学生がつくった・・・
すごい!!」
って思って・・・
そして、きちんと保護者が本人に開示することで
こんなにも・・・しっかり考えて前を向いて生きていくということ
本当に素晴らしい!!
と思った。
発達障がいって何?ってことを図式化して分析していて
・目や耳や言葉で困ること
・体で困ること
・心で困ること
・生活で困ること
そんなことをきちんと分けて記録している。
そして、
こんな気持ちになりやすいって書いてた。
・自信がない
・自分が変だと感じる
・生きにくい感じ
・状況が解らなくて怖い
・わかってもらえない
そして
どんなサポートがあると楽になれるか?
・目の悪い人 ➡眼鏡をかっける
・目が見えない人 ➡点字や音声ガイド盲導犬を使う
・耳の悪い人 ➡補聴器や手話を使う
・足の悪い人 ➡ 松葉づえや車椅子を使う
発達障がいの人は????
で・・・
詳しく・・・
目や耳言葉
・なるべく、その時に必要なもの以外見えない
聞こえない場所にしてもらう
・苦手な音が聞こえないように耳栓をする
・みんなとは違った文字の勉強法をする
・文字を読むとき定規を使ったり、デイジー教科書を使う
・黒板に書いてあることをカメラで写す
・声で話せないときには、描いて伝えるとか、待ってもらう
からだ
・姿勢を保ちやすい椅子を使う
・使いやすい道具を使う
・パソコンや音声入力を使う
・音がしないゴムや柔らかいものを持っておく
こころ
・少人数で専用のトレーニングを受けて「みんなと同じ」
ようにふるまうことを少しづつ学ぶ
・周りの人にも「みんな違って、みんないい」ということを
知ってもらったり理解してもらったりして、助けてもらう
生活
・「みんなと同じ」じゃないとダメな世界だと、いろんな人が
一緒には生きていけない
・文字を読むのが苦手な人は読み上げ機を使う
・文字を書くのが苦手な人はキーボードや音声入力を使う
発達の凸凹の仕方は
人それぞれなので、
困りごとも人によって違います。
その人にあったオーダーメードの生活
の仕方を考えます。
まとめ
・「普通出来るでしょ」とか「普通わかるでしょ」と言うけど
すべての人にとっての「普通」というものはない
・発達障がいの人もみんなと一緒に生きていけるように努力
するけど、発達障がいじゃあない人も
「みんなと同じじゃあないとダメ」とか「同じじゃあないズルい」
とか言わない
・今は健康な人も事故や病気で障害を持つことになるかもしれない
・お互いのことを知ったり、想像したりすることでどんな人にも
生きやすい社会がつくれるかもしれない
これは総合の科目の「共生」の調べ学習だったようだ。
最初はパラリンピックについて調べていて、ちょうどそのころ
ハーフのお子さんが言葉のことで虐められていたこともあり
自分の発達障がいのことを発表しつつ・・・
みんな同じじゃあない・・・
不得意があるのは普通のことだと主張したくなったので・・・
パラリンピックをやめて・・・
これをつくったといういきさつだったよう・・・
4年生・・・素敵なお子さん・・・
優しいし・・・きちんと様々なことを把握し・・・
社会を観察している・・・
素直で・・・
【どれも悪くない】
【どれもみんないい】
そんな観点がきちんと備わっている・・・
自然で・・・嫌味がない・・・
あーーーー私は、こんなこと
これっぽっちも考えてない・・・
小学生だったなーーー
なーーんもできてなかったーーー
あーーーーこれから気づいたときから
負けないように
子どもに誇れる大人になるように・・・
今からでも・・・
頑張らなきゃ・・・
(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!