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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

差別をぶつける街 1

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横浜のある地で起きた・・・

いや・・・まだ今も継続中の・・・こと・・・

 

「地域住民の安全を守れ」

「子どもたちの安全を守れ」

庭付き一戸建ての家々が建ち並ぶ横浜市都築区の住宅街。

その一角に・・・こう書かれた黄色い幟旗がたくさん立ち並ぶようになって、

もう1年以上になるそうだ。

この幟旗は、同地に建設された精神障害者向けグループホームに反対する

住民が立てたもの・・・

障害者をまるで犯罪者のように危険視する・・・

「ヘイト幟旗」とある記者は書いていた・・・

住民たちは、旗の撤去を求める横浜市の説得に一切応じようとしない。

精神障害者への理解を得ようと・・・

今年設立された神奈川精神医療人権センター(通称KP)が

始めた各戸訪問も、

「こんなことをしても何も変わらないよ」

と受け流す。

住民の話を聞いたKPのピアスタッフは言う。

「話がまるで噛み合わない。

あの人たちの世界には、精神障害者はいてはいけないようなのです」

コロナ騒動をきっかけに・・・

これまで明るみに出なかった差別意識や偏見、

加害意識が次々と露呈している。

だが、精神障害者への差別は今に始まったことではない・・・

ずーーーっと理不尽な扱いを露骨に受け続けてきているのが実態だ。

心身の状態や境遇が異なる他者に対して、

人はどこまで不寛容になれるのだろうか???

閑静な住宅街には似合わない・・・

数々の幟旗が立ち並んだのは2019年3月のこと・・・らしい。

今も約30本が残っているらしい・・・

自治会関係者によると

「旗は住民がお金を出し合って作った」

と言う。

精神障害者向けグループホームの建設を巡って

横浜市の新規設置承認を得て、2018年10月に建設を始めたが・・・

これが精神障害者の入居施設だと知った住民の一部が

自治会を中心に反対運動を始めた。

住民側の要請で開かれた説明会は、怒号が飛び交う大荒れとなった。

障害者のグループホームを建設する際に、

事業者が近隣住民への説明会を開いたり、地域の同意を得たりする必要はない。

健常者が住居を建てるときには、近隣への説明も同意もいらないのに、

障害者の住居は勝手に建ててはいけないとなれば、

それが著しい障害者差別であることは明らかだ。

そのため、障害者差別解消法の付帯決議でも

「国及び地方公共団体において、グループホームやケアホーム等を含む

障害者関連施設の認可等に際して周辺住民の同意を求めないことを徹底する」

とされている。

だが、この地域の住民は

「説明もなしに建設を始めた」

と憤り、700筆近い反対署名を横浜市に提出した。

 

 

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記事を読んだり・・・報道で見たりもしたのだが・・・

私たちも「障害」児者事業所としてここをかりるときには

住民が集まるところに顔を出し挨拶はさせてもらった。

誰も反対はなかった・・・

けれど・・・この地でも昔は言われる方もいたのだそう・・・

だけど・・・この地が被差別部落であったことで

ある方がおっしゃったそうだ・・・

 

「自分たちが差別される側として生きてきて・・・

そのうえ・・・今度は自分らが差別するのか?」

 

と・・・

だから・・・その昔から・・・ここは

とても居心地がいい・・・

 

明日も・・・この記事の続きについて・・・考えていきたい・・・