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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

知的「障害」でも普通高校へ行った話③

「障害」児のわが子が行った高校は・・・

素晴らしい高校になった・・・

嫌・・・なった・・・のではなく・・・

いってる時から・・・そうだったのだと思う。

 

そりゃーーーソウダ!!

うちの子たち受け入れてくれたんだから・・・

「チャレンジ」してくれたんだから・・・

職員間では専願入試をしたとき

判定会議1回では判定つかず・・・2回目

入学反対と半々に近かった・・・らしい・・・

(卒業時の謝恩会で聴かせてもらった)

そんな中・・・僅差でも受け入れてくれた・・・

(実際入ってみて・・・確かに・・・そんなことを

ヒシヒシと感じる部分はありました・・・)

 

まー--そんなこんなで・・・定数われしていた・・・

私たちに狙われた高校は・・・(笑)( ´∀` )

今や・・・人気校になるのはおかしい???けど・・・

不登校経験者8割の・・・マンモス校になりました。

(マンモスとは言いすぎか・・・定員割れから不本意ながら

不合格者を出すしかないが正しいなー--)

そこには【私学】ならではのきめ細かい指導がある・・・

と私は思う。

 

 

時々・・・義務教育でも聴くんですが・・・

「この子にだけ・・・特別扱いはできません」って

言われたと訴えてこられる保護者から話を聴くと・・・

 

ん???「特別扱い」???ではなくて・・・

それって学校ですべき・・・「合理的配慮」っていうのでは?

って思うことが多々ある・・・

 

少なくとも・・・私は・・・まだ「合理的配慮」がない時代から

「これはやってもこの子には意味がないと思う」とか

「計算は早くから電卓を教えて」

とかお願いしてました。

(まだまだ細かくはいろいろありますが・・・(笑))

 

でも・・・そうやって細かく周りの方々とかかわっていた

そのおかげさまで・・・

この高校にも出会えた!!って思ってます。

 

校長ちゃんがおっしゃってた・・・

義務教育=学ぶ権利(だから行くべきだよ・・・行きなさい)

は大人側の主張・・・でも学ぶ権利は子ども側にある・・・

だから・・・学校に行きたくない・・・そういわれる学校って・・・

本当に子ども側に立って・・・【共感的理解】ができているのか?

大人側の都合や多人数への合理性、集団の力・・・

そんなことが働いてはいないのか?

考えなくてはいけないのではないか?って思う。

 

大人側の【当たり前】は本当に【当たり前】なのか?

今の子どもとは・・・

かけ離れているように感じることもあるし・・・

ここが「差別の根源かも」と校長ちゃんはおっしゃってた。

 

「0ベースの基準」

+でも-でもない・・・

その子どもを見るときの「フラット」な感じ・・・

この子は「ありのままのこの子」

その視点が大事なのだと・・・校長ちゃんの話を聴くたびに

再認識させられる・・・

 

できないことを嘆くより

できていることを認めて行こう!!

(できる手段をいかに準備していくか・・・)

誰かのためにと思って行動したことが・・・実は周りの

全員のためになっていた!!なんてよく聞く話・・・

「できてるね」「頑張ってるね」「いいね」

「それでいいんだよ」「それが・・・いいんだよ」

 

いつも校長ちゃんがいつもいう言葉・・・

講演の表題でもある・・・

「いいんだよ」は魔法の言葉・・・

 

私も「障害」児者に関わりながら・・

この言葉をつぶやきながら

寛容の精神が熟成される社会を目指していきたいと思う。