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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」児・者問題~親離れよりも問題は子離れ?~

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「障害」児の子どもがいたら

誰もが1度は

「私が死んだらこの子はどうなるの?」

いまなら・・・

「私がコロナになって隔離されたら・・・」

とかも心配の1つになったりしていませんかねーーー

私が死んだら、子どもをグループホームに入れたい。

または施設入所に・・・
でも、今はまだ早い・・・
私の体が動く・・・目の黒いうちは・・・

なんて思ったりなんかして・・・

出来れば・・・施設ではなく、
グループホームに入れたいと・・・希望される保護者は
結構いらっしゃいますねーーー

で・・・そこってどんなとこか?知ってます?

なんで、今、利用を考えないのでしょうか?

親がいるうちは・・・まだ元気だから?

そう思う気持ちはわかります。

でも、これだけは言っておきます。
あなたが亡くなったそのときに
思い描くようなところに入れるグループホームは、
ほぼ100%ありません。

そう思っていてください。

そうでなくても、
できたらすぐに満杯になってしまうのです。
だから、そのときにタイミングよく
グループホームがあいている可能性は、ほぼゼロに近いのです。

入所施設はイヤで、
本当にグループホームを利用したいのであれば、
「そのとき」まで待っていてはだめです。遅い!
あなたが、動けるうちに、グループホーム入居を決意して、
具体的に動いてください。

じゃあ、どんな風に動けばいいのか?

まず、申し込んで、グループホームの利用選考の土壌に
乗らなければなりません。

そのためにするべきことがあります。

個別で見学!
まず、どんなところなのか。
知りましょう。

(私も何件もまわりました。今もまわっています。)
プライベート空間なので、入居を前提としない見学は、
受け付けていないところもあります。

男性か女性か?
精神か知的か?
などの分け方をしているホームも多いので、
様々な形を見たほうがいいと思います。

また、お子さんの「障害」内容によって、
薬管理はしてもらえるのか?
夜や土日の世話人さんは常駐しているのか?
ご飯は?洗濯は?など、細かなことで心配なことも多いでしょう。
そういう確認は必ずしてください。

そのとき、最初の見学はいいのですが・・・

集団で行かないことです。
ここが大事!
よく、学校や施設の家族会で行くことがありますが、
その時は、聞きたいことも詳しく聞けません。
だからここと思ったら単独で行ってください。
家族や相談支援員さんなど、複数で行くと、
違う視点で見ることができるので、行ってみてください。

そして、本当にできるのであれば、
ご本人たちのいる日(土日)夜見せていただけると、
もっと、様子がはっきりわかります。
入居者の方にも雰囲気を掴めますからねーーー。

地域の選定が大事です。

(うちは今のとこここがネックで・・・)
これは、よく間違ってしまうのですが、
家の近くでなく、
お子さんが通っている事業所の近くとか、
通っている病院の近くとか、
そういう感覚で探すようにしましょう。

たしかに、親が生きているうちは、
家に帰ることもあるとは思いますが、

そこは重視するポイントではないです。

お子さんのこれからの生活圏内を意識して探しましょう。

サービスを使う
たとえば、
新規ホームができたときの基準は、
優先順位があると思います。

(系列の事業所に行ってる方が優先のとこも多い)
家がない人、家族がいない人、
家族が本人といることに困難性を感じていること、
などなど・・・
困っている割合が
高い人ほど入居できる可能性が
大きくなります。
もちろん、各法人で、基準があると思われますが、
単に申しこんだ順番ですよーーではないってことです。

ということは・・・

「迷惑かけてはいけない」「うちは福祉制度は・・・」

ってことを躊躇されていると・・・
何のサービスも使っていない人ということで
後回しになる可能性もあるということです。

 

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日ごろの自分の頑張り度合いに気づきましょう。
そして、必要なサービスは使っていくことです。

 

まず、福祉事務所や相談支援センターや
所属の施設などに
どんなサービスがあるのかを
聞いてみてください。

とにかく、申し込んでみる
空きがないので、無理ですと断られる可能性があります。
そして、待機者リストはないと言われることもあります。
それでも、そのまま鵜呑みにしていると、
ちょっと空いたスキに
他の方に入られているなんてことにも
なりかねません。

空きはどうやって知ることができるのか?

もきいておきましょう。

そして、空いて入れるのであれば、

そのときは拒否をするべきではありません。
そのチャンスは、宝だと思ってください。

自分はがんばったと思うこと
なんだか、グループホームに入れることに対し、
後ろめたい気持ちになる保護者もいます。
それはなぜでしょう?
何よりお子さんの自立を考え、
今を逃すと、あなたに何かあったときに、
困るのはお子さんだということを
何度も言い聞かせてくださいね。

学校に行くことや施設に通うことと同等の権利です。

グループホームに入ることだけが、
後ろめたくなることはありません。

だって・・・これが子どものため。


入居を決める(勇気がいると思います)
エイ!っと決めてください。
まーーー最初は、すぐに帰ってきていいと
思うかもしれませんが・・・その雰囲気を出してはダメです。
ちょっと、我慢をしてください。
お子さんがどうしても帰るということであれば、
そこは、無理強いする必要はありませんが、
親御さんが寂しいから、
帰って来させるということは避けましょう。

あなたの子離れのほうが、しにくいはずです。

子どもの親離れのほうがきっと早いのです。
悔しいですよねーーー(笑)
でも、事実なんです。

親として、
嫁に出したつもりになって我慢、辛抱をしてみましょう。

もし、お子さんがなれないのであれば、

グループホームと相談してみましょう。
最初から簡単に「帰っておいで」とは言わないことです。

ご自身の人生をちゃんとエンジョイしてますか?

グループホームにお子さんが入ると、
少しは時間ができると思います。
今までやりたかったことなどしてみてはいかがでしょうか?

趣味、やりたかったことはありませんか?
夜遅くにお友達とお食事に行けたり、海外旅行に行ったり、
いろいろできなかったことがあったとしたら、
どんどんチャレンジしてみてください。

そして、その体験は、
他の「障害」児・者をお持ちのご家族にも伝えてほしいと思います。

今・・・趣味がないかた・・・
子どもが自宅からいなくなったら?

グループホームに入ったら何をしようかと、
夢を描き始めてください。
大事なことですよ!

親亡き後に子どもとの別れを
と思っている気持ちを改めて、
親あるうちに・・・グループホームへの入居を
ぜひ考えてみてくださいねーーー