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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~「親亡き後」を誰がどう選ぶのか?~

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「障害」児・者の親亡き後・・・

と言うことばを、聞いたことがあると思います。

親亡き後ということを考えるのは、
主に親という立場の人です。

「だれが?」は、つまり「親」です。

「何を」は、「「障害」児者の生活」です。

では、本当に考えるべきなのは?いつなのか?は・・・
「親あるうちに」つまり自分が生きているうちに・・・です。

親亡き後という言葉を
知らない人がいないくらい、
また、考えなければならないと思われているのですが、
まだまだ先のことと、後回しにされている方が
たくさんいらっしゃいますよね。

本音で言えば、
そんなことは考えたくないし、
いつのことかわからないし、そのときにどんなサービスが、
あるかもわからないわけですから、
今から考えるよう言ったとしても・・・

んーーーってなる・・・
なかなか難しいことと思います。

でも、実際に、親が亡くなると、
サービスを組み立てるのは、毎日通っている
施設の職員だったり、相談支援センターだったりなのです。

そのまま自宅で過ごせる方は少なく、
入所施設に入ることになれば、
今通っている通所施設は、やめなければなりません。

そういう状態のときに、
本当は、家族特に親は、
どういうふうにしたかったのだろう?と思うのです。

生きている間に、
「この子の将来は、こうしてほしい」と
知らないままの方もいらっしゃるので、
とりあえず、ショートステイで、繋いで・・・

そこから・・・何とか・・・みたいな・・・

ですから、親として、
親が生きているうちに、子どもの将来を考えて欲しいと
思っています。

 

でも、なぜ、この、誰もが知っていることで、
やらなければならないとされていることが、
どうして、いつもできてないことが多いのだろう?

なぜ浸透しないのだろう?

これは、本当に親に求めるものなのだろうか?

という角度で考えてみました。

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つまり、
親がやるべきことは、私が先に死んだときに、
あなたは、どこで生活したいのかの選択を
しなさいねと子どもに話しておくこと。
も1つでしょう。

じゃあ、誰が親亡き後のことを考えていくのか?

それは、ご本人じゃあないでしょうか?

たしかに、いままでも、
いろいろな「障害」者たちと、
さらっとお話はしたことがあります。
でも、深く突っ込んだお話をしたことは
まだ・・・ありません。

親が亡くなったら、あなたはどんな生活をしたいのですか?

こういう質問は、あまり浸透していないと思うのです。

まあーーー誰もが聞きたくない質問だからですねーーー

親が、高齢になったときなどに、
入所施設に入ることになり、
そのまま、親が亡くなれば、そこにいることになる・・・

実際・・・そんなケースが多い。

通所の場合は、緊急事態なので、
空いてる事業所にとにかく・・・つなげます。
場所や内容を問う時間などは・・・ありません。

一人暮らしがしたいのか?など・・・
聞く時間も・・・きっとないままです。
特に重度といわれる方は、即入所系を考えます。

人によってはひとり暮らしも可能でしょう。
もしかしたら・・・グループホームなのかもしれません。

でも、グループホームは、親が亡くなったときというのは、
空いてない可能性が、ほぼ100%ですから、
「親あるうち」からの利用の方が断然いいのです。

親亡き後
親あるうちにご本人の気持ち
生活の場、どんな将来を過ごしたいのか?

ご本人主体の生活手段を選ぶためにも。

親あるうちに、親が死んだあと
どこで生活したいのか?だけは、確認しておきたいし

確認しておくべきことだと思います。

もし、親ができなくても、
サービス提供者からも、何かの折に聞いておくことができます。

もし、グループホームが良いのであれば、
親あるうちに申し込みをするべきです。
そうしなければ、自動的に入所系になりやすいからです。

しっかりと・・・ご本人に聞いて、

生活の場を決めていきたいですね。

もし、福祉サービスを利用するなら、
そのためには、いろいろな場所の見学です。
今所属している施設や相談支援センターで
集団として、見学会を開いてもいいし

なかなか・・・体験しないとわかりづらいのが・・・

彼らだからです。

親亡き後を親だけが選択するのではなく、
今所属している事業所で、親亡き後を考え、
彼らに選択する機会を体験してみましょう。

子どもは子どもなりに
親亡き後を考える機会をつくりましょう。

いろいろな関係者も含め、
いろいろな角度から考えつつも、
彼らが自分らしく自分でこれからの将来を

未来を選べますように・・・そう願っています。