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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」児・者団体広報エッセイ集より3

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このご家族と出会ったのも・・・
小学生のときだったから・・・
かれこれ10年以上になります・・・

私の周りには・・・
そういうながーーーい付き合い・・・
気心が知れている付き合いが多く・・・
「障害」児たちは勿論・・・
家族・・・きょうだい・・・と周りの人とも一緒に
学び・・・育ってきた・・・
そんな・・・大きな大きな親戚??身内???
んーーーー家族のような感じです。かね・・・
親以外の大人に聞いてもらうチャンス
同じような世代・・・の友達のような感覚・・・
先輩後輩のようなアドバイスをもらう感覚・・・
そんな感覚を・・・環境を
大人も子どもも得ることができている・・・
そう感じてもいます・・・

だから・・・ここで

「制服ないかなーーー」
「体操服いらない??」

「入学式の服かそうか・・・」

「みんなで・・・コサージュワークショップする??」

なんて・・・
様々なことをやったりなんかして・・・
お茶したり・・・ダべリングしたりも・・・
日常です・・・その中から・・・
いろいろ生み出されてくることもあったりして・・・

それは今でも・・・続いています・・・ねーーー。


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トゥインクルH29 NO.3

 三歳児検診でわが家の次男坊は
「広汎性発達障害(自閉症)」と診断されました。
上の子たちと比べると
<発達が遅い><いつもウロウロして落ち着きがない>と、
ずっと思っていましたが、
診断がついてホッとしたことを今でも覚えています。

 コミュニケーション障害・多動・知的障害もあり、
「とにかく大変でしょう」といわれる日々でした。
小学校低学年のときには、学校から脱走し、
パトカーに乗って帰ってきて肝を冷やしたこともありました。
当の本人は、なぜかちょっと嬉しそうにしていましたが・・・

 幼少期、発達障害(自閉症)は
げんざいよりもメジャーではありませんでした。
誠愛リハビリテーション病院で療育に通いながら、
上の子たちと同じ幼稚園に受け入れていただいたこと、
小学校入学時に支援級のお母さん方や先生方に
温かく声をかけていただいたこと、とても嬉しかったです。
わが子の状況を共感してくれる同じ支援級のお母さんと出会えたことは、
今も続く大切な繋がりとなっています。

 子どものことを知ってもらうために、
学校の役員を積極的に引き受けたり、機会があれば、
いろんなイベントにも参加したりもしました。
息子のお陰で色々な人や居場所に巡り合えたこと、
今では自分自身の財産になりました。有難いことです。

 息子は今年二十歳になります。
 今は、週五回、送迎車で作業所に休まず通い、
週末には頂いた賃金で、いろいろな活動に通うことを
本人は楽しみにしているようです。

 これからも息子の活動を応援していただければ嬉しく思います。

                               (A・H)