私はぷれジョブという活動に関わって・・・
確信を持ったのだけれども・・・
それ以前からなんとなくは思っていたことがあった。
いくら「障害」の重い人であっても・・・
(重いかるいは言いたくないけど)
できるだけ働いた方が良いと思っているのです。
私はそう考えており、その考えを周りに伝えてもいます。
労働の成果が、安価であったとしても・・・
何かしら対価に変わることをしている・・・
生きてそこにいてくれるだけで人の役に立つことができる
そんな話を・・・たくさん聞いてきたからなんですが・・・
誰かがその方のモノを購入してくれるなら・・・
その行為が・・・
「あなたの労働を認めます」「あなたの価値を認めます」
という意思表示につながるのだから・・・
〇さんが作った100円の品物を、△さんが買った場合。
△さんが〇さんの存在を知らなかったとしても・・・
品物に100円を支払うことによって△さんは・・・
間接的に〇さんの労働を認めたことになり、
その行為は・・・
ひいては存在をも認めているということになりますよねーーー
日常的に・・・
「障害」児・者の方たちは、しばしば社会の隅に追いやられがちなんです。
実際・・・排除されていた歴史もありますよねーーー
だから法が整備されてきました。
だからこそ・・・私は労働を通して、収入を得ることとだけではなく、
社会の中でもっと存在を主張すべきなのではないかなーーーって思うんです。
よく施設では、利用者さんが作った手作りのアクセサリーや小物などについて、
「粗末すぎる」
「売れそうにない」
との判断から・・・見学などに来てくださった、
来園者への“記念品”お土産として無料配布しているところもありました。
ですが現在は・・・結構どこの事業所でも
「値段を付けて売ろう」
「喜んでもらえるものをつくろう」
「買ってもらえる価値あるものを作ろう」
というところが増えてきています。
社会の中で当たり前に存在していることを主張する、
その“声”は、労働の価値が高ければ高いほどに大きくなるはずです。
製品やサービスが高価になるほどに・・・
提供者の存在感は大きく増していくのではないでしょうか?
そうであるならば・・・
利用者さんたちが働くからには・・・その労働が・・・
より良い労働になるようにしなければなりません。
その価値が高められ、世の中に認可され
「素敵だね」「かっこいいね」
「自分より上手じゃん」「これ依頼してみようかな?」
「こんなのつくれませんか?」
そんなことが当たり前になるようにしていきたい・・・
どんな「障害」であったとしても・・・
その方の「強み」を形にして・・・
何かを作り上げていくこと・・・何だかワクワクしませんか?
ここからの取り組みが、これが・・・
支援者の頑張りどころでもあるのではないでしょうか?
「当たり前」は人によってさまざまだけど・・・
よいものはよいとすごいものはすごいと・・・
みんなで言っていただけるようなものをつくっていこう!!
何だか今日もワクワクしながら・・・そんな作戦を考えている・・・
あなたもそんな作戦に参加してみたいと思いませんか?