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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

B型継続就労支援所のありかた・・・

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私の子ども「障害」者は高校を卒業してから

様々な事業所に通いました。

就労移行支援所、A型就労継続支援所、B型就労継続支援所・・・

いわゆる福祉サービスを使った支援施設です。

様々なところに行ってわかったのですが・・・

本人の望むところに行かせるのが一番!!だと思います。

彼女は何度も職場を変えましたが・・・どこからも

「うちにおいでーーー」「ぜひどうぞーーー」

って言われて通うことが多かったので・・・

どこでも割と楽しく仕事をすることができています。

賃金の面で多少・・・というかだいぶん差はあるのですが・・・

本人の以後事の良さが一番で

現在は結構長く【B型就労支援継続事業所】に通っています。

そんな中で・・・

「就労継続支援B型事業所の存在意義とは?」

などとときどき考えることがあります。
高尚な思索などがあるわけではありませんが・・・

現在B型事業所の顧問としていることもあるので・・・

障害者福祉におけるB型の“必要性”のようなものを見出しておきたいと

思っているのです・・・

以前、高い賃金を求める利用者さんが

A型事業所や障害者雇用に移行している状況を受け、

 

A型とは異なるB型の特徴や長所などについて考えたことがあります。

 

そして・・・今も考え続けてます。

近ごろ私は、“受け皿”としてのB型にも着目するようにもなりました。
一般就労やA型で働けなくなった人たちをたくさん見てきた中で

B型への移行が多く想定される事態が起こっているからです。

B型に比べると、一般就労やA型での労働には・・・

おおむね高い作業能力・体力が要求されます。
しかし、求められる作業能力・体力は、いつまでも発揮される訳ではありません。

加齢などによって低下したり、職場の人間関係、環境などで体調を壊し

従来の労働に適さなくなる日がやって来るのです・・・
これは何も「障害」者に限らず・・・

健常者も同様なのですが・・・

でもいかんせん・・・「障害」者の方たちは結構機能的に低下の訪れが早い方も

多いでしょう。

作業能力・体力が低下した人でもマイペースに仕事が続けられますよーー

そのような職場ならいいのですが・・・

そうとばかりはならないのが現状であり・・・

現状の課題でもあるのではないでしょうか??

 

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労働から得られるものは、賃金だけではありません。

 

課された役割を果たす過程で、人間本来のある種の幸せがもたらされるのです。

 

施設には、加齢で足腰が弱ったため、病気で長時間勤務ができないため

就労していた企業を辞め、心機一転して頑張っている利用者さんもいます。
このような利用者さんは・・・当然これから増えていくのが予想されますよねーー

一般就労やA型へのステップとして捉えられているB型事業所ではありますが・・・
そればかりではなく・・・「障害」が重くなった人の

「働き続けたい」という思いに応える場・・・そんな場所でもあります。

私は生活介護の方もB型を併用されている方も知っていますし・・・

その考え方も大いに【賛成】です。

本人の「やりたい」「できる」を十二分に発揮し輝いて生きる!!

体力が落ちてきた方にも・・・もちろんいい!!

今後、そのような側面が期待される気がします。

 

・・・で賃金もA型に負けない!!そんな施設運営を目指し

これからも楽しく活動していきたいと思っています。

まだまだ・・・伸びしろ・・・いっぱいだーーー!!