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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

地域福祉のこれから・・・

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私は「障害」児の子どもを持ってから

また・・・様々な福祉関係者や団体やその他・・・

たくさん出合わせてもらってきた・・・

そのたびに様々な方からお話を聞くことがある。

「ここを利用している人たちの過去や未来について『これまではどうだったのか?』と過去を振り返るとき『これからはどうなるのか?』と未来に思いをはせるとき、

児童や高齢者の福祉事業へも目が向いてしまうし・・・

いろんな事業所をついつい立ちあげたくなる」

なんて聞くことがあった。

結構、大きな福祉施設を経営しておられる経営者さん。

親として考えたときに・・・それは嬉しいことだけど・・・

よくよく考えると・・・

「まてよ・・・」

って思ってしまう・・・

私は【共生のまち】【共生の社会】がつくりたい・・・
 

「いろんな事業所を立ちあげたくなる」という気持ち・・・

私にもわからないではないんだけど・・・ちょっと複雑な気持ちになるのだ。

それぞれの事業所には役割があって・・・

基本的に18歳以上の人が対象の就労支援所。

そこでよく聞くのは・・・

「もっと若い時期から支援できていれば・・・

もっと早くに生活リズムや習慣を確立できたかも知れない」

など言われていることがある。
一方で、加齢でどんどん体が思うようにならず、弱ってきた利用者さんに

接している方々は、

「慣れ親しんでいるこの施設に・・・ずっと通所できて支援していければ」

と思ったりもします。

でもだからと言って・・・

事業拡大は簡単にできることではありません。
資金と土地と人的資源・・・行政側の福祉計画とのタイミング・・・

それらの条件が揃ってはじめて実現できるのです。

ただ、自分の思いの中での

「できる/できない」

だけではなく・・・

地域での

「要(いる)/不要(いらない)」

についても・・・心に留めておくべきで・・・

相手が求めてないものをつくることは違う・・・私はそう思います。

利用者さんの支援を自らの施設で・・・

長期的に続けたいという気持ちは善意であったとしても、

見方を変えれば・・・

「自分の手が届く範囲の中で、利用者さんの人生を完結させたい」

という傲慢な欲求なのかも知れないってことを考えなくてはいけません。
たとえ自らの施設での支援が及ばなくなったとしても・・・

地域にある他施設で同じようにその方に寄り添うことのできる支援所ならば、

連携してそちらに任せる方が“健全”と言えるでしょう。

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必要性が高いのに整備されていない福祉事業なんて・・・

都心部でも地方ならなおさらのこと・・・たくさんあるはずです。
地域福祉をどこまで充実させられるのか・・・

資金と土地と人的資源とタイミング・・・様々なこと加味されるのと同時に

もっと違った形の新しい【地域福祉】を考えています。

他人ごとにしていると考えも及びませんが・・・自分事として・・・

「あーーでもない、こーーでもない」

「あーーーこんなんだったら住みたいなーーー」

んな思いや理想を描きながら・・・

 

自分の子どもだけではなく・・・

私の周りにいるすべての「障害」に悩まれている方・・・

そんな方々と幸せになりたいなーーーって考える今日この頃です。