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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

モンスター、ヘリコプター、カーリングペアレントって知ってます??

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モンスターペアレント、ヘリコプターペアレント、カーリングペアレント

なんて

こんな言葉を聞いた事はありませんか????

 

最近では、子どもへの行き過ぎた教育方針や様々な事に

敏感になり過ぎていることで、

この様な言葉が生まれてきました・・・

 

これも現代の象徴といえばそれまでなのかもしれませんが、

あまりにも過敏で過剰な親が増え続けていることで、

伸び伸びとした教育や本来あるべき指導が出来ずに困っている教育機関や

先生がたくさんいるのだとか・・・???

 

もちろん、親だけではなく、行き過ぎた指導や教育をする教師がいたり、

それを見逃してもみ消そうとする悪質なケースも多々あるので・・・

一概にはどれがどうとかは・・・言い切れませんが・・・

 

しかし、昔では当たり前だと考えられていた

 

「一般的な常識の範囲」

 

が通用しないのも事実なのです。

 

「あまりにも敏感になり過ぎている親のせいで、

本来あるべき用具が消えるのは悲しい」

 

「子どもが伸び伸びと育たない」

 

「親のせいで子どもは背伸びさえも出来ていないんだと思う」

 

そんな言葉も聞こえてきます・・・

慣れ親しんだ学校用具や習慣化してきたものが

”消されていくこと”

で、子どもの教育に大きな影響を及ぼす可能性も

あるっていうことですねーーー

 

そして今回ご紹介する出来事も、

(ある記事で読んだものです・・・)

まさにモンスターペアレントの象徴とも言える騒動なのかなーーー

保護者からの抗議を受けたのは・・・

現在も小学校の先生をされている男性教員らしいんです・・・

f:id:variouspeople:20200522195736j:plainこの学校では、いつも放課後に「帰りの会」とかあるそうで

その中での出来事・・・

ある子が

 

わたしは、今日少し嫌な事がありました。

 ◯◯くんとうさぎ小屋の当番でお昼休みに小屋の掃除をしていたら、

 ◯◯くんが掃除をせずに違う友達とサッカーをして遊んでいました。

『ちゃんとやってよ』

と注意すると、ボールを顔に投げられて鼻血が出ました。

嫌だし、辛いし悲しいけど、わたしにボールを投げた事はもう怒っていません

一緒にうさぎ小屋の当番をやるはずなのに、◯◯くんが

やらなければ、うさぎさんが可哀想です。

二人でやればもっとうさぎさんのお部屋を

キレイにしてあげられたのに、わたし一人でやっていた

のでは限界があります。◯◯くんだけではなく、みんなも

うさぎさんの事を考えて、ちゃんと当番の人は責任を持って

やって下さい。よろしくお願いします!」

 

この報告で名指しされた◯◯くんは、

彼女の報告に対して不満そうな態度をしていたのだとか。

これには先生も怒ります。

 

「今の報告は本当か!?」

 

「何でうさぎ小屋の当番をサボったんだ。

 皆で決めた役割を放棄した上に、ボールを投げるとは

 どういう事だ!」

 

かなり強めに声を張り上げてこの男子生徒を怒った先生。

先生が怒ったのがよっぽど怖かったのか、

この男子生徒は「ごめんなさい。」と謝ったそうです。

 

しかし、翌日この出来事が大問題へと発展してしまいます。朝の職員室。

女性が怒鳴る声が響き渡ります。

 

「うちの子に体罰をしたんですって!?

 大きな声で怒鳴ったら子どもが恐がる事くらいわからないの!?

 これは体罰よ!うちの子に土下座して謝りなさい!」

 

それは、昨日うさぎ小屋の当番をサボって先生に怒られた男子生徒の母親。

学年主任、教頭先生、校長先生を交えての大騒動。

さらに、事実確認を行うために昨日帰りの会で

この事実を報告した女子生徒もその場へと呼び出されたそうです。

 

「うちの息子がうさぎ小屋の当番をサボったくらいで

 なんで怒鳴られるの!?体罰にあたいする事件よ!

 この学校は体罰が常習化しているんじゃないですか?

 早くうちの子に謝罪して下さい。」

 

こう強く求める母親に、先生はどうすればいいのか分からず返答に困っていました。

すると、事実確認で呼ばれていた女子生徒がこ

の母親に向かってある質問を投げかけます。

 

 男の子に叩かれたり、物を投げつけられたりしたら嫌じゃないの

 悲しい気持ちにならないの?じゃあ、悪い事をした◯◯くんを

 怒った先生が悪くて謝らなきゃいけなくて、

 ボールを投げつけてきて謝らなかった◯◯くんは

 謝らなくていいの?それを注意したり、ダメだって教えてくれた先生に怒る

 ◯◯くんのママは変だと思うよ。」

 

その言葉は、そこにいた全ての”大人”が

ぐうの音も出ない程・・・的を射た発言でした。

この女子児童は、冷静に物事を判断し、何が悪くて何がいけない事なのか。

そして、その悪い事を責めるのではなく・・・

出来事から次に生まれる良い方向へと向かうべきものと解決方法は一体何なのか。

そもそもの本質として

 

「何を解決しなければいけないのか」

 

という事を、当初の帰りの会から理解していたのかもしれませんね。

まだ若干・・・小学5年生の女の子が諭したこの言動。

子を持つ全ての親に考えて欲しい内容が詰まっている気がしますね。

物事を感情や力で支配しようとしてないでしょうか?

大人だから子どもだからってどちらかが話の中で優位になってないでしょうか?

 

この出来事、

さあーーーーどう思いますか?