人気ブログランキング https://blog.with2.net/link/?1993112https://blog.with2.net/link/?1993112

福祉・介護ランキング
障がい者ランキング
障がい児育児ランキング
子育て支援ランキング 友だち追加

perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

人間関係は希薄になった??

f:id:variouspeople:20200601200203j:plain


インターネットが普及してSNSなどのサービスが生まれ、

現代を生きる私たちは、容易に人とつながれるようになりました。 

便利になった一方で・・・

「人間関係が希薄になった」

と嘆く声があることもまた事実です。

人とつながることの敷居が下がったからこそ・・・

心から信頼しあえる人間関係の構築が・・・

今では非常に難しいことになったかのように思えます。 
 
人の信頼とは、どうやって生まれるものなのでしょうか? 

お互いを心から信頼しあえるチームを作るには

一体どうしたらいいのでしょうか???? 
 
チームワークを強める、

つまり共感を向ける相手をつくるにはーーーーー

人間の五感の中でも・・・

触覚をつかって信頼をかたちづくる必要があるそうなんですねーーーー
合宿をして一緒に食事をして、一緒にお風呂に入って、

身体感覚を共有することはチームワークを非常に高めてくれたりしませんか??

同じ釜の飯食うってやつです・・・

つまり私達・・・

今もなお・・・

身体でつながることが一番だと思っているわけなんです。

人間は言葉や文字をつくり・・・

現代ではインターネットやスマホなどーーーー

身体は離れていても脳でつながる機会をたくさんつくってしまってる・・・

だから、安易に

「つながった」

と錯覚するけれどーーーー

実際には・・・

信頼関係はできているわけではないという状況が生まれています。

仲間と一緒に何かをするには身体化----

が必要なわけなんですよねーーー

部下が上司の「手足になる」とか言うじゃないですかーーー

お互いが仕事を分担しながら・・・

ひとつの目的にアクセスしていくような身体感覚です。

脳ではなく・・・

身体感覚でひとつになっていることが、チームワークには必要だと思います。

実際・・・人は・・・

進化とともに脳の容量が増えてきたそうで・・・

それに伴って群れやチームのサイズも大きくなっていったと言われているとか・・・

脳の容量が500ccの時代につくっていた群れのサイズは

15人くらいでーーー

それが脳の容量が600ccに増えていき・・・

30〜50人の群れを作るようになりーーー

そして約60万年前に・・・脳の容量は1500ccに達して

人間は150人の群れを形成できるようになったらしいです。

この頃から現代に至るまで脳の容量は変わっておらずーーー

今の人間は「150人の群れ」のための脳しか

持ち合わせていないそうなんですよ。

 でも・・・150人より大きな規模の社会で暮らさなければいけなくなったから、

7万年前にコミュニケーションのツールとして言葉ができたんでしょうね。

ただ、言葉によるつながり、脳によるつながりは・・・

信頼関係をつくる上では成功しなかった。

だから、今でも身体的なつながりに依らざるを得ないそうなんです。

何か困ったときに無条件に相談したり頼みに行ったりできる

その社会資本となる人の数が150人ぐらいだろうと言われているんです。

 今、FacebookなどのSNSで、多くの人が150人以上とつながっていますよねーーー
なかには・・・
「脳だけのつながり」もあるかと思います。
でも、いざチームワークを組んで何か一緒にやろうというときには、
ネット上の文字やシンボルだけでは役には立ちません。
一緒に行動した記憶が積み重ならないと、チームワークはできないんです。
今の子の一番の悩みは「友だちができないこと」
それは・・・なぜか??
友だちは簡単にできると思っているし・・・
いったん友だちになると相手を信用しすぎて、お互いに負担をかけあってしまう。

脳ではつながろうとしているけれど、身体ではうまくつながれていない。

友だちに対して、何かこうしっくりこない感覚を持ち続けているのが

現代の若者たちなんじゃないでしょうか??

 おそらくーーー彼らには身体でつながり合った記憶が

あまりないんだろうと思います。

何でもいいから、一緒に共同作業をすればすぐに友だちになれるんだけど、

なかなかそういうことができないでいるのが現代なわけです。

つまり、人に頼まなくても自分ひとりでできてしまう。

便利な時代にいるからこそ、

人とつきあうことがーーー

あーーーびっくり!!

コストになっちゃったりしてるそうでーーー

f:id:variouspeople:20200601200237j:plain


昔は、知識は本か人からしか得られなかった。

だから、講義を受けて一緒に勉強をして、

本を読んでその感想を語り合ったりしたわけ・・・

でもインターネットで検索して知識が出てくるなら・・・

講義にも図書館にも行かなくていいですもんねーーー

今の資本主義社会は、個人の欲望をかなえさせることに特化しています。

本来なら、信頼関係をかたちづくっていた150人の人たちと

いろんなふうに人間関係をつかいながら制度や社会に接することができたはずなのに、

今は個人がみんな孤立してしまっている。

そこを何とかしないと幸せになれない気がします。

友だちをつくる時間をコストと考えてはいけないですよねーーーー😢

共感力をつかって信頼関係をつくるには、時間をかけないといけないんです。

共感と信頼は時間との係数だから・・・

いくらお金を使っても1分で友だちになるのは無理です。

「自己実現をする人が成功者」

だとかいう考え方は間違いだと思う。

自分だけの目的を持つのではなくーーー

者と共有する目的を持ちながら・・・

いろんな役割を演じる楽しさを経験したほうがいいと思います。

「リーダーシップが大事だ」

とも言うけれどーーー

いつもリーダーじゃなくてもいい・・・

ときには最期でもいいし・・・

サポーターでもいい・・・

仲間と一緒に、疑問が解けたり・・・

目の前で閉じられていた幕が開く楽しさを感じたりすることが大事だと思います。

そもそも、自分ひとりでできることは限られているのに・・・

本当は孤独にならなくてもいいのに孤独にさせられているのかなーーー

人間がサルや類人猿から受け継いだのは・・・

共感力を高めて協力関係を網の目のように張り巡らせることでした。

時間軸を広げることで・・・

あるときは自分が犠牲になることがあっても、

長い目で見れば自分も豊かになれる環境を模索できたから、

類人猿には住めない環境に出て行けたんです。

そこをもう一度考えないといけないと思います。

脳だけでつながってそれを幸せと感じる人間も現れるかもしれないけど、

今はまだ人間は身体でつながり合っている方が幸福だと思う・・・

様々な考え方の書籍やニュースに触れながら・・・

んーーーなるほど・・・って・・・

 

みなさんはどんな風に考えてますか??