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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「発達障害」~見つめる目~

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テレビ番組で独特なキャラクターの

「さかなくん」が出てきたとき・・・

ホントに早口で1つのことに一生懸命で・・・

そして・・・とことん“魚”に詳しくて・・・

可愛らしく・・・どこか

見てるだけでユーモラスで・・・

面白いなーーーって思ったものでした。

 

最近、「さかなくん」の記事を

何かのきっかけで読んでいて・・・

強いこだわりを見せる「さかなくん」の

幼少期からのお母さまの子育て感が・・・

やはり・・・素晴らしいのだと・・・

思いました。

お母さまの「価値観」が今の

「さかなくん」の人柄をつくりあげてきた

といっても過言ではないと思います。

 

自分が児童や生徒、学生だったころ・・・

何となく変わった子は・・・クラスに1人や2人

確かに・・・記憶にあります。

 

ずーーーっと書写ばかりしている子や

パラパラ漫画をひたすら描いている子・・・

独特な世界観でこだわりを持ってる子・・・

何となくわたしは勝手に・・・

 

「寂しくないのかな?」

「仲間に誘わなくて大丈夫なのかな?」

 

なんて思ったりもしてましたが・・・

ひとりが苦ではない・・・そんな様子で・・・

でも・・・その光景は、当時の自分には

“不思議な子”っていう光景でした。

 

今になって思えば・・・きっと・・・

今だったら・・・

「発達障害」ってくくられてしまう子

だったのかもしれません。

 

でも・・・当時はよくわかってなかったし・・・

 

その子はその子で・・・

何とかクラスで一緒に生活してたよなーーーって

思います。

 

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今の「発達障害」の方がいる家庭って・・・

どんな感じなんでしょうか?

 

少なくとも私のところに相談に来る方たちは

 

「もっとここを強化したい」

「苦手を克服させたい」

「みんなが好きなのに・・・

みんなと一緒に行動できない」

「コミュニケーションをもっとつけさせたい」

「もっと、みんなに追いつかせたい」

「学力補充をしっかり・・・」

 

みたいなことを・・・

矢継ぎ早に話される方が多いです。

 

んーーー私は・・・

 

「お子さんの好きなことは何ですか?」

「お子さんの得意なことは何ですか?」

「この先、どんな人になりたいといっていますか?」

「将来は、どんなふうに社会に

出ていきたいと思ってますか?」

「実現できるために今、必要なことは何ですか?」

 

って聞きます。

 

要は・・・

 

「お子さんの良さを見つめていますか?」

 

ってコトです。

 

人って・・・とかく、

人の「あらさがし」

をしてしまうし・・・

どうしてもそこに目が行きがち・・・

 

でも・・・それって・・・

 

どんな気持ちになるでしょうか??

 

お互い気持ちよく・・・

先に進んでいく手立てにする

ことができるでしょうか?

 

「さかなくん」のお母さんは

成績は破滅的で発達障害の息子さんを

ただ、見守り励まし続け、

一緒に楽しみながら歩み・・・

そして・・・今の彼をつくりました。

 

どんなことを言われても

 

「あの子は、それでいい」

 

と誰もが同じようになる必要はない。

他と違う子がいてもいいのだ。

とお母さんは信じていました。

息子さんに“夢中になること”を

大切にしてほしかった。

と書かれていました。

 

他の人に左右されない親としての強い信念。

 

彼は今や大学の名誉博士・客員准教授に着任し、

イラストレーター、タレント・・・

時には音楽をされたりしていましたよね・・・

 

彼はとても変わった少年でした。

けれど、彼のお母さんが

彼をみんなに近づけようと強要していたら・・・

今の彼はいなかったでしょう・・・

 

世界の成功者の中にも

特定の物事にだけ強いこだわりを示す

気質を持った人物が多く

マイクロソフトの創始者ビル・ゲイツ、

映画監督のスティーブン・スピルバーグもその傾向を

持っているといわれています。

 

こんなに“有名”にならなくても

その子その子に応じた道は・・・

見極めと出会いで

きっとできてきます。

 

それは・・・側にいる人たちの・・・

「見つめる目」が

大きく影響するのだ・・・と

いつも考えさせられています。