人気ブログランキング https://blog.with2.net/link/?1993112https://blog.with2.net/link/?1993112

福祉・介護ランキング
障がい者ランキング
障がい児育児ランキング
子育て支援ランキング 友だち追加

perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

福祉・・・個別かの原則って?

f:id:variouspeople:20201012192027j:plain


私は「障害」児を産んでから・・・様々変化してきました。

特に「学ぶ」ってことにどん欲になってきました。

座学はもちろんですが・・・それをどうやって回していくのか?

現場ではどうなのか?全てよくも悪くも・・・「考動」していきました。

その中から50代で福祉をさらに学ぶべく・・・

大学に編入しました。(まーーー座学は・・・大変!!)

その中で社会福祉を学ぶ人は・・・

必ず「個別化の原則」というものを教わったりします。

社会福祉士を目指し受験する方は特に・・・勉強するのではないでしょうか?

支援の対象を“集団”で捉えるのではなく・・・

異なる背景や課題、思いなどをそれぞれに抱えた個別の存在として

認識しなければならない・・・大きく言うと・・・そんな原則ですかね?

 

ある状況で支援者が「大丈夫ですか?」と聞いた場合、

相手が「大丈夫です」と応答したときあなたはどう対応しますか?

「はい。ではよろしくお願いします」「よかったです」

で終わってしまってはいないでしょうか?

その方の「大丈夫」は、

「本心なのか?」よくよく聞いてみないと真意、真実はわかりません。

「本当は自信がないんだけど・・・余計な心配をかけずにすませたい」

「よくわからないけど・・・聞き返しづらい」

「また手間を取らせてしまうのではないか?」

との思いが含まれているのではないだろうか?

と想像力を膨らませることが重要だと思います。

 また別の方の「大丈夫」には・・・

「なんか言って答えることができないから・・・

ここは同じ言葉を返しておくのが無難なのでは・・・」

との思いが含まれていることもあるのではないでしょうか?

他にも・・・

「質問の意図がよく理解できないけど・・・

自分の不安や困惑を相手に知られたくはない」

との思いが含まれていたり・・・

他の・・・「大丈夫」には・・・

「そうか。そうなのだ。私は大丈夫なのだ!!

大丈夫でいなければいないのだ」

と・・・自分に言い聞かせているかもしれない・・・

「大丈夫」1つとっても・・・それぞれ違うんですよねーーー

これらは、説明するまでもなく・・・

言うまでもなく、4人それぞれに異なる対応が必要となることは

明らかですよねーーー。

f:id:variouspeople:20201012192057j:plain


私も・・・

メンターから

「人と自分の当たり前は絶望的に違う」

同じものを見ていたとしても・・・見え方が全然違うんだから

そこを理解し深く刻み込んでおくように言われています。

自分の当たり前を押し付けないようにと・・・

「大丈夫です」「はい、わかりました」「知ってます」

これって

「じゃあ言ってみて・・・」って言ったら大抵言えないからって・・・

おっしゃってました。

(はい確かにやってみたら・・・言えないし・・・

言えても半分以下です。大抵・・・)

一般の方々がそうだとしたら・・・

生きづらさを抱えている人なんて・・・

もっともっと「わからない」はず・・・

それが当たり前なんだと・・・こちら側が常に思っていなくてはいけない。

じゃあどうすれば・・・わかった!!判断材料になるのか?

それは・・・相手の成果が出たとき・・・

相手が言ったとおりにできたとき・・・

本人が出した答えは「納得」して動いているから・・・

 

「個別化の原則」これって・・・

私達「支援側」と言われるものが・・・

「自分の理解は絶望的にずれているかも」「全く理解できてないかも」

そんなことを突き付けられている!!

そう思った方がよさそそうだ・・・