私と「障害」者の娘が「普通高校」を選んだ・・・ってこと
きっと・・・楽ではないって言うことは覚悟していました。
今までの小学校、中学校のように・・・
地域の近い子どもたちは、ほぼ・・・いない環境になる・・・
今までのように・・・助けてくれる人は激減するし・・・
そもそも・・・新しい環境で新しい人間関係を
1から構築していかないといけないという「はじめの1歩」がまたいる。
今まで理解してくれていた友達や先生も近くにはいない・・・
新しい日々が・・・
また更新されていくのだ・・・
でも私たち親子は・・・そこに「不安」って1ミリもなくて・・・(笑)
どちらかというと・・・
「これからどうなっていくのかな・・・」
「これからどんな人に出あっていくのかな???」
「もっと世界が広がっていくんだな」
「どんな経験体験を親子ともにしていくのだろう???」
って・・・・
期待でわくわくウキウキ・・・だった・・・(笑)
そこには・・・
困ったら・・・今まで通り・・・聞きたい人たちはそばにいる
困ったら話を聴いてアドバイスしてくれる人がそばにいる
心折れても・・・涙がこぼれるようなことがあっても・・・
大丈夫!!なんとかなっていく・・・って・・・
そばにいてくれ・・・応援してくれる人達に大きな安心感が
私たちの大きな力になっていた・・・
だってーーー今まで・・・そうやってやってきたから・・・
きっと大丈夫!!っとしか思ってなかった・・・
高校=勉強どうするの???って声も聞こえてきたけど・・・
入ってしまえば・・・
「そこはなんとかなるんじゃあない??」
っても考えていたし。。。私は何より・・・
勉強は・・・座学の中で学ぶものではない所へ重きを置いていたので
一般の方が思うような「勉強」がうちの子の勉強の形ではない・・・
って思ってもいました。
家の中を出て・・・外に向かうこと・・・新しい場所に行くこと
公共機関を使うこと、人を選んで話を聴くこと、
どれだけ世間の人の中で・・・彼女の「理解者」を彼女が
自分自身で作り上げていくことができるのか・・・
そこが・・・彼女にとっての本来のこれからの人生を支えていく
大きな「勉強」だと感じていたからです。
それは・・・私自身が・・・これから向かうべき課題でもありました。
また1つ1つ積み上げていく・・・
また1つ1つ新しいことにチャレンジしていく・・・
私が高校生の時とは・・・また違う・・・
そして自分自身が経験をしてきたことより・・・
もっと違う体験・・・「障害」児が「普通高校」へ行くってこと
それも知的にしょうがいがある子どもが・・・
無謀だとか・・・親のエゴとか・・・かわいそう・・・とか
いろんなネガティブな声も聞こえてきました・・・
でも・・・
たくさん応援してくれる仲間もいました。
「あなたたちが私たちの道を勇気をもってつくってくれる」
そういわれた方もいました。
(そんな大それたことは1ミリも思ってませんが(笑))
でも・・・この「選択」は彼女の将来にとても大きな影響を
与えてくれた・・・
ホントーーーに感謝する出会いの始まりでもありました。