「普通高校になんで？？入学させたの？？」
って聞かれたことがあった・・・
そりゃーーーそうよねーーーー
知的しょうがいではA2 で重度なんだし・・・
高校に行ったとて・・・
「勉強なんてわからんやん？？？」
って思っちゃいますよねーーー普通は・・・
でも・・・私の周りの先輩は・・・
「なんでこの子達の進路が養護学校って決めるの？？」
「選択肢はそこしかないんね？？」
「ちゃんと本気で考えて調べて動いたんね？？」
「教員はなんて言い寄るんね・・・進路指導は？？」
って・・・言われる方たちで・・・
世の中の「当たり前」にメスを入れる方ばかりだったんで
私も相当そこのところを・・・突き付けられてきました・・・
だからずーーーーっと常に「考動」を繰り返してました・・・
本当に大丈夫なのか？？？
本当にできるのか？？？って思ったこともあったけど・・・
もーーー中学校卒業も近づくと・・・人の目や世間体
人からなんと言われようと・・・ほぼ・・・気にならなくなって
たんだけど・・・
(そんなことを考える時間も暇もなかった感じでした(笑))
私が・・・先輩からいわれて・・・
様々な高校に見学に行って・・・体験を重ねていって・・・
「県立は学力がいるから・・・まず無理」
って・・・除外・・・
養護学校(現在の支援学校)は最後の砦かな・・・って思って
(まーーーどうにかしてもらえるかなーーーって感じでした)
だったら私学だ・・・と・・・思って
でもねーーー動いていく中で・・・
「そんなのお金をドブに捨てるようなもの」
「そんなお金あったら・・・後々使うことあるやろ」
「親の見栄で入れたいだけなんやろ」
「しょうがい者のくせに高卒の資格が欲しいの？？」
結構いろんなこと聞こえてきましたよーーーー
・・・でも・・・私・・・そんなことガン無視でしたねーーー
だってーーーそんなことではぜーーーーんぜんなかったからーーー
子どもと一緒に「体験入学」を重ねる中で・・・
「あーーーこの子どこっでもたのしそーーー」
って思ったし・・・
「高校生活・・・女学生生活楽しんでほしーーー」
「私がしたかったこと・・・してきたこと・・・
きっとしたいよなーーー」
って思っていった・・・
そして・・・この子はこれから社会に出るんよなーーー
もっと広い世界を知っていかないかんのよなーーーって思って・・・
もーーーっと親元を離れて・・・
もーーーっと社会の仕組みを知って・・・助けてもらえる人
探さないかんのよなーーーって思って・・・
今までは・・・同地域の小学校中学校だったけど・・
これからもーーーっと世界は広がらなくてはいけないんだよなーーー
社会はこれからやんなーーーって思って・・・
私は子どもと共に一緒に・・・
「「障害」者の社会生活を勉強していこう！！」
って決心したんです。
だからねーーーこれから「厳しいぞ―――」って覚悟があった・・・
もしかしたら・・・ひどい目に合うかなーーー
だまされるかもなーーーどっか連れていかれないかなーーー
そーーーんな心配・・・山ほどあったの・・・
だってーーー私って・・・ホントーーーはもともと
「ガラスメンタル」だし・・・「豆腐メンタル」だし・・・
ちょーーーー「ネガティブ」人間だから・・・
だからこそ・・・ここから・・・
ちょーーー石橋をたたきながら・・・彼女との日々が始まったんです。
