よくお話を聞く中で
「ひらがな表が読めないんです」
「あいうえおが理解できなくて・・・」
なんてお話を聞きます。
「困ることは・・・なんですか?」
ってお聞きすると・・・みんなと一緒ができないこと
というようなことを・・・よく聞きます。
「本人は・・・なんて言ってますか?」「本人は困ってますか?」
って聞くと大抵
「え???」って顔をされます。
手帳を持っているお子さんです。
知的に「障害」があるといわれている
お子さんです。
お母さんは困惑した顔で悲しそうに不安な顔をされています。
『私もこんな風だったのかなーーー』
ふと・・・その時にタイムスリップ・・・してみたり・・・
小学校での自分ちの子の実践・・・話します・・・
「うちはねーーーあいうえお表から言葉は教えてないのよーーー」
「え?どういうことですか?初めの方に習いますよね・・・」
とビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!されます。
「うちは・・・文字の組み合わせが言語になるって
わかることが難しいなーーー
って感じたから・・・
小さなころから絵カードなのよーーー」
例えば上記「犬」
ひらがなで「いぬ」漢字で「犬」カナカナで「イヌ」
ローマ字で「INU」英語で「dock」
このすべてが書かれたものを見せていました。
だから・・・人より順序だててできない分・・・
遅れている部分もありますが・・・
まだ人が習っていない部分を先に勉強していることもあります。
これっていまでは・・・もしかしたら・・・
「合理的配慮」って言うんでしょうか?(笑)
みんなと【同じ】ではないけれど・・・
生活するうえで・・・
「困った」ことはなかったように思います。
何より本人が嫌がらず・・・
毎日(*'▽')ニコニコ学校に行ってましたから・・・
「できない」こともあるけど・・・「できる」こともある
そんな生活でした・・・
みなさんが望む「みんなと一緒」は・・・
私は彼女の学習面で望んだことがありません・・・
知的「障害」といわれる彼女の「将来」を
先輩ママ方から聴くことにより何を今すべきなのか?
を学び・・・
私が大切にしてきたことは・・・
勉学の中の「本学」「末学」で言うと・・・「本学」でした。
彼女も私がそこを大事にしていることを肌身で感じ・・・
体感、体験していっていました。
学校で学ぶべきこと・・・私がお金を積んでも
1人では教えることができないこと・・・
全体の中での自分の居場所であったり、どう動くのか?であったり
たくさんの人の中での時間の使い方であったり
「仲間」「時間」「空間」俗にいう3つの「間」でしょうか?
私たちが子どもに望むもの・・・それってこの社会で「幸せに生きていく」
ってこと・・・
今と変わらず「笑顔で生活すること」であったりしますよね・・・
うちの子は・・・今
笑顔で幸せに仲間。空間。時間・・・すべてを手に入れています。
大きくなって大人になって・・・その成果は出ています。
小さなころの「子育て」の手間暇は・・・
大変かもしれません・・・だけどそこを惜しまず
子どもと共にチャレンジしていくこと・・・
苦しいことも楽しいことも一緒に考えてくれる仲間を見つけ・・・
そのときその時を楽しんでいくこと・・・
今・・・苦しんでますか?
ひとり相談できる人がいなかったとしたら・・・
ぜひお声掛けくださいね・・・