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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」アドラー流子育てって使えるかも・・・

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「障害」児を持つ親は、よくこういわれたりしませんか?

 

例えば・・・

自閉症なら・・・
これは脳の一部の機能が働かないことが原因で起きている症状と言われています。
だから、親の育て方や子どものやる気で問題行動が減るわけではありません。
親は、子どものできないことに目がいってしまいがちですが、できることにフォーカスして子どもと接することが大事です。

 特に・・・

子どもに指示を出すときには、必ずそばへ行き、

子どもの顔を見ながら話しかけるようにすることがポイントです。

また、長い説明は避け、短い言葉で端的に指示を出します

みたいな・・・

はいはいわかっていますよ・・・

でもねーーー家は支援事業所や支援学校ではありませんから・・・

みたいな(笑)

 

家は生活の場で家族を回しながら・・・

子育てもしている・・・

事件は机上で起きているわけじゃあない・・・

現場で起きているんだ!みたいな(笑)

そんなに冷静に日々やれるわけではないんだよーーーって感じです。

そこで思うんですよ。

まずは子どもへの声掛け云々ではないなーーーって

まずは・・・ママの思考回路自体を楽にしていく必要があるなあーーーって

アドラー心理学流子育てをお伝えしていきたいと思います。

アドラー流子育ては説明すると奥が深すぎるので簡単に・・・

大事なポイントとしては・・・

親が子どもを「叱らない」「褒めない」を繰り返すことで、

子ども自身の「勇気づけ」に繋がるとされています。

叱らない!!
叱って育てた子は、叱られないための行動を起こすようになるといわれています。
(私もそうだった・・抜け道探してたなーーー(笑))

 それが、いいことか悪いことなのかを自分で判断する前に・・・

大人の顔色を伺って行動するようになるから・・・

 

また、褒めない!!
褒めて育てた子どもは、褒められるために行動を起こすようになるから・・・

 

子どもを褒めて育てれば・・・

「褒められる状況」が当たり前になり、褒められない状況になった場合に

不安を覚えるようになり・・・

褒めてもらわなければ途端に適応できなくなってしまう。

その結果・・・

「自分がどうしたいか」ではなく、「大人はどうの思うか」を基準に

行動するようになったりするんですよ・・・😢

 

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私は知らずに実践していたのですが・・・

実際に褒めたり叱ったりしない方が親の私が楽なんだってこと・・・

褒めたり叱ったりするというのは・・・

親が子どもに干渉し過ぎている状況で・・・

干渉のし過ぎが原因で・・・自分自身がストレスが溜まって爆発して

しまうなんて本末転倒じゃあないですか?

アドラーが主張しているのは

「あくまでも子どもの自主性を尊重し・・・親はサポート役にまわろう」

って言う

「干渉役ではなく、サポート役だよ」

ってことなんです。

いきなり全て変わることは不可能なのですが・・・

とりあえず「怒らない」「褒めない」と意識していたらだんだん慣れてきました。

 

あーーーもう遅れちゃう!!みたいにイライラしたときにも

んーーー遅れたらどうなると思う?
片付けて出かけなきゃなのに片づけが終わらない!!

そんなときにも「〇時には出かけるからね」と伝える。

混乱してパニックに近い時には、面倒だけれど・・・スケジュールを書いて見せる
夜中に起きて騒いでいるときも「寝なさい」と布団をかけて寝ることを伝える

これらを続けて・・・習慣化させていくことで、

だんだんと思考が変わっていきました。

 

「もーなんでーーーー?」
「もう何回言ってもわからないの?」

 

と、言う様な場面でも

 

「親は、子ども達を怒ってコントロールするのが仕事ではないんだ。

自分で考えさせて、成長させるのが仕事」

 

と、そんな風に思考が変化していきました。

 

とにかく、イライラしそうなときには、子どもも成長するべきときなので

子どもに自分で考えさせるチャンスを与える。

自分で考えたことは行動へと変わっていきます。


とはいえ、こちらが思っている答えにならないことも今だにたくさんありますが、
失敗を繰り返しながら学ぶことが・・・
何よりの成長への近道ではないかなあーーーと思っています。

大人の方が子どもに対して失敗しない様に修正をかけてばかりいたら、

双方にストレスがたまる一方だし

失敗から学べることの方が・・・これからの成功し続けるってことでは・・・

何倍も成長が早いんですよねーーー

また、子ども達が何かしてくれたときに

「えらいね~」「よくできたねーーー」

と褒めるのも辞める・・・

アドラーの主張のように

「ありがとう」「うれしいよ」「助かった」

と気持ちを伝えるように変えていきました。

親の「うれしい」「助かる」と言った気持ちを受け取った子どもたちは・・・

気分が良くなるようです。

気分がよくなると、自分の意志で

「どうやったら他人は喜んでくれるのか?」

を考えるようになります。

アドラーの褒めない育児のポイントとは・・・
「褒められる」ためにやるのではなく「自分の意志で相手の気持ちを考える」
ということで、それは子どもの自信に繋がっていく・・・

ママに認められた気持ちが、褒められることよりも嬉しいようで

「本当?」「嬉しい?」

と目をキラキラさせていってくれることが増えていきます。

子どもというのは、親の言動をみているのですよねーーー(笑)
自ら「ありがとう」「助かる」「うれしい」と

気持ちを伝えてくれるようになります。

たまには・・・どうしても感情的になって理性を失うこともありますが、

「褒めない」「叱らない」を意識することは増えていきました。

これを実践する事で子ども達も大きく変わりましたが・・・

何より自分自身が大きく変わりました。

イライラする事が減ったし、イライラした際も・・・

 

「子どもが成長するべきときなんだ」
「落ち着くまで、もうちょっと待ってあげよう」

 

と・・・

「はやくしなさーい」「まだなの?」「何回言ってるの?」

と言わずに待てるようになってきました。

イライラや感情をぶつけるのは簡単です。

でも・・・イライラをぶつけた後の後味の悪さ・・・

また・・・子どものメンタルも心配になります。

「褒めない」「叱らない」

を続けていくことで・・・

子供たちを「勇気づけよう」と思える親に自らが変っていきます。

だから、子どもがパニックになっていても心の中でどこか

「頑張れーーー」「おうえんしてるよーーー」

「自分で自分の感情と向き合えるようになるんだよーーー」

と待つことが出来るようになりました。

この2つを取り入れる事で、得たものは本当に大きいですよ。

  • 私自身、イライラした時に一呼吸おく習慣が付いた
  • 一呼吸を置きつつ、子どもの気持ちを考えることが出来るようになった
  • 子どもが成長する為には、どんな言葉が必要なのかを考えるようになった
  • 親が変ることで子ども達も考え行動を変えていくようになった

 

プロに相談すると帰ってくるのは
 
「曖昧な言葉を使わない」
「目をみて、短い言葉でわかるように伝える」
 
とかいう方法論なんですが…

感情が穏やかでないときに・・・

それを実践する難しさを・・・

育児経験者ならだれでもたぶん知ってますよね・・・

ここでお伝えしたいのが「アドラー流子育て」なんです。

最初はなれないかもしれませんが・・・

子どもと親の成長のためにも・・・やってみる価値・・・

ありありですよーーー(^^)/