使う言葉で人生が変わる・・・って言われることがある。
子ども達の相談を受けたり・・・
「障害」児者関係の仕事をしていると・・・
『プライミング効果』ってことを意識する・・・
意識させる行動をとらせる・・・って事があります。
心理学におけるプライミング効果とは・・・
あらかじめ受けた刺激(情報)によって、行動が無意識に影響されること。
「前もって教え込む」という意味の英単語・プライムに由来しているそうです。
プライミング効果の特徴は、プライミング効果を受けた本人に自覚がないこと。
プライミング効果を実証した実験としては・・・
心理学者のジョン・バルフ氏らが1996年の論文で発表したものが有名です。
バルフ氏らの実験では、大学生を2つのグループに分けました。
一方には無作為に選んだ単語のセットを・・・
もう一方には「高齢者」を連想させる単語のセットを与え、
それらの単語を使って短文を作るよう指示。
作業終了後、学生たちの歩く速度を測定したところ、
「高齢者」を連想させる単語を配られたグループの歩行速度は・・・
そうでないグループよりも遅くなっていたのです。
つまり、「高齢者」を連想させる単語から影響を受け、
学生たちは無意識のうちに高齢者らしく振る舞ったというわけです。
これって・・・使い方によっては・・・プラスにもマイナスにも・・・
なる事案だとは思いますが・・・
研究によって・・・こんな証明がなされている・・・って事は・・・
これって子ども達のために・・・よく使えるなーーーって思って・・・
私は支援の中で・・・結構使ってるんですよーーー
私の周りの子達は「障害」児者が多いのですが・・・
よって・・・自己肯定感や自尊感情ってものが・・・極端に低い子が多いんです。
周りと比べて・・・「できない」「劣ってる」「遅れてる」
そんなことばかり言われたり・・・
養護すべき人。かわいそうな人って周りからみられることもあって・・・
とても
「自分大好き」「自分ってありのママで最高!!」
なんて思えている子は少なくて・・・
だから・・・今やってみたいことを書かせたり
夢や希望・・・「こうなったらいいなーーー」「こんなこと素敵だなーーー」
ってことを言葉にさせたり・・・書かせたりして・・・
自分の心根に眠っている願望を聴いて・・・視覚化あいたりしています・・・
「きっとできるねーーー」「今は難しいけど・・・これからできる」
って・・・言葉を前向きな言葉に置き換える・・・って事・・・
口癖にした方がいい言葉を・・・常に見えるところに貼っておく・・・とかね
よくできた日のことを思い出して・・・その時の再現をやってみる
とにかくネガティブをすべてポジティブな言葉にことごとく変えていく・・・(笑)
落ち込むことさえも・・・それがどんな効果なのか?ってことを話したり
どんな出来事も・・・
「いいねーーー」ってことにするんです・・・
だって・・・すべて経験に変わるってことですもんねーーー
これを上手に使いこなせることで・・・やって行くと
子ども達に向かいあうとき・・・
子ども達の顔が・・・ぱあーーーって明るくなるんですよねーーー
ぜひ・・・皆さんも上手に使いこなしてみてくださいねーーー