「価値を高める」
「障害」児・者に関わっていると・・・
この方々の「価値」ってすごいなーーーって思う瞬間に
よく出会うことがあります。
そして出会った私は・・・
この方々の
「価値を高める行動がいかにできているか？」
と自分に問うことがたくさんあります。
ある著書に
「価値を高める」
という章がありました。
お客様が価値を実感する・・・その分岐点
「感動分岐点」そこを超えると想像を超える出来事が
おこってくるようです。
その内容が７つ書いてありました。
１、「価格」が高くても商品やサービスが売れるようになる
２、商圏[マーケット]が大きくなる
３、クレームやトラブルが減る
４、マスコミなどで取り上げられるようになることからPR?・宣伝費
を抑えられる
５．口コミ効果をもたらす
６．リピート率が高まる
７．働く人々のモチベーションが高まる
詳しい内容はそれぞれに書かれていましたが・・・・
最近・・・まさに・・・
そこを感じさせられるようなことが・・・
次々に起こっています。
「障害」児・者だから・・・
保護すべき存在・・・そんなこと思ってませんか？
「できないことがたくさん！！できるようにしなきゃ」
なんて・・・躍起になっていませんか？
「何か才能を見つけて・・・そこを伸ばさなきゃ」
「迷惑をかけないように・・・」
「社会に適応できるように・・・」
何だか・・・
子ども達の話も聞かずに躍起になっていませんか？
ある事業所でのメンバーとの会話・・・
「ちょっとお話ししながら仕事いいですか？」
「いいよーーなに話す」
「初任給って何に使いましたか？」
「なんでーーーなんか買いたいモノあるの？」
「いや、とくには・・・」
(この日は前月分の工賃の支払日・・・
今月から入ったこの子にはまだない・・・皆勤賞をもらっていたので
気になったのかな？)
「私は両親にささやかなプレゼントをしたかなーーー」
「何をしたんですか？」(彼の給金では無理かなーーだったんで)
「２人が好きなものだったかなーーー」
(彼は母子家庭)
「前に給料もらうことあったの？」
「バイト代で少なかったので何もしたことがなくて・・・」
「そうなんだーーー」
「はい」
「お花とか誰でも嬉しいし・・・ハンカチ、タオル１枚でも
好きな果物、食べ物でも・・・子どもからもらったなら
何でも嬉しいなーーー」
「そうなんですねーーー」
そんな感じの会話をした・・・
彼はADHDで就労移行支援所からやってきた面白い子
だけど・・・きっと社会で理解が得られなければ・・・
とても生きにくい子・・・
トータル・サティスファクション
そんな言葉を思い出した・・・
仕事というのは・・・
目の前の仕事を終わらせることだけを考えるのではなく
その仕事を通してどれだけの人を幸せにできるのかを考えて取り組む
ことが大切！！って意味
彼らに関わっていると・・・そうだなーーー
これからどんな風に・・・どうやって・・・
私もあなたも彼らも・・・それを取り巻く人たちも
ずーーーっと連鎖していく仕組み・・・
つくっていかなきゃなーーって実感する・・・
